昭和63(1988)年。先週からの期待に違わぬ内容だった。一番俺が楽しかった時代だ。
スタジオゲスト、「吐息でネット」で呼ばれたナンノはちょっと太った気がする(でも許容範囲)。
「プロモーターから見たブルーザー・ブロディ」といった感じの保坂尚輝は相変わらずやさぐれている。
ランキングは、今の風味に近いが今ほど露骨にマーケティングが表に出ていない良き時代といった感じ。
「抱きしめてTONIGHT」はやっぱり燃える曲だ。さすがにビッグ。
歌の内容に関係なく、それをすることにまったく何の必然性もないローラースケートを使う光GENJIは、優れた
エンターテインメントとしてのプロレスとみなしてもいいと思う。
当時は、(例外もあるが)基本的に歌手がバックバンドを引き連れて出演するのが当然。番組も、その回こっきりの
ために凝ったセットを製作。それを毎週毎週生でやっていたのだから恐れ入る。一方、今ならとても無理なグレードの
作品も映画・音楽などで乱発されたが、結果として門戸が広くなった面もあるとは思う。そこはバブル期の功か。
ゲストの一人として若槻千夏が出ていた。おそらく彼女はトーク系バラエティでは若手きっての使い手的な立場に
いることを自負しているに違いないが、なんというか彼女のスタイルはハイスパートレスリング系、ラリアット
プロレス系。自分以外の出演者に「受け」「拾い」の達人がいないと映えないことを自覚しなくてはいけないと感じた。
スタッフからそういう指示があるだけだとは思うが、豆知識映像に見入っているときのうなずき方がみんな
ワンパターンなのはどうにかならないか。
ランクインしないとは思うけれど、17位だった「マジレンジャー」がもしインしたら撮り下ろし映像で見てみたい。
スタジオゲスト、「吐息でネット」で呼ばれたナンノはちょっと太った気がする(でも許容範囲)。
「プロモーターから見たブルーザー・ブロディ」といった感じの保坂尚輝は相変わらずやさぐれている。
ランキングは、今の風味に近いが今ほど露骨にマーケティングが表に出ていない良き時代といった感じ。
「抱きしめてTONIGHT」はやっぱり燃える曲だ。さすがにビッグ。
歌の内容に関係なく、それをすることにまったく何の必然性もないローラースケートを使う光GENJIは、優れた
エンターテインメントとしてのプロレスとみなしてもいいと思う。
当時は、(例外もあるが)基本的に歌手がバックバンドを引き連れて出演するのが当然。番組も、その回こっきりの
ために凝ったセットを製作。それを毎週毎週生でやっていたのだから恐れ入る。一方、今ならとても無理なグレードの
作品も映画・音楽などで乱発されたが、結果として門戸が広くなった面もあるとは思う。そこはバブル期の功か。
ゲストの一人として若槻千夏が出ていた。おそらく彼女はトーク系バラエティでは若手きっての使い手的な立場に
いることを自負しているに違いないが、なんというか彼女のスタイルはハイスパートレスリング系、ラリアット
プロレス系。自分以外の出演者に「受け」「拾い」の達人がいないと映えないことを自覚しなくてはいけないと感じた。
スタッフからそういう指示があるだけだとは思うが、豆知識映像に見入っているときのうなずき方がみんな
ワンパターンなのはどうにかならないか。
ランクインしないとは思うけれど、17位だった「マジレンジャー」がもしインしたら撮り下ろし映像で見てみたい。
箱にしまったままのビデオテープのうち、ここ十数年
まったく見ていなかったぶんを見てみる。
そのうちの一本はこんな内容(録画するものでテープを
分けられるほど余裕がないのでゴチャ録り)。
「淀川長治映画の部屋」での青春エッチ映画紹介シーン
(フィービー・ケイツもの)/日立サウンドブレイク/
「おとなの子守唄」(か、おとなの絵本)のビデオ紹介コーナー/
あびる母主演「窓からローマが見える」のエロシーン/
資生堂「アペリオ」CM/「オールナイトフジ」ビデオソフト情報/
