ときどき晴れ

クライミングの事は書きません。
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など限定です!

理由がわからないのだけど???

2007年08月23日 | Weblog


■今日のレントゲン写真。左側が中指。右側が薬指。



■放射線課から整形に戻る時、トイレでこっそり写真を撮った。


事故で骨折して、一ヶ月。
俺が、余りに普通に生活しているのをみて、
「坂本所長は、本当は骨折していないのでは?」
とエセ怪我人疑惑まで出ているようです。
でも、本当に痛いのです。

今日は、午前中病院に行きレントゲンを撮ってもら経過観察。
レントゲンを見た医者が、
「2週間前の状態と余り変わってないですね。」
「足の指はつきが悪い場所ではあるのですが、治りが悪いですね。」
「安静にしていますか?」
どき・・・・っ。
「べ、別に何も・・・・。心あたりないのでけど・・・。」
毎日、カルシュウム入りの牛乳大量に飲んでるし。
あらゆる、サプリ飲んでいるのに。
なんで治りが悪いのだろう?

暑気払いしすぎて、また終電乗れなかった・・・。

2007年08月22日 | Weblog


連日暑すぎです。
黒部で震えていたのが、懐かしいです。

暑さを吹き飛ばすには、何処で暑気払いしようかな?

暑い→南の島→沖縄

ということで今回のお題は「琉球料理と泡盛」にしてみました。
まず食べたのは、「海ブドウのサラダ」これはとても美味しかった。
泡盛とチャンプルも最高の組み合わせだった。
でも、ちょっと廻りのお客がうるさくて落ちつかなかったな。

黒部源流 奥の廊下&上の廊下  3・4日目 一度流されると止まらん。

2007年08月19日 | バリエーション&アルパイン&登山
■3日目
昨日は、寒さにくじけて14時に終了してしまったのですが。
寒い理由は、
雪解け水が冷たいのが根本原因なのですが、それ以外にも原因があるのです。
それは、「風」です。
濡れた身体に風が当たると、一気に体温が奪われてしまうのです。
そこで、今日は上下レインを着てその上にハーネスしてみました。
ビックリするほど効果あります。
レインを着る前は、余りの寒さで身体が震えてしまい、手に持ったコップからコーヒーがこぼれてしまったのです。
しかし、レインを着た後では、コップからコーヒーがこぼれるほど震えなくなりました。
レインを着たまま泳いでも全然問題ありませんし。

07:00 金作谷まで1時間程度のところを出発。
今日は昨日の遅れを取り戻すべくハイピッチです。
ガンガン水に入りますよ。
調子に乗っていたら、
腰位の渡渉している時、石に付いたコケで足を滑らしてしまいました。
すると、あっと言う間に10m程流されてしまいもう少しで小さい滝に落ちてしまう所でした。
流されながら、必死で岩を探し何とか指がかかったからよかったのですが。

「広河原」は、本当に広くて横断するのに30分位かかりました。
でも、この30分は本当に幸せな時間でしたよ。
だって、
30分も水に入らなくていいんですから。

「下の黒ビンガ」の先の核心は、一気に泳いしまい。
ここで、先行パーティをブッチ切ました。
後は、膝程度の渡渉を数え切れない程したら、東沢出合いでした。
しかし、東沢出合いを違う沢だと思ってしまい、黒部ダムの方まで下ってしまった。
小さい沢を登り登山道に出て歩いたら、平の渡しまで一時間位の所まで来ていたようだ。

14:00 平の渡
最終の時間が、17:20なので1時間以上の待ちになってしまった。
平の渡場は、想像と全然違っていた。
ダムの急な斜面に丸太の階段が付いているだけで、どの様に船に乗るか心配になるような作り。
時間通り、オンボロ船が来てホットした。

17:30 平の渡対岸
船着場からの急な長い階段がキツイ。
さらに、登山道も梯子が多くて辛い。
1時間程歩いて、御山谷のところで本日ビバーグすることに。
ここは、3~4張り程度幕営出来るスペースがあった。
しかも、下は砂地で快適。
まきも沢山あり、燃やし放題。
焚き火の跡も、結構皆ここに幕営しているようだ。



■御山谷の出合い。



■焚き火と針ノ木岳。

■4日目

今朝は、6時に出発。
ここから黒部ダムまでは、2時間程度の距離。
水平な登山道だろうから、楽勝となめていたら。
結構、アップダウンが多くてへたばった。
時間も短縮出来ず、地図通りの時間になってしまった。



