mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

久し振りにカレーで昼食

2014-06-11 13:41:55 | 日々の出来事

今日は先日一緒に食事をしましょうと、声をかけておきながら

せっかく作ったカレーを焦がしてしまったので失礼をしてしまったKさんをお誘いして

一緒に昼食を摂りました

昨日、急にカレーが食べたくなって、作っておいたのです


午後1時半からは・・夫の瓢箪笛のレッスンがあるので余りゆっくりできませんが

Kさんとゆっくりお話しするのは本当に久しぶりです


Kさんの近況を伺いながら楽しくお食事をしました

彼は仕事をしながら勉強をしているので、大変なことも多いようです

Kさんは今、青島で開かれている「2014 青島世界庭園博」のS市庭園の担当者として日々奮闘しています

 

偶にはこうしておしゃべりをしながらお食事をするのも息抜きになって良いかもしれませんね


授業中に・・・PLANK

2014-06-10 13:37:57 | 学校

1,2時間目は担任の老師の綜合課の授業です


N老師はとても厳しいのですが、とても分かり易く楽しい授業です

今日も新しい課に入って・・新単語の説明を受けていました


忙里偷闲mang li tou xian”(忙しい中から暇な時間を見つけ出す)と言う言葉が出てきた時に

「皆、忙しくて運動なんかできないと思うけど、どんな時に時間を見つけて運動をしてるの?」と質問されました

“每天很忙,但是我(睡觉之前)忙里偷闲地做运动。”(私は毎日忙しいけれど(寝る前)に時間を作って運動をしている)

この文の( )の中の言葉を換えて言うようにいわれます

起床後すぐ、放課後・・・など答えはまちまちです


老師はどんな運動をしてるの・・我毎天睡觉之前做plank。(私は寝る前にplankをしてるの) と言われましたが

plank?・・・誰もplankを知りません

老師は班長の君を呼んでやってみるように言われました

君は腕立て伏せを始めました・・・「違う違う!肘から床に付けて動かないの。どれ位やっていられるか時間を計ってみましょう」と老師


彼は韓国の軍隊で2年間鍛えられていますので、老師の要求に応えて頑張っています

 

我が班のもう一人の王子君も黙ってはいられません

腕立て伏せではなく、この状態でじっとしているのです

君によると肘を付けてするより、こちらの方がきついそうです


皆の要求がエスカレートして

片手でもできる?・・・無論、彼は軽く要求に応えます


老師までも・・指だけでも出来る?

彼は簡単にやってのけました・・・拍手! 拍手!


あれ? 今、体育の時間ではありませんよね!

老師によると・・このplank(平板支掌pingban zhizhang)は今とても流行している運動らしいのです

減量にも効果的な運動なので、皆も5秒からでいいから始めてみたら?と言われました

皆さんはご存知でしたか?

 

3,4時間目は閲読の時間でG老師は授業に出て来られましたが・・体調が悪いと

自習をするように言われて帰られました


皆、教室に残って自習などするはずもなく、ほとんどの同学が帰ってしまいましたが

君と君は日本人のさんを先生に日本語の勉強を始めます


韓国人の君は学期が始まってすぐに「3か月で必ずマスターします!」と意気込んでいましたが

もう少しかかりそうです

ロシア人の君も最近熱心に日本語を勉強中です


そして・・・覚えた言葉を私の所に通じるかどうか試に来ます

最近、「あなたはとても綺麗です!」と何度も言われるので・・「年寄りをからかうものではありません!」と言ってやりました(これは中国語)



授業中に色んなことを取り入れて、中国語が身に付くように配慮して下さるN老師

“忙里偷闲”は使えるようになりましたよ!

中国語を勉強中の方へ・・・忙里偷闲+地+V が構文です(をお忘れなく)

 

授業中も休み時間もとても楽しい我が301A班です


敦煌莫高窟

2014-06-09 13:17:15 | 学校

今日の天気予報は雷雨となっている・・とても肌寒い青島ですが

下校時に少し雨がパラついた後はお天気が回復しています


今日から文化課の老師が妊娠されたので・・代替の若い老師が来られました

本科の時に日本語を専攻したのだけれど・・すっかり忘れてしまったそうです

これからは日本語を話題に親しくお話しすることにしましょう!


