令和四年十一月場所(於福岡国際センター)は千秋楽。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
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「年寄名跡異動の記録」
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・序ノ口
13日目に優勝決定。
◎7勝
尊富士(西15、初。各段も初)
令和4年9月初土俵、今場所新序ノ口。
・序二段
13日目に優勝決定。
◎7勝
朝志雄(西60、初。各段は令和元年9月の序ノ口以来2回目)
平成29年3月村田で初土俵(三段目100枚目格付出)。3月6勝・5月7勝(優勝同点)で7月新幕下。30年1月上位進出、7月西筆頭に上がるも途中休場。一気に序ノ口まで下がり、令和元年9月序ノ口フル出場で本格復帰。3年9月十枚目昇進で朝志雄に改名。1場所で陥落、4年3月から再度休場。今場所序二段で復帰した。
・三段目
以下2名で優勝決定戦。
☆7勝
日翔志(東28)・一翔(西66)
日翔志がどっと出て、引いた後なおも攻めて一翔を押し出し、優勝決定。
◎7勝
日翔志(東28、初。各段は序ノ口2回含め3回目)
令和3年5月初土俵。11月新三段目で休場、4年5月序ノ口で復帰。先場所・今場所と最高位を更新中。
・幕下
優勝は13日目に決定。
将豊竜を寄り切り、千代の勝6勝目。
阿蘇ノ山を押し出し、向中野6勝目。
栃清龍を押し出し、大辻6勝目。
千代ノ皇を寄り切り、石崎5勝目。
◎7勝
玉正鳳(東23、初。各段も初)
平成23年9月初土俵。高島部屋入門予定だったが部屋が消滅したため、春日山部屋より「高春日」で初土俵を踏んだ。25年11月新幕下。29年5月種子島、11月旭蒼天に改名。春日山部屋は名跡證書騒動で消滅し、中川部屋として再興。しこ名も改めた。令和元年11月上位進出。部屋が消滅して片男波部屋に移籍し、2年9月玉正鳳に改名。4年1月東2まで上がった。再び関取に挑戦する。
・十枚目(十両)
3敗1名・4敗4名で迎えた。
藤青雲を下し、對馬洋(東14)7勝目。藤青雲(下2)は負け越して関取ならず。
白鷹山が寄って行ったが、土俵際魁勝が入れ替わって送り出し。魁勝(西10)5勝目、白鷹山(下5)5勝止まりだが関取復帰は?
欧勝馬を押し出し、大奄美11勝目。欧勝馬も4敗で決定戦が確定。
五分同士。貴健斗を押し出し、金峰山勝ち越し。貴健斗は負け越し。
北の若6勝目、德勝龍(東12)4勝11敗。
荒篤山勝ち越し、突き落としに敗れた北青鵬は5敗で脱落。新入幕も消えた。
豪ノ山9勝目、天空海も5敗で脱落。
豊山を寄り切り、栃武蔵十枚目2場所目は7勝8敗。
水戸龍を寄り切り、大翔鵬勝ち越し。水戸龍(西3)は9勝止まりだが幕内復帰はできそう。
新十枚目狼雅9勝目、剣翔も5敗で結局決定戦進出は2名。
五分同士。武将山勝ち越し、千代栄負け越し。武将山(西2)8勝で入幕は?
美ノ海を寄り切り、島津海勝ち越し。
千代丸を送り出し、炎鵬10勝目。
☆11勝4敗
欧勝馬(西12)・大奄美(東9)
本割で敗れた大奄美を押し出し、欧勝馬が優勝。
◎11勝4敗
欧勝馬(西12、初。各段は4年5月の幕下以来2回目)
令和3年11月初土俵(幕下15枚目格付出)。4年3月西4で始めて負け越したが、翌5月全勝で7月新十枚目。7月はコロナ休場で据え置きだったが、9月は勝ち越して来場所さらに最高位を上げる。
毎年恒例十枚目年間最多勝争い。最多勝の可能性がある力士を毎日記載する(しこ名、年間勝敗、今場所の星取の順)。
北の若 46-39-5 ●●○●● ●●○●○ ●●○○○
炎鵬 46-44 ○○●○● ○○●○○ ○●○●○
北の若と炎鵬が勝ち星で並んだが、負け数が少ない北の若を最多勝とする。
・幕内(まくのうち)
隆の勝を破り、新入幕熱海富士は4勝11敗とした。来年再入幕を目指そう。
輝を送り出し、宝富士10連敗から3勝12敗。幕内には残れるか。
五分同士。妙義龍勝ち越し、東龍またも負け越し。
五分同士。錦木勝ち越し、琴恵光負け越し。
五分同士。佐田の海を突き落として一山本に団扇も物言い。一山本のつま先が先に出ていて差し違い、勝ち越したのは佐田の海。一山本は足を傷めて踏んだり蹴ったり。
出る王鵬を土俵際すくい投げ、若元春10勝目。王鵬も10勝5敗で健闘したが三賞の及びかからず。
五分同士。琴勝峰を押し出し、翠富士勝ち越し。
照強は逸ノ城に敗れ、平成時代に1回しかなかった15連敗を達成。
平戸海を突き出し、明生(東前2)9勝目。幕内2場所目の平戸海は10勝止まりだが上出来。
竜電を寄り切り、琴ノ若(西前筆頭)9勝目で三役は?
髙安勝てば優勝の大一番。髙安も良く手が出て動いたが、追う立場の阿炎も冷静について行って最後は腰が砕けた髙安を突き倒し。ともに12勝3敗でまずは優勝決定戦が確定。結果によらず、髙安は殊勲賞、阿炎は敢闘賞を受賞。
阿武咲が大栄翔を押し出し…たかに見えたが大栄翔に団扇。物言いもなく、大栄翔の叩き込みということで7勝目。
よく攻めた栃ノ心を玉鷲が凌いで上手投げ、序盤不調だった玉鷲は6勝9敗で終えた。完敗ノ栃ノ心は敗れても笑顔。
御嶽海を寄り切り、錦富士9勝目でさらに上へ。御嶽海(西関脇次席)は9敗で三役も守れず。
北勝富士が初の三役揃い踏みに登場。
霧馬山を寄り切り、豊昇龍11勝目で「勝てば」の技能賞を受賞。
正代を押し出し、北勝富士7勝目。正代6勝9敗。クンロクどころか地元でロクキュー。
若隆景を叩き込み、しっかり締めるところは締めて貴景勝12勝目で巴戦に参加。
☆12勝3敗
貴景勝(東大関)・髙安(東前筆頭)・阿炎(西前9)
3名による決定戦は平成6年3月以来。「優勝決定巴戦」は5名による決定戦の決勝として行なわれた平成8年11月以来。
まず廻しを取りに行った阿炎に突っ込んだ髙安が崩れ落ち、叩き込み阿炎が先勝。髙安起き上がれず。
続いて踏み込みが弱かった貴景勝を阿炎が一気に攻めて押し出し、連勝で阿炎に勝ち名乗り。大逆転で初優勝。
◎12勝3敗
阿炎(西前9)
・殊勲賞
髙安(東前筆頭、平成29年3月以来4回目。三賞は敢闘賞6回・技能賞2回含め12個目)
・敢闘賞
阿炎(西前9、令和3年11月以来4回目。三賞は殊勲賞1回含め5個目)
・技能賞
豊昇龍(西関脇首席、令和3年7月以来2回目。三賞も2個目)
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