(2011.08.06訪問)
御杖神社は東禅寺からほんの少々、村道の脇に今はヒッソリと鎮座しています。
▼社標石。
[ 御杖神社 ] みつえじんじゃ
●社格 延喜式内小社 旧社格は郷社
●祭神 久那斗神(くなどのかみ)
八街比古神(やちまたひこのかみ)
八街比女神(やちまたひめのかみ)
御杖神社縁起
垂仁天皇の勅命で皇女倭姫が天照大神の御杖代となり、遷宮の地を求めて巡幸の
おり、この地に行宮を造り御休座になられた処と伝承され、残された玉杖をお祀
りしている処から社名と村名が付けられたと伝えています。
祭神久那斗神の久那斗とは杖という意味で、久那斗神は人生行路の安全と幸福を
もたらす神様だそうです。祭神三神のほか、須佐之男尊をはじめ十三神が合祀さ
れています。
▼境内口。
▼手水舎。
▼拝殿。
入母屋造りの重厚な拝殿で、屋根は銅葺き。
▼拝殿扁額。
▼拝殿から本殿を。
▼拝殿前両側の大杉はご神木「上津江杉(かみつえすぎ)」樹齢600年。
▼神社前を流れる小川。
拝殿の前に立つと何やら聞こえてきそうな気がします。
村の鎮守の神様の
今日はめでたいおまつり日
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から聞こえる笛太鼓
夏祭りや秋祭りの日には村の子供たちの声でさぞや賑やかに、御杖神社はそんな
郷愁を誘う村の鎮守様でした。