 

今日から・・「中国の石窟芸術」について学びます

教科書には中国の“四大石窟”として・・・①敦煌莫高窟 ②雲崗石窟 ③龍門石窟 ④麦積山石窟が挙げられています

私たちはすでに②と③は見物しています


以前から、夫と敦煌に行きたいと言っているのですが・・私が砂漠の中を旅行するのは身体的に無理だろうと延び延びになっています

今日授業で写真やDVDを観て・・・私は絶対に行きたいと決心しました

それに最近は喘息の発作が起こらなくなっているので、後は足の問題だけなのです


敦煌は夫の手作りでは無理なことが多いと思われるので・・中国人の団体旅行に潜り込むのが一番だと思えます



放課後、夫に私の意見を伝えました

勿論、夫も是非行きたいと思っているので反対はありません

問題は敦煌に行く時期なのです・・授業に障りのない時に都合の良いツアーがあれば言いのですが

 

これからどんなツアーがあるのか時間をかけて調べてみようと思っています


これってミラクル!?

2014-06-08 14:11:18 | 日々の出来事

先々週だったでしょうか・・私が重宝して使っていたスプーン型のゴムべらが見つかりません


私は毎朝、大麦とキウイ、ヨーグルトをフードプロセッサーでスムージー状態にして食べています

フードプロセッサーの周りに付いたものは普通のスプーンでは綺麗に取れないので

いつもこのスプーンを使って綺麗に取っていました


私は戦後すぐの生まれなので、母に“もったいない精神”を叩き込まれでいます

蓋の裏についたものや小さな瓶の底に残ったものなど

そのまま捨てることはできないのです

 


私は夫に協力してもらい・・ありとあらゆる所(もしかしてふとしたはずみに落ち込んだのでは?とゴミ箱まで)を探しました

でも、どうしても見つかりません

随分長く使ってきた物なので・・・今度の帰国時に買ってこようと、決心したものの


その後も、朝になると思いだし・・神様にどこにあるのか教えて下さい!と祈ったり

スプーンにも「どこに隠れているの? 早く出てきて!」と大声で叫んだりしていました


夫は諦めの悪い奴だと思っていたに違いありません

どこかに売っているのではないか、探してみれば?と言い始めました

 

と こ ろ が・・・・


 

先週の日曜日に教会に行くために夫が背広に着替えました

「あっ、こんな所に・・・ある!」


夫が取り出したのは・・・例のスプーンです


どうして?  どうして?  どうして?


誰かが故意に隠さない限りは、背広のポケットなどに紛れ込む筈はないのです

 

私は天のお父様に感謝しました!

私が諦めずにスプーンを必要としていることを訴え続け

いつもスプーンに関心を持ち続けていたので

神様が探し出し、夫の背広のポケットに入れて下さったのです(と、思うことにしました)



私は決してケチな人間ではないつもりです

神様から頂いたものやお預かりして使わせて頂いている物を

大切にしたいと思っているだけなのです


歯磨きのチューブも無くなっても、中にくっついている物も半分に切って綺麗に無くなるまで使います

これって物のない時代に育った私にとっては当たり前のことなのですが

娘には「お母さん,そんなけち臭いことは止めて!」と言われてしまいます

 

日本人の“もったいない”という言葉は世界でも有名で・・私は日本人の好い特質だと自負しているのです

中国語では浪費langfeiと言いますが・・私は学校でも日本語で“もったいない”を連呼しています

 

これからもどんな物にも関心を失わず、大切にしていきたいと思っています


大同→北京(車窓から)

2014-06-07 20:03:40 | 旅行

 いよいよ旅行の最終日・・北京から新幹線で青島に帰る予定で北京行の長距離バスに乗ります

バスの発車は8時なのに・・早く目が覚めてすることのない私たちは、7時にはホテルを出てバスセンターに行きます

改札までの30分、待合室で周りの様子を見ていました

 

