
(2012.03.24訪問)
憎っくき雨です、今日の宇治。
道元さん縁のお寺ということで宇治興聖寺を訪ねました。深草の旧興聖寺には道元さんは10年ほどしか過ご
さず、その後、越前永平寺に移りますが、天下の大著「正法眼蔵」はこの旧興聖寺で書き始めたと伝わりま
す。仏法とは、坐禅の本質とは、修行の意義とはなど、悟りの世界を論じた曹洞宗の根本教典の初がこの興
聖寺から始まったそうです。
禅の修行僧を「雲水」と云いますが、その語源知ってます?
[ 興聖寺 ]
●山号 仏徳山(ぶっとくさん)
●寺号 興聖寺(こうしょうじ)
●宗派 曹洞宗
●開山 道元禅師
●開創 天福元年(1233年)
●中興 永井尚政 慶安2年(1649年)
●本尊 釈迦牟尼仏
興聖寺縁起
天福元年(1233年)、中国宋から帰国した道元さんが、深草の藤原氏縁の極楽寺跡(現宝塔寺)に創建した興聖
宝林禅寺が興聖寺の開創。このとき道元さんなんと33歳。
その後、道元さんが越前永平寺に移り荒廃、応仁の乱で焼失廃絶。慶安2年(1649年)淀城主、永井尚政が道
元開祖興聖寺を惜しみ現在地に復興。
▼今朝の宇治川。
いきなり怪しげな雲行き、今日一日の象徴。

▼宇治川右岸の遊歩道。
怒濤の波わかります? 本当は歩道こんなに暗くはないんです。

▼興聖寺石標。総門と云われる石門は修理中で青テントがすぽっり。

▼天下の琴坂も錦が無けりゃ薄暗いただの坂道。

▼山門がハッキリしてきました。

▼ポッチャリとした竜宮造りの山門。

▼山門からは医薬門、法堂と一直線。

▼医薬門。

▼医薬門前のひめこまつ。樹齢300年くらいらしいです。

▼鐘楼。

▼法堂。興聖寺の本堂。
本尊 釈迦三尊。慶安元年(1648年)伏見桃山城から移築。

▼法堂扁額。
道元さん開創寺の寺名、興聖宝林禅寺と揮毫されています。

▼梅と法堂。

▼椿と法堂。

▼庭園。

▼僧堂。
座禅道場。慶安元年(1648年)建立。

▼庭園。

▼三面大黒尊天。僧堂に繋がる回廊に大国さんが祀られています。側面の二神はどなたなんでしょう?

▼庭園。

▼廻廊。

▼開山堂。
開山道元禅師像を祀る開山堂(老梅庵)。

▼開山堂前の水のない川畔に蹲。

▼経蔵。

▼講堂。衆寮と云う研修道場。

▼秋葉大権現。
宇治は茶処、火をよく使うことから、火除け信仰で火防鎮護の秋葉神を祀ったのが始まりだそうで、堂内に
は祭神「三尺坊大権現」が祀られているそうです。

▼開梆(かいぱん)。相当使い込んでいるようですね。

▼山門から琴坂。

▼琴坂。秋は紅葉の彩錦、紅いトンネルも、今はただの枯れ木のトンネル。

枯れ木のトンネルを通って、雨の中とりあえず世界遺産宇治上神社へ行きましょうか。
近頃のお天気どう思います? トクに土曜日は。
あんまりアッタマにきたので、バカらしくなって宇治へ行ってきました。
案の定、宇治はあめアメ雨!チョロット青空!すぐにまた雨!
出るとき大阪は晴れていたんですが…。帰って来たら大阪も雨!
なんちゅう天気や。