平成二十三年五月技量審査(夏)場所(於・國技館)は無事に千秋楽を迎えた。
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日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
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各段の優勝状況など。
・序ノ口
13日目に優勝決定。
◎7勝
久之虎(西14、21年1月以来2回目。各段も2回目。)
・序二段
13日目に優勝決定。
◎7勝
魁ノ隆(西75、初、各段も初)
・三段目
北勝国(東25)と屋久ノ島(西76)で決定戦、もと十枚目の北勝国が貫録勝ち。
◎7勝
北勝国(東25、初、各段は22年11月の序ノ口以来2回目)
・幕下
優勝は13日目に決定。
福轟力(東41)を押し出し、風斧山(東37)5勝で終了。
武誠山(西16)を寄り切って北園(西18)5勝。
白虎(東13)が粘りのない力龍(西12)を寄り切って2勝。
鳥羽の山(東14)を崩して千代の国(東9)大銀杏確実の5勝目。
勝てば十枚目の可能性がないこともない鬼嵐(東16)。双大竜の押しに足が出て5勝2敗で終了。双大竜(東7)は6勝で結構上がりそう。
勝った方が新十枚目の一戦。荒鷲(東3)と持丸(東10)が力を出し合ったが、持丸が寄り切って関取の座を獲得。
◎7勝
松谷(西4、2場所連続2回目、各段は18年7月の序二段を含めて3回目)
・十枚目(十両)
優勝は13日目に決定。
栃翼(西下5)を押し飛ばし、剣武6勝目。十枚目尻だけど、落ちることはなさそう。
益荒海を叩き込み、垣添(西下筆頭)は3勝に伸ばして関取復帰か。
芳東が二本差したけど寄れず、佐田の富士が切る。逆に佐田の富士寄り切って5勝。
玉飛鳥電車道で佐田の海を押し倒し勝ち越し。
明瀬山突っ掛け。出る明瀬山を下手投げで潰し、城ノ龍5勝。
磋牙司突っ掛け。好調磋牙司、黒海を落ち着いて突き落として13勝の大勝ち。黒海は終盤盛り返しても5勝止まり。
協会ご挨拶。
大道突っ掛け。大道突っ掛け。3回目、富士東を稽古場のように上手投げで転がして大道キョージュ勝ち越して新入幕へ。富士東は9番で入幕は微妙?
出る舛ノ山を突き落とし、宝富士9勝。舛ノ山は9勝止まりで入幕はなくなった?
勝ち越せば幕内から足踏みの安(東筆頭)。寶智山を上手投げで下し、ようやく勝ち越し。
◎13勝2敗
磋牙司(東12、初、各段は19年7月の幕下以来2回目)
三段目の決定戦、各段優勝表彰式。場所名は「五月技量審査場所」であるが、中村審判長は序ノ口以外各段の優勝者の名前を読み間違う椿事。
・幕内
玉乃島が腕を抱えるが、高見盛構わず入れ替わって寄り切り7勝。玉乃島(西十筆頭)は4勝止まり。
武州山を栃乃洋が前へ攻めて寄り切り、体を預ける前にもう武州山の足が出てた。栃乃洋6番、武州山(東十2)は5勝止まり。
慌てないで豊響を寄り切り、時天空勝ち越し。豊響負け越し。
重い臥牙丸、若荒雄を押し倒して千秋楽勝ち越し。
朝赤龍に左を取られて苦しんだ魁聖。辛抱したが足が出た。赤龍7番、魁聖は10勝5敗だが敢闘賞。優勝争いはともかく、実力者に勝てるようになれば楽しみだ。
旭天鵬と組み合ってから上手投げ、雅山千秋楽に無事勝ち越し。
当たって木村山を押し出し、玉鷲7番。木村山千秋楽負け越し。
翔天狼を高々と吊り出し、阿覧6勝目。
北太樹を押し出し、新入幕栃乃若7勝まで戻して終了。栃乃若も今後に期待。
出る栃煌山に若の里抱えるが、そのまま栃煌山寄り切って4番。若の里負け越し。
豊真将が安美錦を寄り倒した…かに見えたが、安美錦残った? 物言いが付いて豊真将が勝ち。安美錦は惜敗の上に負け越し。
三役に上げてもらえず3場所連続二ケタの豪栄道、今場所は三賞はもらった。土佐豊をまっすぐ寄り切って、技能賞に華を添える11勝目。
激しい突き合いお付き合い。引いた豊ノ島を寄り切って嘉風9番。豊ノ島5勝止まりで平幕へ
隠岐の海を封じて鶴竜一気に寄り切り12勝。一応2場所で20勝に達した。
豪風変化に稀勢の里動ぜず。豪風を押し出し、やっと稀勢の里千秋楽に勝ち越し。来場所は関脇3人?
相変わらずバラバラな三役揃い踏み。
日馬富士待ったから2回目。栃ノ心も良く残しているが、そこは腐っても大関日馬富士寄り切って小結に叶う10勝目。栃ノ心は12勝で上出来。この瞬間、白鵬19回目の優勝決定。
把瑠都が肩越しに廻しを取るが、琴奨菊が構わずガブって寄り切り。奨菊10番、把瑠都も10番。
魁皇右上手。白鵬も左の下手だが、今日は魁皇が強かった。魁皇9番、土俵王久しぶりの13勝2敗で終了。
優勝旗授与のあと、刈屋アナのスペシャルインタヴュー。そして三賞表彰。手打ち式まで中継されて、技量審査場所の映像配信も終了。
・幕内
◎13勝2敗
白鵬(横綱、7場所連続19回目)
☆殊勲賞
なし(22年9月以来45回目)
☆敢闘賞
栃ノ心(西6、22年5月以来3回目)
魁聖(西16、初)
☆技能賞
鶴竜(小結、22年7月以来6回目)
豪栄道(東筆頭、21年1月以来2回目)
※雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に表彰)
鶴竜(小結、初)
三役は両関脇が勝ち越し、東小結の鶴竜12勝、西の豊ノ島負け越し。鶴竜を関脇に上げて、小結は豪栄道と栃ノ心?
幕内欠員7人に対し、陥落はなさそうなので補充の5人が昇進予定。安・宝富士・大道・富士東と磋牙司か。
十枚目欠員10人と幕に上がる5人に対し、陥落はなさそうなので補充の13人が昇進予定。幕下10枚目以内の勝ち越し碧山・隆の山・上林(再)・華王錦・松谷(再)・南・双大竜(再)・妙義龍(再)・千代の国・持丸・錦(再)で11人。11枚目以下で大勝ちした力士はいないので、あと2人は西筆頭で負け越した垣添(再)と上位で負け越した荒鷲で決まりか。