大同は地方都市なので、この様な大荷物を担いだ人たちが沢山います

改札の係員も大袈裟なタスキをかけています

中国では腕章ではなく、大きな空港やホテルでもこの様なたすき掛けの人がいます

座席は1番前で景色がよく見えて嬉しいと思ったのですが、フロントガラスがとても汚れています

ふと見ると横に停まっているバスの運転手さんは懸命にフロントガラスをモップで拭いています

こちらの運転手は運転席に座って発車時間を待っているので・・隣の様子を見て自分も綺麗にしようと思ってくれないかと

期待していたのですが、何のために乗っているのか分からない制服をきた女性と私服の女性の三人でおしゃべりをしています

女性の横の制服の男性は出発の手続きなどをする係員で途中でおります

彼女とは北京に着くまで(仕事の話しか、個人的な話か)ずっとしゃべり続けていました

バスセンターから大通りに出るともうこのような渋滞です

8:24;煙がもうもうと上がっています・・空気汚染の1因ではないでしょうか

8:27高速道路入口

10:26;河北省 宜化PSでトイレ休憩(ここでは大丈夫な気がして下りてみました~まあまあ) 10:40出発

10:50;沢山のビニールハウス・・何が作られているのでしょう

10:43;北京のお店に売られていくのでしょうか? 乗客は沢山の豚さんたちです

10:56;山にはあまり木が生えていません

11:11;沢山の小さな木・・何処かに植樹をするための木を育てているのでしょうか

11:16;風力発電の羽が見えます

11:30;この様なふしぎな物を積んだトラックが何台も走っています・・夫は風力発電の羽だろうと言っています

11:49;山の稜線に何かあります・・夫に「あれは何?」と聞いたところ「万里の長城だろう」と言うので驚きました

最近、万里の長城について学んだばかりなので興味があります・・皆さん、万里の長城は八达岭badalinだけを想像されると思いますが

東の鴨緑江から始まり西の嘉峪関まで延びて、長さは約21196.18あると言われています

稜線に見える建物は・・敌台ditaiと呼ばれる武器を保存したり、兵が仮眠をとる場所であったようです

私たちは八达岭居庸关juyongguanからも登ってみました (当時のブログをリンクしています)

念のためにアップで撮ってみましたが・・間違いないと思います

11:56;大同を発って4時間が過ぎようとしている所・・そろそろ北京でしょうか

12;19;ビル群が見えてきました・・もっと霞んでいるのかと思ったのですが、大丈夫なようですね

12:47;北京市内です!  やはり車が多いですね

13:03;北京 六里橋バスセンターに到着です・・・5時間少しの車窓からの旅はいかがだったでしょうか?



