モノスヤ☆のまきのテケテケあるある記。

花柳仲登嗣(モノスヤ)&仲真央(のまき)のコンビは2013年もブルワーズ青木を鋭意応援して生きます!!芸道も精進ちゅ♪

眠らない夜

2007-01-31 20:42:52 | いろんな話。
その人と一緒に過ごした時間は結局、9時間だった。

その間、互いの親のことや時代劇の話。
仕事のことや、ネタになりやすい娘M嬢の話。

連れて行ってもらった、お店の方や常連さんのこと。

音楽のこと、すこし。

など、ほとんどランダムに思いつくままにアレコレを話した。


初対面だったために、
そんなに長時間を共有できるとも思っていなかったけれど。

気が合わなかったら、どうしようとか。
そんなこと思いもしなかったのは、
それなりにお互いへの情報の下地があったからかもしれない。


不思議と最初から、
しっくりというかすんなり打ち解けた。

なんとなく、
そんな予想はついていたのだけど。

それは、その人が私の望むように合わせてくれたからなのだろう。



私が、いつもは高いびきで爆睡している時間から出だしても、
街は眠ることを知らず。

それどころか賑わいを増すかのようで不思議だった。

そんな私の知らない街の一面を垣間見れたのも、
その人が一緒だったから。


きっと、
そんな眠らない街に独り放り出されたら。

さすがの私も泣き出してしまったかもしれない。


隣りを並んで歩いてくれる人のおかげで泣くどころか、
ずーっと笑い続けた夜。


少しだけしんみりしてしまったのは、
どこからその話題に突入したのか記憶にないのだけれど。

なぜかテンチョーの話に、なってしまったこと。

9時間の中で占めた割合が一番長かったのが、テンチョーの話。


なんで、ここでテンチョーの話をしているのかな。

と、フッと思いながら。

聞き上手な、その人が引き出してくれて、
そして気づかせてくれたことがいっぱいあった。


長いようで短い9時間という時間は、あっという間に過ぎ去って。


私たちは新宿駅の構内で別れ、それぞれの方向へ向かった。

地下鉄に乗り込んだ途端に私の糸は事切れた。

手すりにつかまって何度となく脱力で腰から下が抜けるのを味わいながら、
その眠気と疲労の心地よさに酔っているようだった。

ホテルのベットが私を呼んでいたけれど、
そこで身体を横たえては9時半の受付に間に合わない。

重い身体を引きずるようにシャワーを浴びて冷水で顔を洗い支度を始める。


荷物をまとめ直して出掛ける準備が調ったら、
まだ出る時間まで30分くらい余裕があったから。

椅子にもたれて仮眠をした。


思えば、こんな風に眠らない夜を過ごしたのは自衛官時代以来かな。

無事に講習の受付を済ませて会場に入ると、
まだまだ客席には充分に席の余裕があった。

私の到着から1時間は遅れるという仲間のメールを受けて、
その二人の席も確保したら。

たまらず客席で1時間ほど眠りに落ちていた。


それでも講習受講の間、
一度も睡魔に襲われなかったのは奇跡に近いとしか言いようがないかな。

丸二日間

2007-01-31 13:28:07 | いろんな話。
まるで浦島太郎状態になった気がするのですから。

丸2年も講習に出席しないと、
その浦島太郎状態に拍車がかかってしまいます。

汗を拭き拭き重い足を、ずりずり引きずりながら銀座の街をふらつき始めた私と仲間二人。

この二人は5年前の追善舞踊会で群舞の舞台に一緒に上がった、
お一人は青森。お一人は宮城の方です。

年齢は、ほぼ同じくらい。
芸歴も、ほとんど同じくらい。
何かと話の通じる二人です。

銀座を徘徊していると、
その前方に明らかに講習参加者の集団を見受けたりして。

そのグループが入店した居酒屋を避けて別の場所に向かいました。


腹ペコな3人は、
とにかく食べることに忙しく。

それが落ち着いたあたりから実名入りのバクロ話に花が咲き、
とてもじゃないですがそれはここには一切書けません(苦笑)。

いずれにせよ、
これから東北方面で主力として活躍する(はず)3人なので、
この先どうするのか。
どうなるのか、どうしたいのか。

そんなことを熱く語り始めると、あっという間に数時間が経ってしまいます。


当初の予定では、
5時ごろに講習終わったら勝どきホテル(仮名)まで移動して。
シャワーしてサッパリしたら浅草まで足を伸ばそうかな、
ブラブラした後には月島に立ち寄って”もんじゃ”かな。

