気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「かわいそうなぞう」・・秋山ちえ子さんの朗読

2007-01-16 | 読書


          1月12日・秋山ちえ子さんの朗読を、カーラジオにて、途中より
         聞きました。以前に聞いたことは有りましたが、悲しいお話です。

          戦争中に象が殺されたこと。
          食べ物を与えないため、二匹の象が衰弱している身で、芸をすれ
         ば、 食べ物がもらえると、前足を上げたり、鼻を上げたりしてる・・。
         車の中の私、涙が出てしまった・・・。
         ちょうど、秋山さんのエッセイの本を、読み始めていたときでした。
         本の中に、「かわいそうなぞう」のことが書かれていました。



          人間にとって、「忘れる」ということは、生きる中で大事な要素のひと
         つだ。が、忘れてはいけないことを、記録しておくことは大事だと、折
         あるごとに、人に話している。

          私は、戦争を知らない人たちと、忘れている人々のために、いくつ
         か私のできる小さなことをしている。
         そのひとつは、一年に一度、敗戦記念日の八月十五日に、ラジオで
         朗読する「かわいそうなぞう」の話がある。

         
「かわいそうなぞう」   作者は童話作家の土屋 由岐雄さん
                        昭和26年に「愛の学校・2年生」の中の
                        十一篇の一つとして、発表された。

          第二次大戦の終わりの頃に、上野動物園に起こった話。
         戦争の末期、上野動物園に爆弾が落ちて、動物園の猛獣たちが町
         の中へ逃げ出しては大変なことになると、動物園では、毒薬などで
         動物を殺した。
         象は体の皮が厚くて、毒の薬を入れた注射の針が、中に入らず折れ
         てしまう。そこで、仕方なく餌をやらないで、餓死させたという話だ。

          戦争が、悲惨なものであることを知らせ、平和であることの大切さ
         を知らせたいと、今も、毎年八月十五日に、ラジオで朗読することを
         続けている。

                            *** 文中より ***

          秋山 ちえ子さん、1月12日・・・90歳の誕生日だったのです。

           戦後3年目から始めた私のラジオ、テレビの電波の仕事は、
                    51年めになっている。

   

     
              ブルーテージ  ボケていますが・・・

      
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               ウオーキング~45分=5,100歩