これで今回の私たちの旅の記録は終わりです

この後に起こった出来事は・・旅行記の第1ページに記しました


今回は交通の便があまりよくなくて、戸惑ったこともありましたが

歳を重ねてきたおかげで・・・拝観料が無料の所が多く、打包のお蔭で食費があまり必要ではなくで経費がとても削減されました

まだまだ行きたい所がたくさん残っています

元気で楽しい旅が出来る様に、日頃から健康に気を付けて生活をしていきたいと思います


長い間お付き合い頂いてありがとうございました


RS活動

2014-06-07 15:58:57 | 教会

今日はRSの活動で会長のH姉妹宅で料理をします


青大の英語教師の姉妹たちと地図を片手に一緒にバスに乗って出かけます

皆さん英語しかしゃべれませんので、こういう時は私の中国語が役に立ちます

何度も運転手さんに降りるバス停を確認します

私も初めて行った所なのですがとても閑静な住宅街の様です・・此処で海洋大学の姉妹たちを待ちます

約束の時間にH姉妹のお子さんが迎えに来てくれ、お宅に向かいます


中には住んでいる人が鍵を使って門を開けないと入れない高級団地です



H姉妹の了解を得て、お部屋を拝見し写真を撮らせてもらいました

二人の息子さんの伝道荷物も準備ができています

活動担当のP姉妹のご挨拶で開会です


先ずはバナナのスムージー

ミキサーに,バナナとヨーグルトと氷をを入れ撹拌します 簡単にできました

とっても美味しい! 口に合ったヨークルトを選ぶのが骨でしょうね


続いてミニピザを作ります

 生地が独特です

①ハンバーガーのパンより一寸大きめの堅めのパン(市販)を薄く切り

 ピザソースをたっぷり塗る  準備しておいた具をのせチーズーたっぷり乗せる

今日の具は玉ねぎ、赤黄のパプリカ、マッシュルーム、ミニトマトでした

間もなく伝道に出る二人の息子さんも真剣に見ています

後はオーブンに入れて焼き上がるのを待ちます



次はカルボナーラスパゲティーを作ります

→②→③→④→⑤

①みじん切りのにんにくとネギを炒め ②別に炒めて置いたベーコンを入れる ③そこに茹で上がったパスタを入れる
④ベーコンとパスタを好くからませ、溶き卵をゆっくり流し入れ馴染ませる ⑤生クリームを入れて混ぜ合わせれば出来上がり
⑤の写真を撮り忘れました  *味見をして塩加減を適当に調整するのを忘れないで下さい

 

グリーンサラダも作ります

ちぎったレタスにオリーブ、薄くスライスしたオレンジ、ゴマ、ローストして刻んだアーモンドなどを入れて混ぜれば出来上がり

ドレッシングはマンゴージュースにビネガーと塩を入れて作ります



全て出来上がりました!


カルボナーラは孫のMが大好きなので外食時にはよく食べていましたが、カロリーが高いのと、作り方が難しいのではと敬遠していたのですが・・これからは我が家でも作って食べて貰えそうです

食後はフルーツなどを頂きながらおしゃべりタイム・・・


でも、英語教師として派遣されてきている姉妹たちは、1か月一寸で帰国してしまうのです

それにRS会長のH姉妹もご主人の仕事の都合で蘇州に引っ越されます


寂しくなりますが・・・それぞれのあるべき場所で頑張って行きましょうね


2階建てバス観光

2014-06-06 14:37:16 | 旅行

朝、公交四公司行のバスを待つ間、街角ウオッチングをしていました

端午節が近いのでおばさんたちが粽の葉を売っています(マーケットもあるのにこういう所で買う人が結構いるのです)

その傍では出来上がった粽も並べられています

もう少しこちらに来ると横断歩道があるにも関わらず・・女性が二人フェンスを乗り越え始めます

一人の女性はスカートを穿き、買い物した荷物を持っているのに・・

これは中国に来て初めて目にする光景です・・珍しい事ではないらしく、続けて何人もここを跨いで行きました

何とも大胆な行為です!



この様に今まで経験しなかった事や風景を目にしたので紹介してみたいと思います

雲岡石窟を後にし、バス停に来ると・・・大同駅行の2階建てバスが来ました(一人2元)


時間にゆとりがあるのでこのバスに乗って車窓からの景色を楽しむことにします

2階の1番前の席に座ると、周りの景色がよく見えます

青島の私たちが生活している所では、余り見ることのない大量の荷物を積んで走っている小さな車

ある方が“アクロバット走行”と、名づけられました

途中に風力発電の羽が沢山見えます・・・中国では火力発電所が結構あちこちにあるようです

同業の二人?のアベック走行・・・お話をしながら走っているのかな?  交通違反ですよ!

バイクの事故・・・自損事故の様で、ご本人が傍で電話をかけています

前の三輪車のようにゆ~っくり走れば問題なしです・・しかし、誰も関心を示さないようです

市内に近づいたころ・・・ロマンティックな場面に遭遇 一寸シャッターを押すのが遅かったようです ハッキリしませんね

しかし、背中に回った手ははっきり分かるでしょう!

三輪自転車の果物売りのおじさん・・・大きな交差点を斜め横断です

あっという間に大同駅に到着です・・・訳の分からないところでバスを下されました

一寸歩くと、バス停があったので、表示を見てみると・・・大同大学行のバスがある

これに乗りましょう!   即決です



バスは2階建てではなかったので一人1元です

よく見ていると・・・小さなお店が立ち並ぶこの辺は、路の上ではなく階段で数段上の所にお店を作っています

閑静な住宅街?かと思ったら・・・学生宿舎でした

大同大学正門・・・まだとても新しい感じです 何処からか移転してきたのかも?

