今日は朝一で、Mさん希望の「青島ビール博物館」へお土産を買いに行く
「青島ビール博物館」は青島の台東エリアの一角にある
お酒を飲まない私たち夫婦は興味が無いので行ったことは無かったが、
青岛啤酒街に入るとがらりと街の雰囲気が変わってきた
何とも面白い街並みが続く (好い写真が無く雰囲気が伝わらないと思うが・・)
Mさんも「面白い所ね!」と興味深そう。
同学によると「博物館の中は大してして観るものはない、入館料も高いし出口の方へ回ると記念品売り場がある」と
教えてもらっていたので・・まずは入口を確認しし、記念品売り場へ直行する
私もMさんに倣ってPCのマウスパットを記念に買う
休憩所にはテーブルが置かれ
ビールが飲めるようになっている。
お買い物を済ませ、タクシーで旧市街地の中山路エリアにある天主堂に向かう
暖かくなったのでここでも結婚写真を撮っているカップルが10組以上もいる
今日はお日柄が良いのか敷地内のレストランでは2組の結婚式が予定されていて
私たちが到着してすぐに新郎新婦を迎えるための“おばさん楽団”の演奏が始まる
赤い衣装を着たおばさんたちが(今日は二人ほどおじさんがいた)太鼓とシンバルを打ち鳴らし賑やかに歌い舞う
以前に聞いた話だと邪神はこのシンバルの音が苦手で退散するのだそうだ
休憩中のおばさんに尋ねるとすぐに新郎新婦が到着すると言うことなので演奏を見ながら待っていた
このおばさんたちは仕事で派遣されてきているらしいのだが、表情が素晴らしい!
見ているこちらも幸せになるような笑顔で楽しそうにシンバルを打ち鳴らしステップを踏む
獅子に迎えられて新郎新婦の乗った車が到着
大砲の形をした物から花火を打ち上げると紙吹雪が舞う
車を降りた新郎新婦は車の前に立って、しばし獅子舞の歓迎を受ける・・友人たちは手にした紙筒のようなものから
(クラッカーのような)音を響かせ、紙吹雪を新郎新婦に向けて放つ
式場に入る前にもう一度おばさん楽団の祝福を受ける
その後、入り口付近で、キスを交わし新郎は新婦をお姫様抱っこして式場に入って行く
これが一般的な流れだが・・最近随分簡素化されていると聞く
これ以前にも早朝から、新郎宅での儀式⇒新婦宅での儀式を終えてやっと式に臨むのだから
新郎新婦は大変だろうと思う
近年、中国の離婚率はうなぎ登り!
今までは偶然通りかかって断片的にしか見たことのなかった儀式を始めて初めから終わりまで見ることができた
こんなに大変な思いをして結婚したのです・・・末永くお幸せに
この後は徒歩で桟橋まで歩く
何と人の多いこと! これからが青島の観光ピークとなる
お昼はマイカルの付近に新しくできたお蕎麦屋さんでお蕎麦を頂く
とろろ蕎麦
夫が同学から「日本で食べる蕎麦と全く同じ!」と聞いていて、一度行ってみたかったお店
店頭のブースで若い職人さんが蕎麦を打つ
打った蕎麦を切っていく音が心地よく響く
K市から飛行機で3時間もかかる青島までわざわざ出かけて下さったMさん
青島を随分気に入って下さって、「とても良い街で生活しやすいわね!」と言って下さる。
駆け足の観光で十分な案内ができなかったが、出かけてきてよかったとの思いで帰って行かれたことに大変感謝している。
Mさん、ありがとうございました!
これからも中国の地でお互い元気に楽しく過ごしていきましょう。 お疲れが出ませんように