■沢があると、長い梯子が現れる。



■黒部ダムがやっと見えたが、見えてからなかなか着かない。

黒部源流 奥の廊下&上の廊下  2日目 寒くて寒くて挫けた。

2007年08月17日 | バリエーション&アルパイン&登山
なんちゃって登山隊の今年の夏の山行は、「黒部川の遡行の逆バージョン」です。

●8月17日 07:30出発。

朝起きると、薬師沢小屋に泊まった2パーティがもう沢を下って行った。
我々も急いで幕営の撤収をして出発。

少し歩くとA沢の出会いだった。
さらに進むと、鎖や梯子で整備されている高天原峠への登山道に少しだけ合流した。
でも、B沢手前で登山道が右に大きく曲がった、その先には・・・・・。
朝一番のゴルジュ(切り立った岩壁にはさまれた峡谷)。
え?朝から泳ぐの??
まだ、気温が低くて寒いのですけど。
水に入らずになんとかゴルジュを抜けられないか。
どう見ても無理そう。
それに、一般登山者視線が・・・・。
俺に朝から水に飛び込め!
それ、豪快に泳ぐとこ見せてみろと!
と言ってくる。
ここは、期待を裏切る訳にも行かず、しかたがない飛び込み事にしました。
でも今日は、
ヘルメット脱いでから飛び込みましたから。
目標は、25M程下った対岸。
少し距離があるので、ロープだけ付けて空荷で泳ぎました。
対岸に泳ぎ着くと、荒畑がリュックを川に投げ込み、俺がロープ引き寄せます。
リュックて結構ぷかぷか浮くので引き寄せるのはラクチンです。



■ゴルジュを過ぎた先。この位の川巾の渡渉でも流れがきつくて大変です。

◎泳いで渡渉する方法バリエーション

①一人がロープだけつけて空荷で泳いで行き、荷持を引き寄せる。
 この方法が一番安全ですね。
②リュックを4~5m程度だしたロープに付けて、ロープを引っ張りながら泳ぐ。
 リュックは意外に浮くので、実は余り流れの影響を受けません。
 ①より時間短縮になります。 
③リュックを浮き輪替わりに、抱きかかえてバタ足で泳ぐ。
 流れが緩やかな時に有効ですね。
 飛び込み位置は、流される距離を計算して飛び込んで下さい。
④リュックを背負ったまま、横泳ぎする。
 死ぬ気で行って下さい。



■結構崩壊している場所を通過するので、落石の恐怖におびえてしまった。

途中で余りに寒くて、日向ぼっこがてら釣りを30分位したのですが・・・。
今日も全然つれません。
えさに食いつく気配すら全くありません。
すれた女とすれた岩魚には、手がつけられません。



■有名な立石奇岩。10:09通過



■金作谷手前。左側の岩沿いを腰まで水に入りヘツる。 10:55



■腰までの渡渉。

この上の渡渉で、カメラが水没してしまい写真は終了。

◎今回の防水対策と問題点

①ジプロック(今回はリードを使用)
荷持つを入れて中の空気を完全に抜くと有効。
今回、カメラは2重にジプロックに入れていたのだが、空気を完全に抜かなかった為、水圧が掛ると中の空気圧が上がり、チャックが開いてしまったようです。
洋服など、かなり空気を抜いてパックした物は、大丈夫でした。
※安物のパックは絶対にやめた方がいいです。
②ごみ袋
荷持つの出し入れで、簡単に穴が開いてしまい×。
少しでも傷がついたら新しい物に交換した方がいいです。
それか、ごみ袋より厚手の袋をハンズとかで調達できたらいいかも。
③圧縮袋
100円ショップの圧縮袋を使用したが、これはほぼ完璧。
寝袋を入れていったのですが、容積は小さくなるしお勧めです。
通常の登山でも有効だと思います。

金作谷の出会いまでまだ1時間位の場所なのに、この日は、寒さに負けて14時に遡行中止です。
寒いとは聞いてはいたものの、ここまで寒いとは・・・・。
もう、寒くて寒くて死にそうです。

ツエルトを張って、着替えると寒さが治まったので懲りずにまた2人で竿を出してみたのですが、やはり岩魚の気配なし。
これから黒部源流を目指す皆さん、このブログを読んだら無駄な物は持つのは辞めましょう。
そして、荒畑のように岩魚を当てにして
食料を減らすような
馬鹿なことはしないようにしましょう。(←岩魚を食料の足しにする気だったくせに、釣りの仕掛け家に忘れてきてるし。)


黒部源流 奥の廊下&上の廊下  1日目 早速溺れそうに!!

