平成二十三年七月(名古屋)場所(於・名古屋市中区二の丸 愛知県体育館)は千秋楽。満員御礼。
ツイッター(@momijibasi)はじめました
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
(
質問等は掲示板へ)
地上波のアナログ放送は事実上終了し、デジタル放送に完全移行。「地デジ」という言葉が消えるのも時間の問題か?
各段の優勝者と、幕下以上の何番か。
・序ノ口
同部屋2人の決定戦、笹ノ山(西6)を熱戦の末撃破した佐久間山が優勝。
◎7勝
佐久間山(西5、初、新序ノ口)
・序二段
13日目に優勝決定。
◎7勝
前乃富士(東4、初、各段も初)
・三段目
決定戦。春日龍(東56)を下して阿夢露が優勝。
◎7勝
阿夢露(東14、初、各段も初)
・幕下
優勝は13日目に決定。
栃飛龍(西13)が5勝目、北磻磨(東9)は4勝で終了。また関取挑戦。
◎7勝
直江(西5、初、各段も初)
・十枚目(十両)
新十枚目の飛天龍を倒し、千代嵐(東下3)十枚目昇進に花を添える5勝目。
城ノ龍を押し出し、剣武は10勝の大勝ち。
上林を押し出し、鳰の湖(東下筆頭)も5勝目。
錦を押し出し、佐田の富士9勝で終了。錦(東9)は5勝に終わったが、十枚目尻に残りそう。
一気に荒鷲を寄り切り、佐田の海7勝目。さすがに負け越しでの昇進は家賃を払い切れず。
天鎧鵬を引きずるように上手投げ、寶智山9番。
碧山の当たりに垣添はさびしく土俵を割るのみ。碧山7勝まで戻して終了、垣添の大銀杏姿も…。
黒海を崩せず、隆の山千秋楽は敗退。黒海9勝で久々幕内、隆の山新入幕はどこまで通用するか。
玉乃島を巧く押し出し、益荒海10勝目。
協会ご挨拶。
くるくる廻りながら終始千代の国を離さず、最後は後ろについて送り倒し。松谷は惜しすぎる7勝8敗で楽日。千代の国は1点勝ち越し。
武州山を寄り倒した双大竜。物言いついたが団扇の通り、勝ち越し。武州山は負け越して幕内復帰はならず。
芳東を寄り切り、妙義龍11勝目で決定戦の可能性。舛ノ山が敗れて決定戦となった。
決定戦。舛ノ山を崩そうとして頑張る妙義龍。粘る舛ノ山に構わず攻め切って寄り切り。1差を付けられていた妙義龍が逆転十枚目優勝。
◎11勝4敗
妙義龍(西12、初、各段は22年11月の幕下以来2回目)
・幕内
舛ノ山(東十筆頭)を寄り倒し、富士東10勝目。舛ノ山は4敗に後退し、妙義龍と並んだ。
各段優勝決定戦・表彰式。
玉飛鳥が出るが途中から大道が止めて逆転。キョージュ大道6勝目、玉飛鳥(西下筆頭)は1点勝ち越しで幕内に戻る。
新入幕安にどっと寄って行く高見盛。寄り倒し…は安が叩き込んで、先に高見盛が落ちた。安9番、高見盛3勝12敗で幕内を明け渡す。
北太樹をガッと押し出して栃煌山10番。北太樹は負け越した。
木村山をドッと押し出して臥牙丸5勝目。木村山は負け越した。
粘る栃乃洋を寄り切り、時天空勝ち越し。栃乃洋(西14)6勝9敗。
突いて来る翔天狼を押し出し、玉鷲5勝目。翔天狼は負け越した。
磋牙司何も出来ませんでした。若の里9勝、磋牙司は8勝で終了。
若い栃乃若を一方的に押し出し、豪風勝ち越し。
突き合いから若荒雄が叩いて叩き込み、5勝目。新入幕宝富士も5勝止まりだが幕内には残る。
腰を落として雅山を押し出し、豊ノ島9勝目。
旭天鵬を組み止め、朝赤龍一気に出て6勝目。天鵬2勝止まり。
豊響は力が入らない。嘉風が引き落として7番。
魁聖を吊り上げるが残った。出る魁聖を入れ替えて栃ノ心何とか6勝目。健闘の魁聖、幕内2場所目は6勝9敗。
寄って行って安美錦を力強く上手投げで下し、豪栄道小結で5勝は取り残された感じ。
阿覧を寄り切り、鶴竜来場所に繋げる10勝目。これで2場所で22勝であるが…?
琴奨菊は先場所と通算で、ここまで20勝。別に33勝と決まっているわけではないが、3人大関がいる以上、なるべく高いレベルの方が印象が良い。豊真将を寄り切り、何とか11勝。これで来場所も一応は大関昇進を懸けることになりそう。白鵬撃破で殊勲賞。豊真将も11勝4敗で敢闘賞。
三役揃い踏み。
琴欧洲が良い形で隠岐の海を攻めるが、踏み越してまさかの黒星。小結に叶う隠岐の海は勝ち越し、欧洲はまだまだ土俵の大きさを知らず…。
全勝を狙う日馬富士。稀勢の里が攻め込み、日馬富士も頑張ったが稀勢の里がライヴァルの意地。稀勢の里10勝目で2場所18勝、全勝優勝なら大関に上がれる勘定だが…。優勝者を倒しても殊勲賞もらえないのは愛の鞭と思って?
ピリッとしない上に優勝を逃し、力が出ない白鵬。把瑠都の上手投げに土俵を割ってしまい、去年1月以来の12勝止まり。その次の場所から渡さなかった「優勝」の2文字も、ついに奪われてしまった。把瑠都は11勝でまずまずのサービスでした。
今場所もネット配信では神送りまで配信。先場所はワンサカいた新弟子も1人しかいないので、呼出しを中心に行司の胴上げ。
・幕内最高優勝
◎14勝1敗
日馬富士(大関、21年5月以来2回目)
・殊勲賞
琴奨菊(関脇、20年3月以来2回目)
・敢闘賞
豊真将(前9、22年7月以来5回目)
・技能賞
該当者なし(22年5月以来55回目)
・雷電賞(関脇以下の最高成績者を勝手に表彰)
琴奨菊(関脇、23年1月以来2回目)
今場所の関脇3人は3人とも勝ち越しなので東西正張含めて変動なし。
小結は2人とも負け越しなので、豊ノ島と阿覧が復帰見込み。
幕内は欠員2と魁皇引退で3枠が最初から空いている。高見盛と栃乃洋・木村山が陥落の星。十枚目から上がりそうなのは舛ノ山・玉飛鳥・芳東・隆の山・黒海までが確定、寶智山は木村山と入れ替えるかどうか。木村山は下に1枚出来るので、残留は大丈夫そう?
十枚目は最初から5枠。明瀬山・上林・垣添・飛天龍・荒鷲が陥落の星。幕下から上がりそうなのは、鳰の湖・旭秀鵬・千代桜・千代嵐・琴勇輝・直江・里山のほか、勝龍や真鵬・北勝国も候補である…が、微妙でもある。
まずは水曜日を待ちたい。