聖護院大根と三浦大根がすくすく育ってます。
一か所に種子を3粒ずつ蒔いてあるので、ある程度の大きさに育ってから、グリーンハーベストを行います。
間引いた大根葉は瑞々しく柔らかで癖がなく生でも美味しく食べられます。
陽光をたっぷり浴びて育った大根葉はビタミンとミネラルが豊かです。
大納言小豆もすくすく育ってます。多少の虫喰いは仕方ありません。その分沢山育てればいいだけです。
こちらは蕪です。変わった色なのは「日野菜蕪」だから。
春キャベツの定植も終わりました。
青虫の被害に遭わなければ、来春は美味しいキャベツにありつけるでしょう。毎年半分は虫の餌です(笑)。
コロナ禍で、有機栽培の野菜が人気だそう。おかげで小規模農家さんでは増収増益だとか。いい事ですね。こうして少しでも健康野菜に目を向けてもらえたら、生産者と消費者がWINWINです。
しかし可能であれば、自分で食べるモノは自分で作るのが理想です。
有機野菜といっても、多少の農薬とか化学肥料の使用が許されています。野菜の作り手がどれだけ真摯に真面目に取り組んでいるのか、そうでないのかはブラックボックスです。
有機野菜に使う「種子」についても、F1種と固定種では、見た目は同じ形状でも、遺伝子レベルで比べると同じではありません。
F1種はいわゆる「自殺する種子」。一代限りで終わってしまい、農家はその都度、種子メーカーから種を買わなくてはなりません。農薬や化学肥料と相性が良く、流通や陳列に適したサイズと形状で農家やスーパーに喜ばれます。
昔から作られてる固定種(伝統野菜)は、作物が成熟して採取した種子によって永続し、その土地に合った作物の遺伝情報を次の世代に繋ぎます。トヨタ式の生産手法ではありませんが、常に「カイゼン」が行われ、気が付くとその土地でしか味わえない個性を持った野菜に進化します。しかし形やサイズはバラバラ。しかも無農薬、有機栽培向きだから、虫食いもあって、見た目悪い事この上なし(笑)。
F1種は種子メーカーのドル箱ですから、固定種は目の上のタンコブなのでしょう。
いよいよ外資の圧力で、昔からあった固定種を守る「種子法」が廃止されそうな流れになってきました。私たちの食がいよいよ危なくなりそうです。
食の安全は自分自身で守るしかない酷い時代になります。
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