7時を過ぎた頃から、空が多少明るくなってきました。
散歩の方々も、空を見上げて『日食、見られたらいいのに!!』と云っていました。
暫くすると、うっすらと三日月型の太陽が見え始めました。
池の周りで歓声が上がりました。『奇跡だ~』とおっしゃる方も・・・。
とても暗いので、太陽(減光)フィルター無しで撮って見ました。
段々、明るくなりましたが、雲が厚いと写ります。雲がフィルターの代わりです。
『チーッ』とカワセミが鳴く声がしましたが、夢中で金環日食を撮りました。
カワセミが直ぐ脇の杭に止まっていましたが、日食を最優先にしました。
その後、BORG 71FLを担いだ、ひでぼんさんがやって来ました。
金環日食を丘の上で撮影されたとか。
その後、常連さんも現れ、カワセミ、ツバメ等を撮影しました。
半ば諦めていた「金環日食」が撮影出来、大変興奮しました。
「金環日食」はとても神秘的で幻想的でした。
・日本で見られる次の金環日食は、2030年6月1日の金環日食(北海道)だそうです。
・皆既日食が見られるのは2035年9月2日(中部・関東の一部)だそうです。
●金環日食
厚い雲の切れ間から、うっすらと見え始めました。
WB:AUTO
ここからは、WB:太陽光
いよいよクライマックスです。
今度は満ちてきました。
太陽黒点も見え始めました。ピンぼけですが・・・。(この中りからは減光フィルターで黒点狙い)
黒点も写りました。
色温度設定を弄って撮ってみました。
この後、また厚い雲が太陽を隠してしまいました。それにしてもあれだけ雨が降ったのに、
金環日食を見る事が出来ました。まさに奇跡かも知れません。
※6月6日は金星の日面通過。午前7時半前に金星の丸い形が日面に入り、約6時間半かけ、移動する。
次に見られるのは、105年後の2117年。
・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。
・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(直焦点AF)