もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「怪人と探偵」見てきました

2019-10-20 01:06:48 | お芝居
「怪人と探偵」 KAAT神奈川芸術劇場 2019.09.23 14:00~

森雪之丞さんのミュージカル。演出は白井さん。
主演はアッキー、加藤和樹くん、大原櫻子ちゃん。
ちょっと遠いけど、KAATまで見に行ってきました。
メタマクのdisc2での大原櫻子ちゃんを見て。。。期待大です。

「怪人と探偵」と聞いて、その前に見に行ったのがシャーロックホームズの話だったこともあり、
西洋のものかと思ってたら、「怪人二十面相と探偵明智小五郎」ということで、
俄然興味がわきました。子供のころにさんざん読みましたから~

まずは、公式のあらすじから
「昭和34年(1959年)東京麻布。
元子爵北小路家の令嬢・リリカと安住財閥御曹司・竜太郎の婚約発表の日、北小路家の大広間では、華やかな仮面舞踏会が催されていた。パーティの最中、不思議なことに、誰も気づかぬうち、大広間の柱時計には怪人二十面相の犯行予告状が貼り付けられる。『3日後10時北小路家の家宝「パンドーラの翼」を頂戴する』
指定の日時、二十面相の犯行を阻止するために、探偵・明智小五郎が北小路邸を訪れる。明智を一目見た北小路家の令嬢のリリカは明らかにショックを受ける。
明智も動揺を抑えている。実はリリカには暗い過去があり、明智とリリカには深いつながりがあったのだ
10時を告げる鐘の音と共に、予告通り怪人二十面相が現れ、「パンドーラの翼」は爆発、明智は負傷し、二十面相がリリカを連れ去ってしまう・・・ 」



元子爵のお嬢様のリリカと財閥の御曹司の竜太郎は婚約。その披露パーティの最中に、怪人二十面相からの宝石を盗み出す犯行予告が送られる。予告された日、警備に明智小五郎もやってくる。小五郎と出会ったリリカ、二人とも驚く。予告通り、二十面相は現れ、宝石は爆発、小五郎は目を負傷し、リリカは連れさられてしまう。
リリカは島に監禁されている。小五郎は入院中。島に助けにきた竜太郎だったが、結局とらわれて二人は別々の牢に監禁される。リリカは一人になり、再開した小五郎のことを思い出す。リリカは元子爵のお嬢様ではなかった。犯罪を犯したリリカの親の事件を小五郎が解決し、その結果リリカの親は自殺。その責任から小五郎は施設に預けられた後、リリカの足長おじさんをしていた。そのうちに二人は思い合っていたのだった。元子爵の家も没落しており、詐欺を繰り返し、うそを重ねていて、リリカを引き取り政略結婚させて、お金を儲けようとしていたのだった。
リリカは小五郎を忘れることにして、助けに来てくれた竜太郎と結婚することにする。
ところが、ここで竜太郎が豹変。実は怪人二十面相本人であった。

そこに小五郎が現れる。小五郎の目の負傷は仮病だった。リリカに気持ちを伝え、、、ハッピーエンドかと思いきや、招待を表した怪人二十面相が結婚式を行おうとし、二人はリリカをめぐって激しく戦う。お互い盗むもの、守るものは「愛」だった。
一度は小五郎とうまくいくかと思ったが、そこに小五郎の助手のマユミが・・・リリカの左胸を刺してしまう。
それを見て、ふたたび、二十面相が小五郎と戦い、最後は火も放たれて、あたりは火の海となる。

そんな中・・・刺されて命を落としたと思っていたリリカが助かる。リリカは心臓が右にあったのだった(確か1幕にそういう伏線があった)



全体的によくまとまっていて面白かったです。
一幕は停滞気味でしたが、二幕はテンポもあってよかった。
何より、メインキャストの3人の歌と演技がすごくよかったと思います。
二十面相が盗もうとしていたのは「お宝」ではなく「愛」だったってことですよね。
二幕は、どんでん返し(ってほどでもないけど)の展開が続いて、あっという間でした。



キャストの感想

怪人二十面相と竜太郎のアッキー
二役を演じ分けていてさすがでした。声もいいし。。。
マントをひるがえす姿がかっこよかったです。
竜太郎が実は二十面相だということがわかってからの
二十面相は、怖いというか「怪人」という感じがぴったりでした。
でも、二十面相だったとしても、リリカを愛する気持ちには嘘がなかったってことですよね。


明智小五郎の加藤和樹くん
スーツがお似合いで。。。背も高いから余計かっこよかった。
もうホタルのマコトくんとは言わせない!ですよね。
あの頃と比べ物にならないくらい、演技もうまくなって。もともと歌は上手いんですよね。
ただ、惜しいのが、彼の雰囲気が「陰」なんですよね。もう少し明るい楽しい笑顔も
見たいなと思ってしまいました。


リリカの大原櫻子ちゃん

すごくよかったです。歌もそうだし、演技もとてもよかった。
メタマクでの活躍もすごかったけど、ここでもさすがでした。
可憐だけど、芯が通った強さがある女性をしっかり演じてたし、
何より、歌がね。声もすごくよくて伸びてる。
二幕では、竜太郎と小五郎の間で心が揺れ動くわけだけど、
よく表現していて、素晴らしかったと思います。
これからミュージカルに引っ張りだこになるでしょうね。


中村警部の六角さん

味があるね~まさか六角さんが踊るとは思わなかったけど、微妙にずれてるのがまたよかったりして。
彼がいたから、この舞台が締まっていた気がします。


ねこ夫人の高橋由美子さん

お久しぶりです~。由美子さんの歌は最高なんで、久々に聞けて嬉しかった。
やっぱり迫力あるし、存在感が違います。
また、どんどん出てきてほしいな~


ただ一つ残念だったのは、生オケでなかったことです。スペースの都合もあったのかなあ・・・

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