「トゥナイト」(利根川さん時代)イヴちゃん特集/
「11PM」アラーキー特集/やすこ・けいこ「イボコロリ」CM/
TVK放送終了直前の「ホテル王城」CM(静止画)/
「11PM」小林よしのりの秘書が芸能人だったときの映像/
「TV海賊チャンネル」下着プレゼントコーナー/
霊波之光CM→「さすらいの太陽」再放送インテレ東/
デュランデュラン「グラビアの美少女」PV/
斉藤・遠藤メガネスーパーCM→'83/7/26「ズームイン!朝」
(背景にひんぱんに映る俺と友人)/
「ウルトラマンタロウ・必殺!タロウ怒りの一撃」(カタン星人登場)/
「沢田研二ショー」シングルメドレー/「科学戦隊ダイナマン」/
TBS「ザ・ビッグデー 夢の英雄ウルトラマン」/「巨獣特捜ジャスピオン」/
「超電子バイオマン」/バービーボーイズ「暗闇でDance」PV
(「ソニーミュージックTV」より)…
その他、主にエロ番組の断片が収録されていた(笑)。
ドラマもの以外はほとんどブツ切りだが、丸々録っておく必要も
ない番組ばかりだ。とはいえ、こういうどうでもいいもののほうが、
時代性を醸し出しているものであり、「ズームイン!朝」での
若々しい自分の姿を見るとなんとも言えない気恥ずかしさに襲われる(笑)。
別のテープには「モモコクラブ」クリスマスパーティーの様子が
録画されていた。番号にさほど意味がなかったモモコクラブだが、
今見ても白田あゆみの「2番」という異常に若い番号は異彩を放っている
(他は皆三ケタ以上)。
円谷優子は完成度が高かった。
客がみんなカメラ持参というのにも時代を感じる。
のりPと畠田理恵たちだけでほぼ司会をこなしてしまっており、
今だったらあらかじめメイン司会であろう、いんぐりもんぐりの
ポジションがあくまで補佐役なのにも驚く。
ちなみにそのテープに入っていた「ワールドプロレスリング」では、
WWEのランディ・オートンの父ボブが海賊仮面ビリー・ガスパーと
して登場し、ボンジョヴィのアクシアCMも入っていた。
まったく見ていなかったぶんを見てみる。
そのうちの一本はこんな内容(録画するものでテープを
分けられるほど余裕がないのでゴチャ録り)。
「淀川長治映画の部屋」での青春エッチ映画紹介シーン
(フィービー・ケイツもの)/日立サウンドブレイク/
「おとなの子守唄」(か、おとなの絵本)のビデオ紹介コーナー/
あびる母主演「窓からローマが見える」のエロシーン/
資生堂「アペリオ」CM/「オールナイトフジ」ビデオソフト情報/
「トゥナイト」(利根川さん時代)イヴちゃん特集/
「11PM」アラーキー特集/やすこ・けいこ「イボコロリ」CM/
TVK放送終了直前の「ホテル王城」CM(静止画)/
「11PM」小林よしのりの秘書が芸能人だったときの映像/
「TV海賊チャンネル」下着プレゼントコーナー/
霊波之光CM→「さすらいの太陽」再放送インテレ東/
デュランデュラン「グラビアの美少女」PV/
斉藤・遠藤メガネスーパーCM→'83/7/26「ズームイン!朝」
(背景にひんぱんに映る俺と友人)/
「ウルトラマンタロウ・必殺!タロウ怒りの一撃」(カタン星人登場)/
「沢田研二ショー」シングルメドレー/「科学戦隊ダイナマン」/
TBS「ザ・ビッグデー 夢の英雄ウルトラマン」/「巨獣特捜ジャスピオン」/
「超電子バイオマン」/バービーボーイズ「暗闇でDance」PV
(「ソニーミュージックTV」より)…
その他、主にエロ番組の断片が収録されていた(笑)。
ドラマもの以外はほとんどブツ切りだが、丸々録っておく必要も
ない番組ばかりだ。とはいえ、こういうどうでもいいもののほうが、
時代性を醸し出しているものであり、「ズームイン!朝」での
若々しい自分の姿を見るとなんとも言えない気恥ずかしさに襲われる(笑)。
別のテープには「モモコクラブ」クリスマスパーティーの様子が
録画されていた。番号にさほど意味がなかったモモコクラブだが、
