平成二十七年五月(夏)場所(於・國技館)は十四日目。
10年前、20年かかって十枚目に昇進した出羽の郷が引退を声明。永かった…。
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日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
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決定した各段の優勝者など。
・序ノ口
13日目に優勝決定。
◎7勝
宇良(西9、初。各段も初)
・序二段
もと十枚目飛翔富士(西10)と栃乃島(東70)で決定戦。栃乃島が引き落として優勝決定。
◎7勝
栃乃島(東70、初。各段も初)
・三段目
13日目に優勝決定。
◎7勝
相山(東35、初。各段も初)
・幕下
優勝は13日目に決定。
栃丸(西32)を叩き込み、弓取り経験者水口(西47)6勝目。
東龍(西12)を押し出し、御嶽海(東3)6勝の大勝ちで関取はどうか?
◎7勝
木(東10、初。各段は26年9月の三段目以来2回目)
・十枚目(十両)
安彦(西下3)を寄り倒し、若乃島(東14)勝ち越して関取残留。安彦は4勝止まりで関取お預けか。
魁(東下4)勝ち越し、新十枚目大翔丸(西12)9敗で陥落へ。
出羽疾風4勝目、初の大銀杏宝香鵬(西下7)は2勝6敗の負け得。
大道を寄り倒し、新十枚目の錦木は9勝。
3敗同士、勝った方が優勝の一番。英乃海を寄り切り、鏡桜が優勝。
千代皇を寄り切り、輝(西4)勝ち越し。
石浦を下し、里山(東4)9勝目。
朝赤龍(東3)負け越し、阿炎勝ち越し。
旭日松を叩き込み、青狼(西筆頭)勝ち越して新入幕へ。
◎12勝3敗
鏡桜(東9、初。各段も初)
・幕内(まくのうち)
下記8人が残っている。日馬富士と白鵬が直接対戦する以外は、それぞれ別の相手と取組があるので、最大8人の決定戦…にはならないだろうが、まずは照ノ富士が勝つかどうか。
☆3敗
白鵬(横綱)・照ノ富士(関脇)
☆4敗
日馬富士(横綱)・稀勢の里(大関)・安(西8)・勢(東10)・魁聖(東11)・嘉風(東14)
琴勇輝を突き落とし、豊響(西12)6勝目で残留決定。
旭天鵬を寄り切り、遠藤6勝で終了。負け越してからは勝ち込んだが、来場所も6~7番ではしょうがない。
五分同士。豪風が勝ち越し、貴ノ岩負け越して残留は?
嘉風を押し出し、臥牙丸7勝目。まず嘉風が脱落。
佐田の海と安美錦が土俵際投げの打ち合い。上にいる安美錦に団扇も取り直し。安美錦が引くところ、佐田の海押し出して勝ち越し決定。
誉富士を下して栃ノ心(西筆頭)9勝目。誉富士は負け越した。
勢を寄り切り、宝富士(東筆頭)9勝目で三役は? 勢も脱落。
魁聖をどっしり寄り切り、逸ノ城(西小結)千秋楽に勝ち越し。魁聖も脱落。
隠岐の海を押し出し、栃煌山(東小結)も勝ち越した。
安を押し倒し、妙義龍(西関脇)7勝に戻して編成が難しくなった。安も脱落。
勝てば優勝と大関昇進が懸かる照ノ富士。そんな場面でも碧山を万全の相撲で寄り切り12勝目。まずは決定戦の権利を得た。
琴奨菊も頑張ったが、ここは好成績者が勝つ・負け越しが掛かる場合は除く…という原則の通り稀勢の里11勝目。
先場所は弟弟子の決定戦進出を援護できなかった日馬富士。今場所こそはの気合い一発、白鵬に低く潜ってからの寄り倒し、日馬富士11勝目。白鵬も11勝4敗でまさかまさかの照ノ富士優勝をアシストしてしまった。
◎12勝3敗
照ノ富士(関脇)(初。各段は25年9月の十枚目で1回経験)
・殊勲賞
該当者なし(27年1月以来55回目)
・敢闘賞
照ノ富士(関脇、3場所連続3回目)
・技能賞
該当者なし(4場所連続67回目)
※雷電賞相当者=関脇以下の最高成績者
照ノ富士(関脇、2場所連続2回目)
幕内から十枚目へ陥落候補は、千代鳳・蒼国来・荒鷲・富士東・千代丸・常幸龍・貴ノ岩の7名。十枚目から幕内へ昇進候補は、時天空・青狼・千代大龍・英乃海・鏡桜の5名。里山を加えても6名なので、貴ノ岩は残留か?
十枚目から幕下へ陥落候補は、出羽疾風・大翔丸・土佐豊の3名。幕下から十枚目へ昇進候補は、真鵬・御嶽海・木で打ち止め。
優勝した照ノ富士は大関昇進が議題の理事会招集が決まったため、昇進が内定。27日の番附編成会議で決定する。