ときどき晴れ

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黒部源流 奥の廊下&上の廊下  3・4日目 一度流されると止まらん。

2007年08月19日 | バリエーション&アルパイン&登山
■3日目
昨日は、寒さにくじけて14時に終了してしまったのですが。
寒い理由は、
雪解け水が冷たいのが根本原因なのですが、それ以外にも原因があるのです。
それは、「風」です。
濡れた身体に風が当たると、一気に体温が奪われてしまうのです。
そこで、今日は上下レインを着てその上にハーネスしてみました。
ビックリするほど効果あります。
レインを着る前は、余りの寒さで身体が震えてしまい、手に持ったコップからコーヒーがこぼれてしまったのです。
しかし、レインを着た後では、コップからコーヒーがこぼれるほど震えなくなりました。
レインを着たまま泳いでも全然問題ありませんし。

07:00 金作谷まで1時間程度のところを出発。
今日は昨日の遅れを取り戻すべくハイピッチです。
ガンガン水に入りますよ。
調子に乗っていたら、
腰位の渡渉している時、石に付いたコケで足を滑らしてしまいました。
すると、あっと言う間に10m程流されてしまいもう少しで小さい滝に落ちてしまう所でした。
流されながら、必死で岩を探し何とか指がかかったからよかったのですが。

「広河原」は、本当に広くて横断するのに30分位かかりました。
でも、この30分は本当に幸せな時間でしたよ。
だって、
30分も水に入らなくていいんですから。

「下の黒ビンガ」の先の核心は、一気に泳いしまい。
ここで、先行パーティをブッチ切ました。
後は、膝程度の渡渉を数え切れない程したら、東沢出合いでした。
しかし、東沢出合いを違う沢だと思ってしまい、黒部ダムの方まで下ってしまった。
小さい沢を登り登山道に出て歩いたら、平の渡しまで一時間位の所まで来ていたようだ。

14:00 平の渡
最終の時間が、17:20なので1時間以上の待ちになってしまった。
平の渡場は、想像と全然違っていた。
ダムの急な斜面に丸太の階段が付いているだけで、どの様に船に乗るか心配になるような作り。
時間通り、オンボロ船が来てホットした。

17:30 平の渡対岸
船着場からの急な長い階段がキツイ。
さらに、登山道も梯子が多くて辛い。
1時間程歩いて、御山谷のところで本日ビバーグすることに。
ここは、3~4張り程度幕営出来るスペースがあった。
しかも、下は砂地で快適。
まきも沢山あり、燃やし放題。
焚き火の跡も、結構皆ここに幕営しているようだ。



■御山谷の出合い。



■焚き火と針ノ木岳。

■4日目

今朝は、6時に出発。
ここから黒部ダムまでは、2時間程度の距離。
水平な登山道だろうから、楽勝となめていたら。
結構、アップダウンが多くてへたばった。
時間も短縮出来ず、地図通りの時間になってしまった。



■沢があると、長い梯子が現れる。



■黒部ダムがやっと見えたが、見えてからなかなか着かない。