旅行二日目～南京③；玄武門、玄武湖公園

14：10に霊谷寺見物を終了、近くから路線バスが出ているそうなので列に並ぶ

バスはなかなか来ず、やっと来ても列が長いのでなかなか乗れない

2台目のバスだったか・・並んでいた人が乗って止まった後に、並んでいなかった人たちが大量に乗り込んだ

「酷い！　横入りじゃないの？　誘導している人もどうかしてるんじゃない！？」と、思っていたら

次のバスがきて・・夫が「座りたい人は乗らないから、座らなくてもいい人は乗っていいみたい」と言うので

次のバスには座れるかと思ったけれど・・早くこの列から抜け出したくて満員のバスに乗り込んだ

こんな一寸したことでも習慣の違いで嫌な思いをすることもあるんだなぁ

 

なかなか市内に着かない・・長く立っているのも辛い物で、段々足も痛くなってくる

すると私の傍に立っていた女性が後ろの段（バスの後部が2打㎜程高くなっている）に紙を敷いて座り込んだ

私も座ろうかどうしようかと迷っていたので・・すぐに横に座った

女性はすぐに話しかけてきた・・歳を聞かれたので正直に言うと「若い！」と信じられない様子

中国人の私くらいの女性は本当に老人に見えるので無理はない

彼女は先日私たちが旅した荊州から来たと言うので旅行の話になった

段があったとはいえ・・日本ではできないことで（しかも満員の車内）

中国人の細かいことを気にしないこの大らかさはとても心地よい

バス停に明故宮minggugongと言うのがあったので夫が下りて行ってみようと言う

着いてみると・・そこは南京明故宮遗址yizhi公园（遺跡公園となっている）

調べてみると

南京の紫禁城は現在の故宮公園であり皇城の中に宮城があり、現在の故宮公園はかつての
宮城の一部であり、門や主要建築物の石壇が残っている。ちなみに北京の紫禁城（故宮）も
明の北京遷都の際、南京の紫禁城を模して建てたものであった（南京の紫禁城は靖難の役の時
攻城のあげく、焼却されてがれきとなった）。

すぐに地下鉄に乗り・・玄武門（玄武湖公園）に向かう

地下鉄の駅から玄武門への道すがら・・

　障害者の男性が座り込んで色チョークで何やら字を書いて居て人垣ができている

手が不自由らしくチョークを腕に着けて書いているのだが・・判で押したようなきれいな字

何て書いてあったのだろう・・立ち止まって、ゆっくり読む時間もなかった（こんな時いつも後悔する）

　中国人はとても綿菓子が好きだが・・この通りには5ｍ置き位にバイクに積んだ

綿菓子器で綿菓子を作って売っている・・あまりの多さに驚く（商売として成り立つのだろうか）

 

玄武門に到着

なかなか立派な門・・・どういう歴史があるのか知りたいと思い調べてみたが見つからない

　夫は又もや多分歩けるはずだからと登って行く
　高い所から手を振ってご機嫌　　
　やはりずっと歩けるようになっていたが途中で降りることが出来ないので止めたと、
すぐに降りてくる
　この後、観光する筈だった鶏鳴寺も見える

 

玄武湖公園へと急ぐ

　　とても広い湖なので遊覧バスもあるようだが時間がない

 

もうすぐ5時になろうかと言う時間・・まだ沢山の人がボート遊びをしている

さて、5時も過ぎたので暗くなる前に夕食に行かなければならない

旅行に出る前にPCで得た情報で・・獅子橋美食街にある獅子楼と言うお店を探さなければならない

それに、好い子は・・暗くなったら早くお家に帰らなければなりませんから

冗談ではなく・・・私は暗くなった後、外をうろうろするのは嫌いな（怖い）のです

生まれたのは都会でしたがすぐに父の転勤で田舎に移って育ちましたので・・その習慣が抜けないのです

60数年前の日本の田舎も今の中国のように　・・・人さらいが出ていたのですよ

 

では、そろそろお店を探しに出かけましょう