躊躇する夫を後に、正門から学内に入ってみます・・・2時過ぎだったので、午後の講義に急ぐ学生たちでしょうか

一寸声をかけて話して見たかったのですが、夫に急かされて・・できなくて残念!

宿舎方面へは地下道で繋がっています

反対側の路上には学生目当ての露天が並んでいます

学生たちの1部は地下道を通らず渡ってきます・・・荷物を大積みにした3輪車が長閑に走って行きます

 

市内に戻るバスは2階建てバスだったのでやはり景色が違います

この地方ではとても働き者の3輪トラック・・・目一杯の荷物を上手に積んでいます

スピードを出すと振り落とされそうです

大型店舗前の広場には沢山の小店が並びます

3輪タクシー? ではなさそうですね・・・


バスはどこ行だったか見落としましたが・・偶々、雲岡石窟に行くバスに乗った停留所の近くに停まりましたので、

そこでバスを乗り換え、

ホテル近くまで帰って来ました

バス停前ではやはり横断歩道までいくのが面倒でフェンスを乗り越えて行く人たちが居ます

日本で言う、宅配便業者の様です・・・青島の宅配はオートバイが主です

これは大きなボトルの水を配達中です


まだ3時を少し過ぎた所でした・・・ホテルに帰って小休止をしてから又、夕食に出かけようと言う夫に従い

ホテルに帰りましたが・・一旦休んでしまうと途中で起きて外出するのは億劫で

夫が食事に出かけ、部屋に帰って来るまで全く知らずに眠り続けていました


目を覚まして、夫が打包してきた食事を少し食べて・・再び休みました


今日1日の旅行経費はバス代だけで14元..何とも安上がりなバス観光でした


 

明日は8時発の長距離バスで北京に行き、新幹線で青島に帰る予定です


雲崗石窟②

2014-06-05 06:25:34 | 旅行

いよいよ石窟の見物・・・以前に龍門石窟大足石刻(いずれも世界遺産)を見物しているが

此処が中国最大の石窟と聞いているので楽しみだ

 

 写真は沢山撮って傍についていた説明もしっかり写真に撮って来たのだが、はっきり写っていなくて読み取れない

地図にあった案内に沿って写真をアップしてみる

第1.2窟・・・一般に第1窟は“石鼓洞” 第2窟は“寒泉洞”と言われる

第3、4窟・・・写真の撮り方が悪かったのではっきりしないが、第3窟は雲崗石窟内で最大の洞窟と言われる

 6窟?

第5と第6窟は一組の対になった洞窟のようだが

第5窟は改修中で観ることができなかった

第7,8窟・・・雲崗石窟で最も早く掘られた対の洞窟


最初は意気込んで、一つづつ記録していたのだが・・疲れてきたのだろうか、すぐに記録がいい加減になってくる

どの洞窟に会った像かはっきりしないが主な物をアップしておく


第20窟・・・主尊釈迦坐像(俗に露天大佛と言われる)



第20窟以西の洞窟・・・第45窟まである


ファイル:Yungang1.jpg

拝借パノラマ写真


熱心に見物する観光客たち  ⇓ はどの窟の物かは定かではない

 

     

観終わった感じとしては文化大革命時に破壊されたり、盗掘されたりしたものが多く何だか寂しい気がした

露天の風化も激しいのでこれからはどのように保存していくかが課題になるのだろう

 


大体観終わり、道標に従って雲崗博物館に行く

  

左は地図に載っている全景、入り口が鏡のような面白い創りだったので、二人で記念写真を撮る

 

内部は雲崗石窟の歴史や背景の説明、風化して崩れ落ちた物の保管物が展示されていたが・・写真は割愛する

この博物館の設えも本当に素晴らしく・・このような休憩スペースも用意され置かれているソファーも座り心地抜群!

