ブログのコメント欄にHさんの質問がありました。
実は去年は元旦から3日位で帰国したのでその後の状況は知りませんでした。
大晦日や元旦ほどではありませんが、1週間過ぎても“爆竹&花火”はおさまり
そうにありません。
先日我が家を訪れた中国人の友人に尋ねました。
「この音はいつまで続くの?」
「旧暦の1月15日の元宵節までですよ。 今年は28日ですね」
「元宵節」? 中国には沢山の“節”があります。
早速調べてみる事に。 以下はPCの資料です。
【元宵節の起源は?】
元宵節は旧暦の1月1日である春節から15日後に訪れる新年最初の新月の日である。その歴史は非常に古く、古代中国の漢文帝(紀元前2世紀ころ)が諸呂の乱を平定した日が正月十五日であり、これを記念して元宵節と定めたのが起源といわれている。
【正月を締めくくる大事な日】
中華圏では旧暦の1月1日に当たる春節を迎えると、爆竹を鳴らし、親族が集まって美味しい料理を食べるなどといっためでたい雰囲気に包まれるが、その正月の終わりを告げる節句が元宵節である。
元宵節を迎えると、人々は家族そろって「元宵」と呼ばれる団子を食べる慣わしがある。この団子に関しては、あんこの量が団子全体の20%以上であること、糖分は30%以下であること、あんこがはみ出でいないことなどといった国家基準品質が設けられているというから驚きである。
その具には胡桃と白砂糖、黒胡麻には砂糖など十余種類が数えられる。北京地方では「元宵」と呼び、江南地方では「湯元」という。
人々は十五夜に象ったものを食べ、家族の、そして全国各民族人民の団結を願うのである。
多分これに似たようなものだと思います。(我が家の冷凍庫にあった物)
中にゴマ餡が入っていて美味しいので知らずにお八つに食べていました。
これを茹でてそのまま食べたり、黒蜜をかけたり、甘いスープのようなものに入れて食べるようです。
また、元宵節は別名「提灯祭り」「ランタン祭り」とも呼ばれており、その名が表すとおり提灯を飾る慣わしがある。色とりどりの提灯に彩られた街は幻想的な雰囲気に包まれ、それとともに正月に別れを告げるのである。
大連でも大きな公園で賑やかに提灯祭が催されるようですが、運悪く28日は安息日ですね。
中国にいると色んな行事を通して家族の大切さをよく教えられます。
日本では忘れられている本来ならこうあるべき姿というものによく気づかされます。
戦後直ぐに生まれた私、子供の頃に家族で色んな行事を楽しみ母の手作りを
家族で喜んで食べた事を思い出しています。