えーっと、ここまでやった作業で注意点なんかを。
まあ、基本的な事ばっかりかもしれないですが(笑)
まずは腰上を分解したので、そこから。
腰下は分解してないですが、コンロッド大端部のガタは確認しています。
でないと新しいピストン組んでもスラップしちゃう可能性がありますから。
前述の通り、安価品の80ccのシリンダー&ピストンセットに替え、シリンダーヘッドは使い回し。
一応、分解前にカムシャフトのプレロードを計ってます。
基本、この状態より重いプレロードになり過ぎてるとヘッドとカムホルダーの面研のやり過ぎの可能性がありますから。
(軸受けの間隙が狭くなりすぎると焼き付きの恐れがあります)
燃焼室の研磨ですが、研磨前と研磨後で容積を計ってます。
普通は研磨後の方が容積が若干大きくなるので、それでシリンダーベースガスケットの厚みを考慮してます。
シリンダヘッドガスケットは付いてきたものを使用、こちらも厚みは替えられるんですが純正より薄かったので。
ただ、ガスケット厚みを調整する場合はバルブ開度が最大になった時に、ピストンヘッドに干渉しないか確認しないと大変な事に。
今回はヘッドが使い回し(面研済)で、あんまり圧縮を上げたくなかったこともありベースはチョット厚め(笑)
プラグホールのインサート修理ですが、使ったタップはドリルで穴を拡大させてから使うタイプではなく、
元のタップサイズM10×1.0が先端に付いたタイプで加工してます(インサートタップは元サイズより若干径が大きいのです)。
ドリル使用タップも持ってるんですが、なんせこの形状のヘッド、垂直出すのがメンドイ(笑)
年数経ってますから、もうヘッドのアルミ素材も脆くなってますし、ガス漏れしないようにかなり作業は慎重です。
バルブはお得意のドリルにくっつけて研磨(笑)
シート当たり面はもともとカットが3段で付いてますので、変形させない様に汚れ取り程度。
ちゃんと光明丹で確認しながらアタリはだしてますよ~。
軸部の研磨は燃焼室に被るトコロだけ、それから上はバルブガイド内で摺動するので、研磨しちゃうと最悪オイル下がりしますから。
(CB50JX-1のバルブガイドは、排気側のみオイルシールが付属している構造です)
エンジンの組み上げでは特にないんですが、カムシャフトホルダーの4ヶのナット&カムシャフトスプロケットの2ヶのボルトは、エンジン搭載後の試運転(慣らし)の後に一度トルク確認しています。
というのは、ガスケットが新品なので組み立て後に若干沈むんですね。
私の経験上、中古エンジンは指示トルクでもホルダーのナットが少々ですが緩んでる事が多いです。
きょうはここまで。
では、また。
まあ、基本的な事ばっかりかもしれないですが(笑)
まずは腰上を分解したので、そこから。
腰下は分解してないですが、コンロッド大端部のガタは確認しています。
でないと新しいピストン組んでもスラップしちゃう可能性がありますから。
前述の通り、安価品の80ccのシリンダー&ピストンセットに替え、シリンダーヘッドは使い回し。
一応、分解前にカムシャフトのプレロードを計ってます。
基本、この状態より重いプレロードになり過ぎてるとヘッドとカムホルダーの面研のやり過ぎの可能性がありますから。
(軸受けの間隙が狭くなりすぎると焼き付きの恐れがあります)
燃焼室の研磨ですが、研磨前と研磨後で容積を計ってます。
普通は研磨後の方が容積が若干大きくなるので、それでシリンダーベースガスケットの厚みを考慮してます。
シリンダヘッドガスケットは付いてきたものを使用、こちらも厚みは替えられるんですが純正より薄かったので。
ただ、ガスケット厚みを調整する場合はバルブ開度が最大になった時に、ピストンヘッドに干渉しないか確認しないと大変な事に。
今回はヘッドが使い回し(面研済)で、あんまり圧縮を上げたくなかったこともありベースはチョット厚め(笑)
プラグホールのインサート修理ですが、使ったタップはドリルで穴を拡大させてから使うタイプではなく、
元のタップサイズM10×1.0が先端に付いたタイプで加工してます(インサートタップは元サイズより若干径が大きいのです)。
ドリル使用タップも持ってるんですが、なんせこの形状のヘッド、垂直出すのがメンドイ(笑)
年数経ってますから、もうヘッドのアルミ素材も脆くなってますし、ガス漏れしないようにかなり作業は慎重です。
バルブはお得意のドリルにくっつけて研磨(笑)
シート当たり面はもともとカットが3段で付いてますので、変形させない様に汚れ取り程度。
ちゃんと光明丹で確認しながらアタリはだしてますよ~。
軸部の研磨は燃焼室に被るトコロだけ、それから上はバルブガイド内で摺動するので、研磨しちゃうと最悪オイル下がりしますから。
(CB50JX-1のバルブガイドは、排気側のみオイルシールが付属している構造です)
エンジンの組み上げでは特にないんですが、カムシャフトホルダーの4ヶのナット&カムシャフトスプロケットの2ヶのボルトは、エンジン搭載後の試運転(慣らし)の後に一度トルク確認しています。
というのは、ガスケットが新品なので組み立て後に若干沈むんですね。
私の経験上、中古エンジンは指示トルクでもホルダーのナットが少々ですが緩んでる事が多いです。
きょうはここまで。
では、また。