人が全く来ないので昨日の打包で昼食を摂り・・しばし休憩する(夫のすっかりリラックスした様子 盗撮)

   ①でアップした雲崗石窟の地図を見ても分かるが、雲崗石窟の周りは十里河と言う
大きな川で囲まれている

どんな河かと行ってみる・・川幅は本当にとても広いが水はこれだけしか流れていない

何だか辛くなってくる

石破天惊shipo tianjing...唐代の李賀の詩からきた成語で「物事が奇想天外である」と言う意味

誰か有名な人の手になるものであろうが・・・

バックの建物は“石佛寺”、その後ろは“雲崗摩雲”(実際には行っていない)

石佛寺の向かって右には“周恩来記念室”(1973年にフランスのポンピドウ大統領が中国を訪問した際、当時の周恩来首相 が

同伴して見物した記念に作られた(写真は撮り忘れ)

 

この後、暫く園内を散策し・・・霊厳寺には戻らず、池のほとりを歩いて帰る


霊厳寺辺りからも観えていた“摩崖石刻”・・・有名な山に登ると必ず高い所にこの様な石刻がある

此処は自家用車も通行可能なようで・・・疲れた身には何とも羨ましく思える


この後、土産屋を少し冷かして・・・12時過ぎにはすべての観光が終わる

そうそう、この時食べたアイスの美味しかった事

 

この後は大同市内に戻り、市内観光の予定です


“雲崗石窟”①~霊厳寺

2014-06-04 20:19:27 | 旅行

私たちが“中国の世界遺産踏破”を旅行の目的の一つにしているのは皆さま既にご存知の通りであるが

今回の旅行で更に3か所(平遥、五台山、雲崗石窟)加えることができ・・・

2013年現在で45ヵ所になった(来た当初は38ヵ所だった)世界遺産の内22ヵ所を回り終えることになる

 

雲岡石窟は市内の北西20K程の所に有るので、ホテルから市内バスの乗り継ぎで行けるそうで

ホテルの従業員に雲崗石窟へのアクセスを聞いて・・近くのバス停に急ぐ

バスセンター近くの児童公園から26路に乗り、終点の公交四公司で3路に乗り換え、終点が雲崗石窟との事である

 

6:50ホテルを出発・・バス停で公交四公司行のバスを待つが、なかなかバスはやって来ず

待っている間に周りの様子を観察していた  面白い物を目にしたので、これは後で書くことにする

 


雲崗石窟は終点なので心配はないが、旅行時バスに乗る時は必ずこのようにバス停の写真を撮っておくのが夫のやり方

バスは此処も一人1元也・・・二人で4元で雲崗石窟までいける (旅慣れてきたので交通費が節約できる)

 

雲崗石窟は中国の三大石窟の一つ 北魏時代、約70年の歳月をかけて造営され、現存する主要な洞窟は45個
付属の洞窟が209個大小の彫像が51000余りある
秦漢時代から続く伝統様式と、北魏王朝を建てた鮮卑(xianbei)族の文化、そしてインドや中央アジアから伝播した仏教芸術の要素が見られ、これらが混ざり合って独特の芸術美を生み出した

2010年に拡張されて、参観できる面積は以前の10倍、22000平方米になった


8:10; 石窟に到着

観光客は余り乗っていない(観光バスで直行なのであろう) 人民の朝の様子を観察しながらの1時間強ののんびりバスの旅

丁度一組の中国人ご夫婦が記念写真を撮っていたので、序にシャッターを押してもらう


結構新しい立派な旅客センターである

先ずは入園券を買いに行くが・・・ここも一人150元が無料である(感謝!)


