「庭園の美」の講演会の後、岡崎の細見美術館へ行きコレクションの「麗しき日本の美」という展覧会を見てきました。伊藤若冲の作品と江戸時代絵画を見ました。作品の数は多くはありませんので、ゆっくり見る事が出来ました。若沖の墨絵は迫力がありました。今までみた若沖の動物や花とは違って墨一色ですが、一目で若沖だとわかります。来月になると琳派を愉しむと題した展示が催されるので又是非行ってみます。桜の花が咲く頃になるかな?
細見美術館を出て2~3軒北側にある漆器の象彦に寄ってきました。象彦の西村家に残っている古いひな人形とそのお道具の展示のチラシを見たので行ってみました。お人形やお道具自体は近江の豪商や彦根藩主のそれとはちょっと見劣りしましたが、安藤人形店の現在のお人形も飾られていました。お人形よりも象彦の素晴らしい漆器をゆっくり見せてもらいました。こういう老舗へは滅多に入る機会がありませんから、漆芸の最高峰の作品を見て回りました。お店の方ともお話をしながら・・・。Japanはやっぱり漆だなあ。何か手が出せそうなものはないかなと思いましたが、私の手に負える様なものはなかったのですが、それでもやっぱり欲しくなり小さな器をを買ってしまいました。3月3日にひな祭りのパーティーをする時に使うつもりです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます