1月12日・秋山ちえ子さんの朗読を、カーラジオにて、途中より
聞きました。以前に聞いたことは有りましたが、悲しいお話です。
戦争中に象が殺されたこと。
食べ物を与えないため、二匹の象が衰弱している身で、芸をすれ
ば、 食べ物がもらえると、前足を上げたり、鼻を上げたりしてる・・。
車の中の私、涙が出てしまった・・・。
ちょうど、秋山さんのエッセイの本を、読み始めていたときでした。
本の中に、「かわいそうなぞう」のことが書かれていました。
人間にとって、「忘れる」ということは、生きる中で大事な要素のひと
つだ。が、忘れてはいけないことを、記録しておくことは大事だと、折
あるごとに、人に話している。
私は、戦争を知らない人たちと、忘れている人々のために、いくつ
か私のできる小さなことをしている。
そのひとつは、一年に一度、敗戦記念日の八月十五日に、ラジオで
朗読する「かわいそうなぞう」の話がある。
「かわいそうなぞう」 作者は童話作家の土屋 由岐雄さん
昭和26年に「愛の学校・2年生」の中の
十一篇の一つとして、発表された。
第二次大戦の終わりの頃に、上野動物園に起こった話。
戦争の末期、上野動物園に爆弾が落ちて、動物園の猛獣たちが町
の中へ逃げ出しては大変なことになると、動物園では、毒薬などで
動物を殺した。
象は体の皮が厚くて、毒の薬を入れた注射の針が、中に入らず折れ
てしまう。そこで、仕方なく餌をやらないで、餓死させたという話だ。
戦争が、悲惨なものであることを知らせ、平和であることの大切さ
を知らせたいと、今も、毎年八月十五日に、ラジオで朗読することを
続けている。
*** 文中より ***
秋山 ちえ子さん、1月12日・・・90歳の誕生日だったのです。
戦後3年目から始めた私のラジオ、テレビの電波の仕事は、
51年めになっている。
↑ ブルーテージ ボケていますが・・・
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ウオーキング~45分=5,100歩