昨日は、今年初めての出勤だった。
本来なら6日からなのだが、父にまつわるあれやこれやで、先週まで2週間の短期介護休暇を取らせてもらっていたのである。
が、いつなにがおきるかわからない、という銃口を向けられているような落ち着かなさは変わらない。
あたりまえに出勤できる状況、仕事の算段をたてられる状況というのはありがたいことだったのだな、と思う。
とはいえ、長期休暇のあとに出勤する時ほど、気が重いことはない。
「ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした」というセリフをまず事務所にはいるなり、副所長のところに赴いてひと言、そしてその勢いのまま、その場にいる課員の皆さまを見回して同じセリフをひと言……、などと頭の中でシュミレーションする。
通勤電車から見る車窓の景色も、イヤホンから流れる曲もうわのそらである。
早くその段階に飛び込んで、一番苦手な場面を終わらせてしまいたいと思う。
夏休みの宿題なんかは、さっさと終わらせてしまいたいたちなのである。
”育パパ休暇”というのがある。
育児休暇の”お父さんバージョン”である。
今月から、お隣の男性職員がその休暇を取得することになり、彼の仕事をわたしが受け持つことになった。
なんの打診もなく、いきなりそう決まった。
もやもやしたが、こんな時、非常勤の立場は弱いのである。
かなりの分量だ。しかも期限付き。
誰もやりたくないのは明らかで、皆さんほっとしたのはまちがいない。
週3日勤務なのに、終わるのかしら、たぶん間に合わないよね、と荷が重く感じていたところにもってきて、今回の介護休暇。
昨日出勤してみたら、ほかの皆さんがその仕事の最初の部分をほどよく振り分けてこなしてくださっており、あとの作業が楽になっていた。
正直ほっとした。ほっとすると同時に、いたたまれないような気分でもある。
「組織」のありがたさと、わずらわしさと………。
職員数の少ない現在、休むほうも、残るほうも、大変なのである。
本来なら6日からなのだが、父にまつわるあれやこれやで、先週まで2週間の短期介護休暇を取らせてもらっていたのである。
が、いつなにがおきるかわからない、という銃口を向けられているような落ち着かなさは変わらない。
あたりまえに出勤できる状況、仕事の算段をたてられる状況というのはありがたいことだったのだな、と思う。
とはいえ、長期休暇のあとに出勤する時ほど、気が重いことはない。
「ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした」というセリフをまず事務所にはいるなり、副所長のところに赴いてひと言、そしてその勢いのまま、その場にいる課員の皆さまを見回して同じセリフをひと言……、などと頭の中でシュミレーションする。
通勤電車から見る車窓の景色も、イヤホンから流れる曲もうわのそらである。
早くその段階に飛び込んで、一番苦手な場面を終わらせてしまいたいと思う。
夏休みの宿題なんかは、さっさと終わらせてしまいたいたちなのである。
”育パパ休暇”というのがある。
育児休暇の”お父さんバージョン”である。
今月から、お隣の男性職員がその休暇を取得することになり、彼の仕事をわたしが受け持つことになった。
なんの打診もなく、いきなりそう決まった。
もやもやしたが、こんな時、非常勤の立場は弱いのである。
かなりの分量だ。しかも期限付き。
誰もやりたくないのは明らかで、皆さんほっとしたのはまちがいない。
週3日勤務なのに、終わるのかしら、たぶん間に合わないよね、と荷が重く感じていたところにもってきて、今回の介護休暇。
昨日出勤してみたら、ほかの皆さんがその仕事の最初の部分をほどよく振り分けてこなしてくださっており、あとの作業が楽になっていた。
正直ほっとした。ほっとすると同時に、いたたまれないような気分でもある。
「組織」のありがたさと、わずらわしさと………。
職員数の少ない現在、休むほうも、残るほうも、大変なのである。