目前の急勾配の青葉坂 笑子
もくぜんのきゅうこうばいのあおばざか
【青葉】夏の季語
中之条まできたら
やっぱり通りたいのが「暮坂峠」です
若山牧水は、暮坂峠へは大正11年10月20日に
花敷温泉から四万温泉へ向う途中におとずれ歌を詠んでいます
文中では、雪景色の中を沢渡温泉に向かって
弟子の門林兵治(文中ではK-君)と2人徒歩で越えたところで
牧水は、「...やがてひろびろとした枯芒の原
立枯の楢の打続いた暮坂峠の大きな沢に出た。」と印象を書いています
草津温泉から暮坂峠を越え沢渡温泉に至る道端には
その文中に挿入された歌の碑がたくさん立ち当時の旅を追想させる所
この時の印象を詠った「枯野の旅」という詩が残されていて
これを刻んだ立派な詩碑と牧水の旅姿の像が1957年峠に立ちました
ここでは綺麗なカフェで一休みもできますよ(#^^#)