雨が本降りになった中、バスは「義江縁」に到着です
「義江縁」は中国のPCのサイトの説明では「整个古朴的村庄为基调,配上苗 、瑶 、侗 、壮等多个少数民族特有风情的完美演绎・・・・」 「ミャオ族、ヤオ族、トン族、チワン族などの少数民族が昔ながらの風情で民族特有の物を展示したり演じたりしている・・・」と説明しています
事前にガイドさんから説明はあったのでしょうが、早口なのでよく分かりません。
着くとすぐに池に浮かぶ船に乗るように言われます。
船頭さんは手漕ぎとモーターを使って巧みに船を進めます。
ガイドさんは雨合羽と笠を被って外に立って説明をします。
池の周りには色んな設備があって、少数民族の女性たちがパフォマンスをして楽しませてくれます。
小舟の舳先立っている女性とは「対歌」と言う歌を歌いあいます。
ガイドさんが私たちにも教えてくれましたが、なかなか面白い歌で楽しめました。
少数民族の状況を紹介するコーナーには色んなパネルや展示物が置かれてありました。
中国には56もの民族がありますが、旅行をするとこの少数民族に会えるのが楽しみでもあります。
中ではガイドさんが詳しく説明をしてくれます。
私が特に興味を持ったのはこれ、船から上がって直ぐの高台に設置されていて、どんな意味があるのだろうと思っていたのです。
これはヤオ族が崇拝している「牛頭神鼓」。 台座には「精神の支柱、崇拝のトーテム、信仰のシンボル」と記されています。
サムネイルの写真には経緯が書いてあります。 文字数の関係で説明できませんが興味のある方は訳して見て下さい。
屋外には染色した糸が干してあり、側では若い女性たちが糸を紡いでいます
別の場所では中年の女性たちが刺繍をしているようでした
機織りの実演もやっていました。
友人が機織りをしている関係で興味深く展示物も見ましたが、日本の物と大差がないようでした。
日本でも色んな技法がありますが、この織物はとても細かな模様でした。
演芸場?
出し物はチワン族?の歌と踊りのようでした。
女性たちが集まって働きながらおしゃべりをしていると、若い男性たちがやってきて女性に声をかけます。
女性たちは無視をするのですが、その中の一人が笛の名手?で笛を吹き始めます。
遂には彼女たちの心も和み仲良く連れだって行った・・・・ように感じましたが。
その後は観客との交流です。 3人の観客が連れ出され、若い女性とペアになって結婚式を挙げる?
???ばかりですみません。
最後は他の観客も交じって簡単な民族舞踊を踊ります。
私は踊ることはできませんでしたが、皆さんとても楽しそうでした!
その後の道には太鼓や竹琴が吊るしてあって、バチを借りて叩きながら歩きます。
ヤオ族の1部の女性(紅瑤)は少女の時から髪を切らずに伸ばしています。
髪のすき方や束ね方の実演です。 この女性は途中で2回付け毛をしました。
未婚と既婚では束ね方が違うようです。
盤王はヤオ族の始祖と言われる人です。 ヤオ族の住んで居る所には必ず盤王殿があるようです。
船から見えた長い廊下です。 天井には一般人が描いた絵が掲げられています。
廊下の最後にはテープが張られ少数民族の若い男女が待っていて彼らの言葉で挨拶をすると通してくれました。
少数民族の料理を食べられるお店もありましたが、私たちは時間がなく食べることはできませんでした。
ここの少数民族の紹介です。
壮族:以歌声闻明世界的民族 チワン族は歌が上手いと評判の民族です。
苗族:服饰最美丽的民族 ミャオ族は衣裳が最も美しい民族です。
侗族:以建筑,歌舞、好客见长的民族 トン族は建築、歌舞、客のもてなしに長けている民族です。
红瑶是我国瑶族中的一个部分、 ヤオ族は「XX瑤」と呼ばれる沢山の呼称がある民族。
喜穿红衣裙而得名。而且红瑶女子自古以留长发为美、世界“第一长发族”。 この地方のヤオ族は「紅瑤」と呼ばれるヤオ族で、赤い服を好み女性は世界一長い髪を持つ民族です。
明日はいよいよ桂林最後の日です
なかなか見られないのでとても興味があり、
モコポリさんのブログで見せていただいて楽しかったです。
特に髪の毛の長い女性、すごいですね。
髪の毛洗うの大変そう!!とくのも!!一日にどのくらいの
時間を髪の毛にあてているのでしょうか。
日本の環境ではなかなか伸ばせないですね。忙しくて。。
私は旅行で彼らに出会えるのを楽しみにしています。
今迄、満州族、チベット族、チワン族、ミャオ族・・・などに出逢いました。
彼らは独特の文化を持ち、それに誇りを持って生活しています。
彼らの内の若い人たちが観光にスポットを当てて、民俗芸能を披露しています。
何よりも自然な生き方に魅力を感じます。
私たちはもう近代的な生き方を満喫しているので、そういう生き方は出来ないと思いますが、子供たちと遊んでいる姿や仕事をしている姿はゆったりとして、時間に捉われていることはありません。
中国に来て、私も幾分ゆったりと生活できるようになりましたが・・・。