五木 寛之さんが、朝日新聞 「こころの風景」で、
書かれていたことです。
30年代にはやった歌
「かあさんの歌」 窪田 聡・作詞・作曲
∮ かあさんは よなべをして
手袋編んでくれた ∮
この歌詞を口ずさんでいると、側にいた若いスタッフのひとりが
「おなべって、何の鍋ですかね」という
「なんの鍋って?」
「ほら、カキ鍋とか、いろいろあるでしょう・・・」
思わず、絶句してしまう。
「その鍋じゃないよ、ほら、老いた母親がランプの下で
編み棒を動かしながら手袋を・・・」
「なるほど、よなべねぇ。
要するに、徹夜の作業のことですか。
漢字では、どう書くんですか?」
といわれて、わからないので、こっそり電子辞書の広辞苑をひい
て驚いた。
「夜鍋 夜、鍋をかけ夜食をとりながら、仕事をすることに
よるという」
「夜鍋」と書くとは知らなかった。
老いも若きも、知らないことは多いものである。
私も、そのひとりです。
∮ よなべをして・・・とよく歌った歌です。
よなべの漢字をどう書くかなんて、思ってもみませんでした。
私も、我が家の辞書を、ひいてみました。
・ 三省堂の国語辞典・・・・・には、
「夜なべ よるにする仕事。 夜に仕事すること。
夜業(やぎょう) 世仕事(よしごと)
と出ていて、「夜鍋」とはでていませんでした。
・ 旺文社の国語実用辞典・・・・・には、
「夜鍋 夜する仕事。 夜業。」
と出ていました。
何気なしに歌っていた歌でしたが、よなべは「夜鍋」と書く
ことを今になって、知った次第ですが・・・・・。
知らないことは多い・・・
私も認識した次第です。
【 無 題 】
フォントの絵文字と、クリップアートの絵の
合作で、遊んでみました。
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ウオーキング~40分=5,100歩