![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a4/e41c81420233d8d0cec072cf071b15a2.jpg)
(2011.02.13 訪問)
先週探しあぐねた巨勢路の「八紘寺」探しに再チャレンジしました。
実は根が小心もんなので、10日、11日の大雪での雪道と凍道を恐れ12日の「土曜
日は古寺を歩こう」はビビる心が中止を決定。翌13日大阪は朝から晴れ、当然奈
良も晴れ、だろうと堂々の決行です。
この日は西側から攻めることに、葛城古道を南に名柄を左折、室でR24号を南へ、
少し走り県道215号を左折東へ巨勢路を目指します。広かったり、狭かったり、グ
ニャグニャだったり、真っすぐだったりの道がしばらく続き朝町の集落をノロノ
ロ歩くように走ると右手丘陵地に写真で見なれた城郭風八紘寺が見えました。実
に簡単に着きました。先週のことはなかったことにしますわ。
▼八紘寺遠景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3c/da6beb85499cf24110aba0f21e7fb90b.jpg)
[ 八紘寺 ] はっこうじ
●山号)南都山(なんとさん)
●寺号 八紘寺(はっこうじ)
●宗派 法華宗
●創建 不詳 昭和23年に寺院登記して開基
●本尊 日蓮聖人が定めた筆本大曼荼羅「南無妙法蓮華経」
八紘寺縁起
お寺の娘さんと思いますがいらっしゃったので伺うと開基は戦後らしく、詳細は
不詳だそうです。
▼八紘寺石標。
朝町川の太子橋を渡ると建ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/37/5614b1504fce9082e8c2d841bd82f01c.jpg)
▼注連縄を飾った簡素な鳥居。
両サイドは立派な民家でその間が短い参道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/db/a3d53e10dff4e6c41989bd162f737449.jpg)
▼山門前に法華宗のシンボル南無妙法蓮華経の石碑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/d3/435b2cd903e8853bbd5180a277a6290b.jpg)
▼山門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c7/6d2bc485a34c2f5b48a9ecda75953b7b.jpg)
ジャジャ~ン!!! でました仁王さん。どうだまいったか。
基本は寄せ木で頭部は胴部へ嵌め込み各部の接ぎ目とリアルな木目が目立ちます。
およそ金剛力士の憤怒相と力強さありませんがどこか憎めない恐くない仁王さん。
まさか学校の工作じゃないでしょうね。こんなこと書いて本当は有名な作家だっ
たらどうしよう。実は根が小心なんです。
▼金剛力士阿形像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/fe/0350b235508018c86b8d006afd7ac039.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/01/3d092d2fd4fb3e0daae2c9144bb72b46.jpg)
▼金剛力士吽形像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f9/2129a9ec450154e3aca9f4839e8a5ee0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/62/94d6ff0c812eaab86270299e066945ba.jpg)
▼本堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/10/9f70b738bf12800c39c5ea28bee6a50e.jpg)
▼本堂偏額。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a1/5f8a2a3975d8b1278a7da69d041d2077.jpg)
▼大和総社(神社)の本殿。
境内の山手にあります。このお寺の鎮守社かどうか、校倉造りの立派な建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/66/8005ff3194594041280f4c7ecc8d9683.jpg)
▼六角宝塔(平和塔)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b3/e32ecbf31bd27e78ebdbbd98f078b3e9.jpg)
▼八紘寺付近の残雪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/92/435924ca9f45b61669a9788a95257e3f.jpg)
ご住職がご不在ということでお寺の由緒やお堂、仁王さんのことは何も判りませ
ん。神仏習合の結果と云うべきかどうかも判りませんが、かなり異質のお寺の印
象です。ただ山門の仁王さんには笑いました。
ビビる心はカラッと強気、道路はきれいさっぱり、雪降ったん?てな感じ。葛城
古道の菩提寺に続くのです。