ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

歌詞 どんこ汁ば

2009-03-28 22:22:52 | 気仙沼の魚のうたシリーズから
G   Em C  D どんこは根魚 ねうの親戚 G   Em CEm CG どんこは根魚 たらの親戚 Em       Em7 エゾイソアイナメなんて Am      AmCD7 ここらじゃ誰も言わない G        EmG どんこどんこどんこ汁バ G        EmG どんこどんこどんこ汁バ G Em   Am D7 寒くなったらどんこ汁 G        GmD7G どんこどんこど . . . 本文を読む

一区切り

2009-03-11 22:13:58 | Weblog
 ここらで一区切り。  霧笛の第一期、80号までに発表した作品からは、とりあえず、ここまで掲載したもので終わりとしたい。  次には、霧笛第2期、年4回で、間もなく13号が出るが、そちらから掲載していく。  ここ、仙台のアパートには、10号以前のデータがないので、週末、気仙沼に戻ってからとなる。  ここに掲載していると、一作品、三十数名のかたが読んでいただける。もっと広く、もっと大勢の方にと欲張る . . . 本文を読む

夏の情景

2009-03-08 21:37:00 | 寓話集まで
明るく晴れ上がった夏の日 西の空に積乱雲とまでいえない雲があり 東よりに積雲がしっぽをのばし 上空に絹雲が真綿のようにひきちぎられ 家々がくっきりと光に照らされ 川岸の二本のポプラの大樹と丘の斜面に広がる杉の森やあちらこちらの広葉樹たち 国道の橋を往来する自動車の走る音は聞こえるが 夏の静寂が中空を覆っている 立秋を過ぎたから 風はもう夏のものでないと むかしの京都盆地の住人はことばのあやとし . . . 本文を読む

一景島の満開の桜の下で

2009-03-05 21:11:21 | 寓話集まで
一景島公園に桜が咲いた 小雨の降るなか満開の桜 風が一つ吹くと はらはらはらはらと 女が泣くように花びらが散る 一本の桜が散ると 次の風で斜向かいの桜が散る その次の風で さらに向こうの桜が落ちる はらはらはらはらと花びらが落 ちる 傘をさすかささないかのはざま で雨を受け花を浴びこどもが走 る遊びまわる 落ちる花落ちる花を追いかけて こどもが走る遊びまわる さわさわさわさわと風を受けて さわさわ . . . 本文を読む

二項対立

2009-03-02 22:35:01 | 寓話集まで
        ー非詩的にー はじめに混沌があった 震えがあり うねりがあり 闇雲な力があり 不分明な結節点が生じた そこに ことばが生れた 対峙する二つの言葉 一方は「遊び」 他方は「学び」 間もなく もう一組の 対峙する二つの言葉が生まれる 一方は「周縁」 他方は「中心」 これら二組の対峙する言葉が X軸Y軸の座標を構成し するとさらにZ軸が立ち現れ 「芸術」と「自己満足」の二つの言葉 . . . 本文を読む

文化文化文化

2009-03-01 21:40:17 | 寓話集まで
ブンカブンカブンカ らっぱらっぱら ブンカブンカブンカ らっぱらっぱら 東京といっても一筋縄ではいかない 東京のまねをしてもだめだと 東京人は良く言うが でも東京ってなんだろう 日本中のまちに銀座がある 東京の二十三区内にも 中央区の銀座以外にずいぶん銀座がある 東京には渋谷原宿六本木があり 青山赤坂があり 下北沢代官山があり 浅草上野があり 谷中根津千駄木があり 葛飾柴又巣鴨がある 練馬板橋 . . . 本文を読む