今見ても白田あゆみの「2番」という異常に若い番号は異彩を放っている
(他は皆三ケタ以上)。
円谷優子は完成度が高かった。
客がみんなカメラ持参というのにも時代を感じる。
のりPと畠田理恵たちだけでほぼ司会をこなしてしまっており、
今だったらあらかじめメイン司会であろう、いんぐりもんぐりの
ポジションがあくまで補佐役なのにも驚く。
ちなみにそのテープに入っていた「ワールドプロレスリング」では、
WWEのランディ・オートンの父ボブが海賊仮面ビリー・ガスパーと
して登場し、ボンジョヴィのアクシアCMも入っていた。
「YO!」というヒプホプな呼びかけどおり、そっち方面の音楽テイストの入った子供番組。tvkで放送中。
おそらくコドモマニアにはある程度知られている出演者が出ているものと思われる。
で、この番組で一番キャッチーなのが、パーマンのパチモンみたいなキャラ「リーマン」。そもそもtvkで子供番組を
やってどれくらい見る人がいるのかという疑問が渦巻く。「おかあさんといっしょ」をはじめとするNHKものは、
もう完全にブランド化しているので見ていて何しろ安心感がある。この「安心感」こそが、本来子供番組において
最優先されるべきポイントだと俺は思うが、「YO!キッズ」にはそれがない。ライティングというか画質がなんとなく
すすけて見えてしまうし、リーマンのマスクがデカすぎて不安感を増幅する。予算が潤沢なら、もう一人二人、
成人の「おにいさん・おねえさん」を起用すべきなのではなかろうか。出てくる子供の名前がことごとくものすごい。
ノーマルな名前があるとかえって目立つくらいだ。
ただ、「サクサク」の成功など、「今どきの若者に媚びた空気」が漂いかけているtvkにあって、「YO!キッズ」の
ような雰囲気を醸し出す番組は不可欠である。パッと見アカ抜けないオールナイターズ然としたメンツが揃う
「みんなが出るテレビ」は、その実それなりにきちんと作り込んでいる(NHKのローカル枠にありそうな内容)し、
結果としてどこかの局アナになるようなのはいるかも知れないけれども、現時点では「ここからステップアップして
プロ野球選手と結婚」的な妙なギラギラ感がないのがいい。ただ公式掲示板が気持ち悪い。
千葉におけるジャガーの番組が神奈川にも必要だ。でも、神奈川のジャガーは決してジゴロウではないと思う。
おそらくコドモマニアにはある程度知られている出演者が出ているものと思われる。
で、この番組で一番キャッチーなのが、パーマンのパチモンみたいなキャラ「リーマン」。そもそもtvkで子供番組を
やってどれくらい見る人がいるのかという疑問が渦巻く。「おかあさんといっしょ」をはじめとするNHKものは、
もう完全にブランド化しているので見ていて何しろ安心感がある。この「安心感」こそが、本来子供番組において
最優先されるべきポイントだと俺は思うが、「YO!キッズ」にはそれがない。ライティングというか画質がなんとなく
すすけて見えてしまうし、リーマンのマスクがデカすぎて不安感を増幅する。予算が潤沢なら、もう一人二人、
成人の「おにいさん・おねえさん」を起用すべきなのではなかろうか。出てくる子供の名前がことごとくものすごい。
ノーマルな名前があるとかえって目立つくらいだ。
ただ、「サクサク」の成功など、「今どきの若者に媚びた空気」が漂いかけているtvkにあって、「YO!キッズ」の
ような雰囲気を醸し出す番組は不可欠である。パッと見アカ抜けないオールナイターズ然としたメンツが揃う
「みんなが出るテレビ」は、その実それなりにきちんと作り込んでいる(NHKのローカル枠にありそうな内容)し、
結果としてどこかの局アナになるようなのはいるかも知れないけれども、現時点では「ここからステップアップして
プロ野球選手と結婚」的な妙なギラギラ感がないのがいい。ただ公式掲示板が気持ち悪い。
千葉におけるジャガーの番組が神奈川にも必要だ。でも、神奈川のジャガーは決してジゴロウではないと思う。