2月18日(土)、宮城県詩人会主催事業「ポエトリー・カフェみやぎ」を、コロナ禍以降、初めて開催しました。3年ぶり、でしょうか? 今回のテーマは、「宮城の現代詩2022を読む気ままな哲学カフェ風に」ということで、私が進行役を務めました。 参加者は22人。会員が11人、非会員も11人参加いただきました。【哲学カフェ】 気ままな哲学カフェというのは、日本では鷲田清一氏らが提唱する哲学カフェの方法にのっ . . . 本文を読む
その2として、齋藤環・東畑開人による対談「文化と臨床 あるいは中井久夫の原理主義なき継承のために」のみを抜粋して紹介する。私としては、精神科医療とか臨床心理、さらには精神保健福祉の分野の現在から未来へ向けて、示唆するとことの大きい事柄が語られた対談だと思う。【中井久夫に見た希望】 まずは、新人時代、当時の精神科医療に絶望していた斎藤は、中井に希望を見たという。「斎藤 私が新人研修をしていた八〇年 . . . 本文を読む
中井久夫氏は、2022年8月8日、88歳で病没された。その追悼号である。【中井久夫の臨床力】 冒頭は、精神科医加藤寛とノンフィクションライター最相葉月による対談「「こころ」を置き去りにしない社会へ」。 加藤は、中井の『看護のための精神医学』(第二版)冒頭の「医者が治せる患者は少ない。しかし、看護できない患者はいない」という言葉を引いて、「本当に素晴らしい言葉」と語り、さらに、「私が座右の銘にして . . . 本文を読む
宮城県詩人会の久しぶりのイベントとして、ポエトリーカフェを開催します。 アンソロジー『宮城の現代詩2022』刊行記念として、出席会員が自らの掲載作を朗読、それを聴いた参加者で感想など語り合います。 進行、ファシリテーターは、私、千田基嗣が務めます。日 時 2023年 2月18日(土) 午後1時30分~3時30分場 所 オフィス 汐(宮城県詩人会事務局) 仙 . . . 本文を読む
詩人会議3月号特集「東日本大震災12年 東北からの発信」に、私の作品「封印を解く かのような」が掲載された。宮城県詩人会の会長佐々木洋一氏の紹介で掲載に至ったもの。 佐々木洋一さんは、エッセイ「宮城県南三陸町からの記憶と現在」を掲載されている。 宮城県では佐藤洋子さんの、小熊昭広さんの、また現在唐桑在住の横澤和司さん、陸前高田の松崎みき子の作品も掲載されている。 今朝2月8日付け、三陸新報にて、 . . . 本文を読む