九月場所が終わり、9月30日は十一月場所の番附編成会議が行なわれた。なお、東京開催が決まっているため、「九州場所」ではない。
新十両力士一覧
引退力士情報
九月場所で優勝した正代が大関に昇進。
伝達式が行なわれ、一門の鏡山理事と立川審判委員が使者として遣わされた。本来は師匠時津風親方が使者を迎えるはずだが、昨夜急病で師匠代行枝川親方が迎えた。
注目の正代の口上は「大関の名に恥じぬよう至誠一貫の精神で相撲道に邁進してまいります」と、四字熟語が取り入れられている。なお、コロナ禍のためオンライン中継された。
<生配信>正代大関昇進伝達式
本日より「新大関」とされ、秋巡業があれば注目の的だったが、朝乃山に続いて非常に残念無念である。
十枚目昇進者も発表され(待遇は番附発表日より)、貴源治(千賀ノ浦、栃木県)・常幸龍(木瀬、東京都)・千代の海(九重、高知県)・宇良(木瀬、大阪府)の再昇進が決まった。
注目の納谷は昇進ならず。今場所は引退・陥落で4名の昇進枠があり、全員が休場となった玉ノ井部屋力士の処遇が問題となったが(休場扱いであればもう2名)、番附据え置きが決まったことで「4枠」のままだった。来場所に期待したい。
貴源治は平成25年3月双子の兄貴公俊とともに初土俵。27年3月新幕下、28年11月上位進出。29年5月新十枚目。1場所で陥落して11月再昇進。以降定着して令和元年7月新入幕は2場所とも4勝で陥落。今場所幕下へ落ちたが、1場所で復帰。
なお、貴公俊は平成30年3月新十枚目で、史上初の双子関取となった。しかし不祥事で途中から謹慎し、貴ノ富士と改めて31年3月再昇進。令和元年7月3度目の昇進11勝を挙げるが、またも不祥事で引退となった。一人残された貴源治の出世に響いたのは想像に難くない。
常幸龍は平成23年5月佐久間山で初土俵。24年1月新幕下はいきなり上位。ちょうど新序ノ口から27連勝の新記録を作ったが、7番相撲で敗れて各段1場所通過はならず。幕下は2場所で通過して5月新十枚目で常幸龍に改名。11月新入幕、26年9月新小結。以降は低迷し、幕内は28年1月が最後。11月三段目まで落ちる。30年9月再十枚目。3場所で陥落、10場所ぶりに復帰。
千代の海は平成27年5月濵町で初土俵。11月新三段目で千代の海に改名。28年3月新幕下はいきなり上位だが全休。2年半かかって30年7月新十枚目。令和元年11月幕下陥落、2年3月再十枚目は2場所で陥落。1場所で関取復帰。
宇良は平成27年3月初土俵。11月新幕下、翌場所上位進出。28年5月新十枚目。29年3月新入幕で大いに注目を集めたが、そこは小兵の性。9月怪我で休場、一気に三段目まで落ちる。ほぼ1年休場して復帰するも、幕下まで戻った3場所目の31年1月よりまた休場。4場所半休んで序二段下位まで落ちた。そこからわずか3敗、5場所で3年ぶりの関取復帰。
番付発表は10月26日。次も1ヶ月足らずである。
銀河大角力協会
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九月場所で優勝した正代が大関に昇進。
伝達式が行なわれ、一門の鏡山理事と立川審判委員が使者として遣わされた。本来は師匠時津風親方が使者を迎えるはずだが、昨夜急病で師匠代行枝川親方が迎えた。
注目の正代の口上は「大関の名に恥じぬよう至誠一貫の精神で相撲道に邁進してまいります」と、四字熟語が取り入れられている。なお、コロナ禍のためオンライン中継された。
<生配信>正代大関昇進伝達式
本日より「新大関」とされ、秋巡業があれば注目の的だったが、朝乃山に続いて非常に残念無念である。
十枚目昇進者も発表され(待遇は番附発表日より)、貴源治(千賀ノ浦、栃木県)・常幸龍(木瀬、東京都)・千代の海(九重、高知県)・宇良(木瀬、大阪府)の再昇進が決まった。
注目の納谷は昇進ならず。今場所は引退・陥落で4名の昇進枠があり、全員が休場となった玉ノ井部屋力士の処遇が問題となったが(休場扱いであればもう2名)、番附据え置きが決まったことで「4枠」のままだった。来場所に期待したい。
貴源治は平成25年3月双子の兄貴公俊とともに初土俵。27年3月新幕下、28年11月上位進出。29年5月新十枚目。1場所で陥落して11月再昇進。以降定着して令和元年7月新入幕は2場所とも4勝で陥落。今場所幕下へ落ちたが、1場所で復帰。
なお、貴公俊は平成30年3月新十枚目で、史上初の双子関取となった。しかし不祥事で途中から謹慎し、貴ノ富士と改めて31年3月再昇進。令和元年7月3度目の昇進11勝を挙げるが、またも不祥事で引退となった。一人残された貴源治の出世に響いたのは想像に難くない。
常幸龍は平成23年5月佐久間山で初土俵。24年1月新幕下はいきなり上位。ちょうど新序ノ口から27連勝の新記録を作ったが、7番相撲で敗れて各段1場所通過はならず。幕下は2場所で通過して5月新十枚目で常幸龍に改名。11月新入幕、26年9月新小結。以降は低迷し、幕内は28年1月が最後。11月三段目まで落ちる。30年9月再十枚目。3場所で陥落、10場所ぶりに復帰。
千代の海は平成27年5月濵町で初土俵。11月新三段目で千代の海に改名。28年3月新幕下はいきなり上位だが全休。2年半かかって30年7月新十枚目。令和元年11月幕下陥落、2年3月再十枚目は2場所で陥落。1場所で関取復帰。
宇良は平成27年3月初土俵。11月新幕下、翌場所上位進出。28年5月新十枚目。29年3月新入幕で大いに注目を集めたが、そこは小兵の性。9月怪我で休場、一気に三段目まで落ちる。ほぼ1年休場して復帰するも、幕下まで戻った3場所目の31年1月よりまた休場。4場所半休んで序二段下位まで落ちた。そこからわずか3敗、5場所で3年ぶりの関取復帰。
番付発表は10月26日。次も1ヶ月足らずである。
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