斎藤環氏は、オープンダイアローグに出会う前から、その著書の大半を読んできた。 オープンダイアローグ自体も、斎藤氏から教えていただいたわけだが、それ以前と以後との氏の著作には断絶がある、という思いはあった。【書物と臨床の断絶と統合】 以前、著作においてはラカン派の精神分析でありつつ、臨床家としては、必ずしも精神分析家ではなかったようである。 しかし、オープンダイアローグに出会って以降、精神分析から . . . 本文を読む
12月22日付け河北新報文芸欄で、絵本湾を紹介いただいた。『一本のファンタジー映画に迷い込んだような気持ちに包まれる詩画集』だと。さっそく、仙台方面からも反応いただいた。絵本 湾 三陸新報11月22日付で紹介 - 湾詩の絵本湾ですが、11月22日付の三陸新報で紹介されていました。「詩とイラストが共鳴」という見出しで、「詩とイラストが織りなす気仙沼湾の世界観に引き込まれる作品...goo blog& . . . 本文を読む
【陸前高田】ジャズタイム ジョニー泊まれる古本屋 山猫堂いわヰ (陸前高田まちなかテラス)【千厩】樂(うた)(酒のくら交流施設内)【仙台】salon仙台店 & green eggs(青葉区一番町)※市外の方は、郵送可能です。千田基嗣までお問い合わせ下さい。090-9639-6577moto-c@k-macs.ne.jpフェイスブック、ツイッター(X)のメッセージあるいは、イーストリアス ( . . . 本文を読む
2015年の熊谷育美さんのコンサートを前に、三陸新報に掲載いただいた文章。ブログには、まだ、載せていなかったようだ。 思い出話から始めれば、育美さんが中学生のとき、確か市民会館の中ホールであったが、とあるオーディションの記憶になる。彼女は中学校の運動着か何かを着て、一曲歌を歌った。さて、その曲がなんであったか思い出せないが、演出家は、彼女の歌を絶賛した。子どもっぽい唱歌風というよりは、少し背伸 . . . 本文を読む
昨晩、熊谷育美クリスマスライブ「X’mas Time 」を気仙沼市南町海岸のレストランnineoneナインワンにて聴いた。見事な歌唱力で、大人がくつろいで楽しめる時間になっていた。私と山本重也さんに『絵本 湾』を紹介する時間もいただきたいへん感謝している。その報告も書くべきだが、アンコール前の本編最後の曲が「僕らの声」だった。 その場でも語らせていただいたが、震災後に、被災地に住む私 . . . 本文を読む
気仙沼自由芸術派 迷宮書店では、千田基嗣の著作を扱っています。山本重也・画、千田基嗣・詩『絵本 湾』2024 1,500円booklet『湾』1984 400円『湾Ⅱ』1993 980円(画・相沢一夫)『寓話集』2011 1,000円(画・常山俊明)『湾Ⅲ2011~14』2015 1,000円(画・常山俊明)『迷宮 寓話集Ⅱ』2019 1,000円(画・常山俊明)詩誌『霧笛』(霧笛の会) 300 . . . 本文を読む
詩の絵本 湾ですが、11月22日付の三陸新報で紹介されていました。 「詩とイラストが共鳴」という見出しで、「詩とイラストが織りなす気仙沼湾の世界観に引き込まれる作品に仕上がっている」、詩と絵が、必ずしもぴったり一致しているわけではなく、ずれもある、「そのずれもおもしろいので楽しんでみて」という私のコメントも載せていただきました。 ちょうど23日が、港町K-portでの、県詩人会20・霧笛40周年 . . . 本文を読む
【書店】宮脇書店 仲町昭文堂書店 本吉町津谷商店街イーストリアス(古書・通販) 百目木【美術館ショップ】リアス・アーク美術館 赤岩牧沢【カフェ、コーヒーショップ】ヴァンガード 南町K-port 港町アンカーコーヒー マザーポート店 舘山アンカーコーヒー内湾店 南町海岸ムカエルエスポアール 気仙沼図書館内日用品と喫茶ハチワレ堂 古町yassecoffee 八瀬(台)青と緑の茶や . . . 本文を読む
発売2024年11月23日 定価;1,500円(税込)気仙沼をみずみずしい筆致で描く水彩画と詩のポリフォニー気仙沼の海、風、光、森、土、街が、画家と詩人の間で共鳴して生まれた幸福な結晶体。山本重也 大阪府出身、気仙沼在住大阪で15年間、東京で16年間、仙台で5年半イラストレーターとして活動後、2023年5月に気仙沼へ。約20年間、住む街を一日一枚描く「日常茶飯絵」を継続中。今年6月、気仙沼市 . . . 本文を読む
田内洵也は、7月12日に、気仙沼でライブを行った。熊谷育美、江渡大悟をゲストに。 なにか、衆議院議員の小泉進次郎が、田内洵也のファンだとかいう話であるが、私は、ボブ・ディランの正当な末裔と思っている。深い情感がなんともいえない。アルバム『GUITARMAN(ギターマン)』を繰り返し聴いている。 新しいアルバムを作成したとのこと、配信はすでにリリースされているようだが、CDは1月になるらしい。届く . . . 本文を読む
出演; 朗読ユニット千田基嗣+千田真紀千田遊人日 時 2024年12月1日(日) setⅠ午前11時~12時 setⅡ午後2時~3時場 所 リアス・アーク美術館 ハイビジョンギャラリー入場無料千田基嗣の詩と山本重也氏の水彩画が描き出す気仙沼の『絵本湾』の世界と、今回は、谷川俊太郎の詩、絵本から世界の有り様を直視する時間を持ちたい。また、相沢一夫氏の描く『絵本皆鶴姫』を気仙沼弁で表現する試みに、 . . . 本文を読む
田村隆一は湿っていない水では湿っていないウィスキーのアルコールで湿っている大岡信は湿っている山の奥の水源の透きとおった怜悧な水で潤っている谷川俊太郎はたったひとりで宇宙にいて水分のない空で水晶のように光っている . . . 本文を読む
◆春永昼猫さんが今号から同人となる。大島芳さんは今回も投稿。◆霧笛四〇周年と宮城県詩人会二〇周年記念〈「湾と街と畦道」のポエジーもしくは詩の可能性を探る〉を11月23日午後2時30分から気仙沼市港町Kポートにて開催する。唐桑出身の歌人梶原さい子さんの講演「落合直文と梶原しげよ―気仙沼ゆかりの二人」、県詩人会会長佐々木洋一氏、渡辺仁子氏と霧笛の会代表西城健一の座談会と、会員色川幸子氏、そして及川良子 . . . 本文を読む
【小説家であること】柴崎友香氏は、1973年生まれの芥川賞作家とのこと。 著者紹介に「人文地理学専攻で、場所の記憶や建築、写真などに興味がある」とあり、帯には「私の体の中には複数の時間が流れている」と大きな文字で記されている。その下部には小さな文字で「ある場所の過去と今。誰かの記憶と経験。出来事をめぐる複数からの視点」、裏を返すと「他人は自分と感覚が違う、世界を認識する仕方が違う。自分は自分の身体 . . . 本文を読む