ミュージカル「日本の歴史」
三谷さんの作品で、主演が中井貴一さん。
キャストはめっちゃ豪華・・・
曲は荻野清子さん
これは絶対行きたい!!!
が、チケット争奪戦にことごとく負けて、、、結局行けずじまい(涙)
ホントにWOWOWさん、ありがとうございますです。
キャストはメインの7人のみ。
ミュージカルだけどアンサンブルなし。これはWOWOWの解説で三谷さんが言ってたけど、わざと7人だけにしたそうで。
バンドメンバーと荻野さんはずっと舞台上で生演奏。
なので、舞台のセットはごくごくシンプルでした。
「日本の歴史」なのに、いきなり、舞台はアメリカのテキサス州。
メキシコ人から土地を買って、移り住んできた家族の話から。
なんで?え?というところからスタートでした。
すると、白衣の秋元才加さんが歴史の先生という感じで、出てきて、日本の歴史を紹介しだす。
なるほど~
テキサスの家族の物語と、日本の歴史をリンクさせて話を進ませていくということか。
日本の歴史の大きな出来事を、歌やダンスによって紹介していく。
例えば最初は卑弥呼の時代。
荘園の話や、平清盛の話、織田信長・・・などなど
意外に有名でない、徳川家茂の話とか、授業で習わない歴史上の人物のこととかもあって
勉強になった(笑い)
そしてテキサスの家族の問題では
家を継ぐ継がない→卑弥呼の女王になるならない
土地の所有の問題→日本史の方の荘園や武士の領地の話
などと、うまく日本史に絡めて説明。
どちらの歴史もモチーフは「因果」
歌の中でも何度となく「因果」というフレーズが出てくる。
そっか、こうやって歴史は続いていくんだなと。
そうだよね。結局テキサスの家族もいろいろあったけど、親子3代続いていくし。
日本もアメリカも、歴史は変わらず続いていくんだな~と、思ったのでした。
なかなか、斬新な切り口での歴史のミュージカルだったけど、面白かった。
さすが三谷さんでした。
キャストでは、圧倒的にシルビア・グラブさんですね。
もう、一人だけ格が違いました。歌が素晴らしすぎる。存在感とオーラが半端なかった。
卑弥呼を演じていて、この卑弥呼は最後まで何度もでてくるんだけど、またこれが似合っていました。
それと、川平慈英さんも、さすがミュージカル俳優ですよね。
コメディ要素とかもしっかりだったし。
秋元才加さんは、すごくうまくなったですよね。
三谷さんが何度も使うだけあるなと。今回は異色の役だったけど、なかなかでした
宮澤エマさんは地球ゴージャスで拝見して以来かな。
こんな歌うまかったっけ?って思いました。テキサスの家族の方で、かなりの存在感でした
新納慎也さんも、さすがの歌唱力
でも、もっと目立ってほしかったかなあ
香取慎吾さん、久々に拝見。舞台は初めて。
いろんな役がんばってたなと。歌はほかの人がうまいからちょっと見劣りしてたけど、
でも、さすがの存在感。やっぱり元SMAP
そして中井貴一さんはさすがすぎだった。
歌が上手いのは知ってたけど、とにかく声がよい。
どんな役でもこなしちゃうのは、すごいよね~
あとは、すべてを7人でこなすから、早着替えが最高でした。
みんなホントにいろんな役をやってて、舞台袖とかどうなってるのか見てみたい。
場面転換は、基本白い幕。。。が可動式になっていて、それが動く間に移動。
いやあ、すさまじいスピードでみんな動いているんだろうな。稽古も大変だったろうなと
思いました。
忘れてはいけないのは、荻野さんの音楽。本当にすばらしかったです。
上質な歴史ミュージカルが見れたなと。。。思いました。
三谷さんの芝居は、やっぱり面白い。これも劇場で見たかったです。
さて。。。私は明日。。。もう今日だ(5/18)から通常勤務となりました。
廃人のような自宅待機生活も終わってしまうと寂しいな~
でも、たくさんドラマや映画や舞台が見れてよかったです
だいぶ感染者も減ってきたので、気を緩めずに、このまま収束できるよう
みんな、生活を変えて頑張っていきたいですね。
そうすれば、まずはお芝居かな?それからサッカーやライブも復活できるのではと期待しています