誰かメールででも声、掛けてみよっかな。

そんな私の妄想は想像以上の講習のハードさに無惨に打ち砕かれ、
それでもご飯に付き合ってくれる仲間がいたことは本当に幸せでした。


なんとなく、
いつもと違って寂しくなったのね。東京で。

単独行動は平気で得意な方だし、
どちらかというと独りの方がどんなにか気楽と思っていたのですが。

1000人超の舞踊集団のあまりの華やかさに、
ちょっと自分の日常とのギャップを感じて。

なんとなく、ものさみしくなったのでした。


池袋方面だという二人と、お店の前で別れたのが9時半ごろ。

それから遅々とホテルのチェックインを済ませ入室。

荷物を下ろしベットに座り込んでテレビを点けたけれど、
つまらない気持ちになり携帯を取り上げて心当たりにメール。


するとメール相手が今、新宿だというので。

行っちゃおっかなー。

そう思うが早いかシャワーを浴びてバックを取り上げて部屋を飛び出してました。


大江戸線で勝どきから新宿は地下鉄一本。

新宿到着22時40分。


新宿の長くて短い夜のはじまりはじまり。

           =さらにつづく=

フリーズプリーズ

2007-01-31 09:37:12 | いろんな話。
フリーズと言われるのは”固まる”ことだと思っているのですが。

その固まるという状況を、ほとんど経験したことがありません。

ところで、
このところ2度ばかり(ひと月間)、
マウスは動くがキーが打てないという状況に陥りました。

キーが打てない(入力されない)と二進も三進もいかないのですが、
みなさんはこんな状況どうやって打破されてるんでしょう?

何か秘策が、お持ちでしょうか?

秘策じゃなくても対処法ご存知でしたお教えくださいm(__)m

講習会に

2007-01-31 08:32:26 | いろんな話。
昨日、車庫に車を入れたのが6時ちょっと過ぎ。

娘M嬢の笑顔と母R子の”おでん”の湯気が出迎えてくれました。

心底ホッとしながら。
娘M嬢の二日分の話を聞きつつ母R子に講習会にまつわるアレコレを語って聞かせました。

ご飯を食べて荷物の後始末をし、
ぺたんと絨毯に座り込んだらもう動きが取れないほどになってしまい。

講習課題曲の振り帖(譜本)に細かな点を書き込んだだけでギブアップ。
さすがにPCを開く余裕もなく8時半から布団にもぐりこみ4時半過ぎまで爆睡。


起きても脳みそが膜で包まれているかのように、もやもやしています。


***********

講習会は、いまだかつてないほどの出席者の数。
1200人近い流儀の名取が一同に会しました。

受付前は長蛇の列で、
9時40分くらいに会場入りした私でも既に受付番号は200番台。

講習開始の11時に間に合わせて着替えを済ませ客席に入りましたが、
あまりの受講者の多さに1階には席が取れず初めて2階席に上がりました。

東北の仲間にメールをしてみると受付で並んでいるところだというので、
その仲間3人分の席も取り開始を待つことに。


11時。
いつものように幕が開き、
ご挨拶の後いよいよ講習が始まりました。

一度に70人程度の人数が舞台に上がり、
講師の先生の踊られるのに見よう見まねでついていき覚える。

それを一組に3~4度ほど繰り返し次の組へ入れ替え。

ひたすら、その繰り返しです。

私は3組目で舞台に上がりました。

講習課題曲はその時々で違うため、
その曲に対して好き嫌いや得手不得手があるものなのですが、
今回の曲は私の好きなタイプだったので何とかついていけました。


3月の初めに内輪の会で踊らなくてはなりません、
そんな切羽詰った状況に自分を追い込んで必死になって踊ってきました。


途中で自由に退席し休憩、
昼食を取るなどが許されているため仲間と連れ立ってお昼をしながらオシャベリ。

その小一時間の休憩以外は6時半の講習終了まで、
ひたすらその曲と格闘。

終了間際に試験課題曲の稽古が一回あり、
それを終えて最後のご挨拶。

着替えを済ませ会場を出るときは、もう7時になろうかという時間。


講習会場に、そんなに詰めていたのは今まで初めてです。

大荷物を担いで会場を出ると、
もうお腹がペコペコで歩を進めるのも容易ないくらい。

仲間も同じ状態だったようで、
3人は銀座の街へふらりふらりと消えていったのでした。


            =つづく=