8:30開園とのことなので、センター内を探訪する・・・トイレが素晴らしい! 本物の中国近代の建物

夫は地図を見ながら今日の見どころを検討中・・・立面図もついたとても分かり易い地図でブログを書く際にとても助かる



いよいよ開園時間となる・・・早朝にも関わらず結構観光客が居る

曇曜広場雲崗石窟を切り開いた曇曜高僧の記念像がある

佛光大道・・・正面に見えるのは、池の中にたてられた霊厳寺である 

中には沢山の魚が泳いでいたがここも水位が下がっていて・・もっと水があればこのお寺も水に浮かんで見えた事だろう

千佛殿

大雄宝殿

霊厳寺を見物し、この橋を渡ると石窟に入る門があり・・いよいよ石窟の見物である

 

傍に説明板が無かったので、説明を付けることができず申し訳ないが、雰囲気を楽しんで頂けると有り難いです


大同市内観光②

2014-06-03 23:19:11 | 旅行

一寸行けばすぐに善化寺に行きつくはずだったが・・・幾ら探しても見つからない

途中で一寸覗いてみたい気のする建物もあったが・・目もくれず、探し続ける

途中、この様な危うそうな場所にも迷い込み・・人民の方に尋ねてみるが誰も知らない(面倒くさかったのか?)

延々歩き続けて・・寡黙なふたり  私もう疲れました!


五龍壁がありました!

 

 初めに入って来た道のすぐ近くだったのに、どうして分からなかったのだろう

善化寺

一般に南寺と呼ばれており、唐代に創建され当時は開元寺と名づけられたが、度々改称される。
1122年に兵火に遭い、ほとんどが破壊されたがが金代初期、住職の円満大師によって再建され、明代に再び修理がなされ、1445年に現在の名称となる。
寺院は南に面し、敷地は1万4000平方メートルと広大で、山門三聖殿大雄宝殿などが保存されている
寺院の建築は高いものと低いものが交錯し、左右対称で、中国で最も大規模で最も無傷で保存されている遼、金代寺院である

私たちは無料で拝観する

中央に釈迦、西側は为普賢菩薩、東側は文殊菩薩が安置されており・・そのため三聖殿と呼ばれている

 

文殊閣の文殊観音像

 大雄宝殿

大雄宝殿内に安置されている五方佛(阿修羅如来、南方宝生如来、大日如来、西方阿弥陀如来、北方微妙聞如来)がある


たった20分程度の見物だったのに、外には沢山の人民たちが集まっている

中国人民の方たちは気候が良くなると、外に出て皆でカード、マージャン、囲碁、将棋などをして遊ぶ

早朝や夕飯後には中年のお姉さま方が大勢集まって踊っている


中国に長く暮らしていると・・この様な大らかな交流が何とも心地よくなってきて、仲間に入ってみたい気もする

 

 


旅行に出てからまともな食事をしていないような気がする

此処では美味しい物がだべられそうだと・・・適当なレストランを探す


孙记包子分店
sunjibaozi fendian

ホテルへの帰り道、一寸しゃれたレストランが目に留まる

直感で入ったのだが清潔で客層も良さそうだ


 レストランに入ってテーブルに着いた途端、疲れがどっと出て・・食事は何でもよくなった

注文は夫に任せる



単なる大根サラダと思っていたが・・ウエイトレスが「とても辛いですが構いませんか?」と言っていた通り

山葵のような鼻に抜ける辛さで、2,3口食べて食べられなくなった

红烧日本豆腐18元  红烧hongshaoと言うのは肉や魚などを油と砂糖を加えて炒めた後、醤油などの調味料で煮込む

料理法で、甘辛い味は日本人の口に合う、さらに日本の豆腐と言うのだから美味しく無い筈はなく、完食する
 

 


 

他に2品;肉(鉄板肉柳 42元)と麺(酢菜肉丝炒粉 16元)を注文するが

 

肉は胡椒辛くて多くはたべられず、麺は何とも言い難い味で味見程度で終わる

 

この2品は打包し、ホテルに持って帰る

 


ふと思いついて肉をパンの上に乗せて食べてみると・・これが美味でなかなか行ける やはり味は確かなようだ

 

麺も、冷えてくると味が落ち着いて酸味と適度な塩気でとても美味しい

 

これは翌日の朝食と昼食になり、とても美味しく頂く

 

 



6:30頃;ホテル近くの交差点

会社帰りの人たちが自転車やバイクで家路に急ぐ姿がある

 



シャワーを浴び、久し振りにテレビを観ながら眠りに就く

明日はいよいよ楽しみにしていた云冈石窟yungang shikuの観光です