いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

スズキ K50 その6

2009年11月03日 | 日記
そろそろ更新するのが疲れて来ました(汗)。
一応、記事の作りだめ(?)ができたのでこの記事で一区切りしたいと思います。

今回は、「ピストンとシリンダー」 です。
下はいつも通りのパーツリストからです。



新車で購入してからは普通あまり分解整備する様な部分ではありませんが、
中古車や長期保管車は行う可能性はあるかとおもいます。

非常に単純で無理のない設計ですので、通常の使用では故障はまずしませんが、
プラグの熱価が標準(BPR6HS)のまま、スロットル全開で登坂や最高速走行すると焼きつく可能性が非常に大きくなります。

私は何回か焼き付きを経験していますが、許容度の広い構造ですので、
ほとんどは焼き付き部分のヤスリがけとシリンダー及びヘッドの面研で復活しました。

しかし、このタイプのエンジンで気を付けなければならない事は、
気温差の激しい場所での保管(結露を生ずる程度)では、シリンダー内に生じた水分が、
錆を発生させて作動時に傷を付ける原因となりますので、長く使用しないのであれば、
プラグを抜いて解放(当然プラグホールをウエスなどで保護)していると防ぐ事が可能です。

ただ、この方法は塵の多い野外での保管には適しませんのでご注意を。

野外での保管を強いられるようであれば、なるべく車体を雨や露に直接当たらないようにカバーをかけ、
1週間に1~2度はエンジンを掛けて油を回してやる事が肝心です。

ほっとき過ぎてスネちゃう女の子と同じ・・失礼しました(笑)。

では、また。
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スズキ K50 その5 【スクランブラー編 2】

2009年11月03日 | 日記
続けてドンドンいきましょう(笑)。
今回は、「専用部品」 です。

車体番号がLA13A(K50SCT)の頃のスクランブラーはタンクが3色設定されていました。
下はパーツリストに掲載されている実車の写真です。





色の設定もさながら、兄弟モデルのコレダスポーツよりも多く専用部品が使われています。

ベースモデルのK50と比較するとおおまか以下のような変更点です。

 1.フレーム(→ネジ穴、ロッドのサイズが違う)
 2.キャブのセッティング(→メーンジェット♯65)
 3.マフラー(→アップマフラー、ガスケットも銅製に変更)
 4.シフトレバー(→プレス抜きの鋼板製へ)
 5.メーター(→丸型)
 6.ステップ・フットブレーキ(→マフラーの取り回し変更に伴う形状変更)
 7.タンク(→タンクパッド装着、塗装色)
 8.ハンドルバー・各ケーブル(→形状、長さ変更)
 9.ミラー(左右セット、丸型金属製へ)
10.シート(→鋲打ちロングシート、リアグリップ付き)
11.フォークスプリングカバー(→ラバー製へ)
12.ホイール・タイヤサイズ(→リム1.40-17、タイヤ2.50-17)
13.フェンダー(→K90用?、1サイズ大きい)
14.リアスプロケット歯数(→36丁)
15.チェーンカバー(→アルミ製スポーツタイプへ)
16.電装部品(→レクチファイヤ、ハーネス)
17.各エンブレム

上記以外にも専用部品や変更点があるのですが書ききれません(笑)。

スクランブラーは前期と後期のモデルがあり、車体番号でも解りますが、
外観でも前後のフェンダーが塗装からメッキになっていたり、ヘッドランプブラケットの塗装が黒のみから、
シルバーになっていたりしますので見分けは容易です。

ただ、注意したいのは前後期モデルで似ていても互換性の無い部品(変更点)がありますので、
部品を発注する時は、車体番号を必ず照らし合わせた方が無難です。

では、また。
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