ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

霧笛の会 絵と詩の展覧会2022 気仙沼市民文化祭

2022-10-24 12:07:00 | 気仙沼自由芸術派
霧笛の会 絵と詩の展覧会2022 気仙沼市民文化祭 見出し画像は、小野寺充太氏に、無理矢理、ドンコ汁バなどを歌わせるの図。封印を解く かのような - 湾書・茂木絢水閉じ込めておく能面のように表情なく愚鈍な曇天雪さえ散らつく寒さ蒼い海水の壁が押し寄せて押し寄せたまま凝り固まった凝固物上っ面を賑やかな笑いが滑ってい...goo blog 故郷 霧笛137号 - 湾(茂木絢水・書)うなぎを捕 . . . 本文を読む

俺はドストエフスキーも読まなかった

2022-10-20 23:18:30 | 詩誌霧笛137号(2021)以降
「俺はドストエフスキーも読んだことないし、マルクスも読んだことないんだよ」私は、ドストエフスキーも読んだしマルクスも読んだ「教養の大きな幹はなくて、枝葉があるだけみたいな感じ」しっかりした幹がないのに美しい枝葉や花がある というのは奇蹟河合隼雄が、こう言ったらしい「あなたはちゃんとした学校教育を受けなかった、本をたくさん読まなかったことですごく得してる」でも騙されるな教養はドストエフスキーとマルク . . . 本文を読む

やまうちあつし This is a pen ブイツーソリューション

2022-10-19 19:56:25 | エッセイ
 やまうちあつし氏は宮城県在住の詩人である。 先日、気仙沼にお出でになり、しばし、歓談した。昼食とコーヒーで数時間を共にした。 その際、星新一の乾いた描写に魅かれるのだ、とおっしゃっていた。 その後、いただいていた最新詩集に目を通した、なるほど、星新一か、と思った。 3つの章立てからなる最初、Ⅰは「わたしのむねのゆうやけを」である。冒頭の一編「哺乳類の絶滅」、1行目から「悲しみをとぼとぼ辿っていく . . . 本文を読む

國分功一郎+千葉雅也 言語が消滅する前に 幻冬舎新書

2022-10-17 20:34:02 | エッセイ
 気鋭の哲学者2名による対談である。若手、と言いたくなるが、國分氏は1974年生まれ、千葉氏は1978年生まれで、40歳代半ばから後半、1956年生まれの私から見れば、ほぼ20歳下、相当に若いのではあるが、むしろ充実した年代というべきだろう。特に國分氏は『中動態の世界』などの著作で、現代の世界を問い直す学問全般の基礎付けを行ったと言って過言ではない存在である、と私は思う。つまりは、当代きっての哲学 . . . 本文を読む

バックパッカーを買った!

2022-10-07 22:48:34 | Weblog
 ずいぶん、久しぶりにギターを買った。 マーチンのバックパッカー。 こんな小さな柄ではあるが、なかなか力強い音。 左は、長年愛用している音吉という名のギター。 音吉も、小ぶりながら、なかなか味のある音を出してくれている、と思う。バックパッカーより、硬質の音かも。 先日のリアス・アーク美術館方舟祭での、詩の朗読パフォーマンスの際、これで、一曲歌った。このギター、今でも使っている人いるのかな? . . . 本文を読む