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・「赤い女の惨劇 (復讐)」
放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
澄香は赤女のような人に包丁で背中を斬りつけられるが、傷は浅く、上原が消毒液で手当てをする。上原は赤女のDNA鑑定は間違いがなかったと説明。だが、上原は10年以上前からこの時期になると、辺りの貸し別荘が荒らされる被害が起きていると付け加える。何者かがカギをこじ開け、しばらく住んでいた形跡があったという。森で不気味な人影を見たという証言もあり、長野県警も白骨遺体が赤女と決めきれなかったのだ。任田は赤女の悪霊と騒ぐが、世良はこの世に悪霊は存在しないと断言する。
停電のため、蘭たちはリビングに集まって待機するが、コナンと世良は上原の捜査に加わる。赤女が死亡していたという事実は明日マスコミに発表する予定で、上原と同じ班の大和勘助警部と諸伏高明警部は発表前にどうしても確認したい事があって、聞き込みに行っているという。上原たちは珠美と任田の部屋を調べるが、澄香を襲った証拠は何も見つからず、澄香の狂言の可能性もなかった。
次にコナン、世良、上原は奇妙な事件の写真を確認する事に。それは赤いリンゴ、赤いバラ、赤いペンキ、今回の殺人現場にあった赤いトマトを含めて赤女を連想させるものばかりだった。上原は1枚の古い写真に注目する。それは12年前にアウトドア部の5人が写っているスナップ写真。聡子が行方不明になった日の昼間に撮った写真で、上原は聡子がベージュのカーディガンを着ている事を不思議に思う。遺体となって発見された時、聡子は赤いロングコートを着ていたという。
実は聡子が沈んでいた沼の近くで、包丁を発見したのは、当時、警察学校の研修中だった大和と諸伏。大和は聡子の遺体と一緒に見つかった白骨遺体は赤女じゃないと言い張るが、諸伏は赤女に十中八九間違いないと反論。2人は事あるごとに言い争っていて、今回のDNA鑑定の結果、白骨遺体が赤女とわかっても大和は全然納得していないという。その頃、大和と諸伏は15年前の殺人現場に駆け付けた警察官に話を聞きに来ていた。その警察官は警察を辞めて今はパチンコ屋の店員として働いていた。
大和は赤女に斬りつけられた元警察官からその時の状況を聞く。すると、元警察官は斬りつけられたのではなく、包丁を投げつけられて腰を抜かしたと告白。その時の事がトラウマになって警察を辞めたという。すぐに大和は赤女事件の現場に駆け付けた元警察官がビビって報告書を書き間違えたと上原に連絡。上原はたいして変わらないと考えるが、コナンと世良はある事に気付き、薄谷を殺害した犯人は最初に推理した通りと確信する。この後、コナン、世良、上原はリビングにいる皆と合流。皆が赤女の悪霊に怯えていると、世良は薄谷を殺害した犯人はわかっていると伝える。そして、コナンと世良は薄谷を殺害したトリックを暴き、犯人を追いつめるが、その時、再び窓の外から赤女が現れて…。
3回シリーズの3回目。警察学校時代からのライバル2人が事件を解き明かす…というほど格好良いものではないものの、終わってみれば、いつもの通り登場人物の中に犯人がいた(当たり前か)。
結局、いたずらのせいで事故死した友人のために実行した殺人。知らずに付き合っていた友人たちはやり切れないだろう。
それにしても、報告書は「間違えた」のではなく「捏造した」が正しい。こっちの方が問題。
次回は11月1日、第757話「自首したお笑い芸人 (前編)」が放送予定。上記web ページの放送前のあらすじは下記のとおり。
お笑い芸人のドドンパ六助は所属する天藤芸能社の社長、天藤英樹を殺害したと交番に自首してくる。供述通り、事務所では頭を殴られた天藤が絶命していて、ドドンパは遺体の傍らに転がる金属バットで殴ったと自供する。だが、目暮警部たちが捜査を進めていくと、凶器や殺害時刻の食い違いなど、供述内容の矛盾が次々と発覚。そして本当の殺害時刻のアリバイも成立し、ドドンパの犯行は不可能とわかる。観念したドドンパは犯人になろうとした理由を打ち明けるが、コナンはある事が気になって…。
オリジナルの前後編。