2007年08月16日 | バリエーション&アルパイン&登山
なんちゃって登山隊の今年の夏の山行は、「黒部川の遡行の逆バージョン」です。
今回は、俺と荒畑の2人だけです。

■行程

・8月15日 東京駅~富山行き深夜バス
・8月16日 富山駅~有峰口~折立キャンプ地~太郎山~薬師沢小屋~奥の廊下A沢付近
・8月17日 奥の廊下A沢手前付近~立石奇岩~赤牛沢出会先付近
・8月18日 赤牛沢先~金作谷出会~中ノタル沢出会~東沢出会~平ノ渡~中ノ谷
・8月19日 中ノ谷~黒部ダム~扇沢~信濃大町~横浜

■8月15日 22:40 東京駅バスターミナル

本当は、寝台車で富山に行く予定だったけど、地震で不通の為夜行バスに変更。
3列シートのタイプのバスは、快適快適♪
世の中にこんなに快適なバスがあったなんて初めて知りました。
かなりの角度までリクライニングするし、足元も広々。
しかも、安い♪

■8月16日(1日目)

深夜バスは、富山駅に6:00到着。
06:28発の富山地鉄立山線で有峰口まで行き、そこから折立行きポンコツバスに乗り換えて、折立の薬師岳登山道入り口へ。
このバスが、本当に超ポンコツだったな。



■折立の登山道入り口。水が汲めます。トイレあります。

●06:40 
まずは、太郎平小屋まで5時間の登り。
しかし、荒畑と飛ばしまくり3時間30分で到着。
急登りが終わると、登山道は石畳に整備されていて日差しが照り返し暑い。
この石畳が案外登りずらい気がする。



■1870m付近の展望が開けた場所。遠くに立山と剣岳が見える。



■太郎平小屋が見えてきた。今回の行程で最高地点になる。

●11:10 太郎平小屋

余りの暑さに負けて、ビール(500円)を飲んでしまった。
早めの昼飯も食べることにして大休憩。



■太郎平小屋からの眺望。

●12:00 薬師沢に出発

この下り道は、先ほどまでの登山道と違いメチャクチャ登山道です。
さらに、結構な急降です。
下の沢スジまで降りると、木道になっていて一転して快適。
予定より、かなり早いので薬師沢左俣でヤマメ釣りをすることに。
仕掛けは、ヤマメ針6号にガン玉1号、えさはブドウムシ。
左俣を少し登った所にヤマメを発見。
早速、竿を出してみたが・・・・・。
全然釣れない。
ここのヤマメはすっかりすれているね。
素人でも釣れるなんてガセネタだ。
釣れる気配すらないぞ。
結局、5時過ぎまで頑張ったが仕掛けを4本も根掛かりで無くしただけ。



■快適な木道だが、ハイキング道みたいで嫌だな。

●18:00 薬師沢小屋



■薬師沢小屋と吊橋。左側が黒部川の上流。

このあたりは、幕営禁止です。
夕方小屋の前を通過すると、「何処に行くの?」と注意されます。
我々もおやじに注意されたけど、「奥の廊下に行くのですけど・・・。なにか?」としらばくれて通過してしまった。



■これでも水が少ない方らしい奥の廊下。

B沢までは、一般登山道を行けばいいのに沢スジにこだわり遡行したら・・・。
早速、泳ぐことになってしまった。
まずは、荒畑に飛び込ましたら何かもがいているではないですか。
それでも、泳いで無事対岸に着いた。
向こうに渡った荒畑に、
「どうだった?」と声をかけたら「大丈夫だよ!」て言うから、俺もヘルメットしたまま水に飛び込んでしまったではないですか。

そしたら、4日分の食料が入って20㎏を越えているリュツクの雨フタの部分にヘルメットの後ろの部分があたって、
水面から顔が出ない状態。
顔が出せなくてパニックで危うく溺れるところでした。
ゼイゼイなりながら何とか、横泳ぎで無事到着。
普通声をかけたとき、
「ヘルメット脱いだ方がいいよ。」とか教えてくれるもんだよな。
もう18年もの付き合いになるのに・・・・。
荒畑は酷いやつだ。
ぷちゃんが来ていたら、多分この時点で水死していたな。



■ヘルメットが邪魔して、瞬間的に溺れている荒畑。



■何とか持ち直して泳いでいる。

さすが、雪解け水かなり冷たい。
水から上がったら、もう寒くて歩く気がなくなりビバーグすることに。
結局、小屋1時間くらいしか歩いていない。



■1日目のビバーグポイント。

今回は、右足の指の骨折が痛いので少しでも軽くするためにビバーグツエルトにした。
ビバーグ付近には、流木が沢山ありすぐに焚き火で温まる。