塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もしレアルが国王杯で優勝したならば

2013-02-27 22:52:38 | 日記
 僕はスペイン国王杯をレアル・マドリードに優勝して欲しいと思います。

 何も僕がレアル贔屓になったからではなく、彼らが優勝カップを手にした瞬間だけはメディアに脚色された表情では
なく、文字通り

 「素の顔」

 を見せると思う為です。

 僕たちが知るレアルの内情は例えばマルカのように、選手たちとモウリーニョの肉声を的確にとらえた新聞からと思
いがちですが、僕はそこに記者の主観が入っている分、多少差し引く必要があると考えます。

 例えば僕のブログも当然僕の主観で成立しています。

 国王杯を獲得すれば当然選手と監督はお互いの労を労い、握手と抱擁でその態度を示すでしょう。

 その際に

 「私たちはメディアの報道とは異なり、お互いを尊重しています。」

 と取り繕うような握手は出来ないと思うのです。

 もしそこに多少でも見栄えを良くする演技が混じっていたとすれば、やはりレアルは指揮官交代に踏み切るしかあり
ません。

 もし仮に彼らがチャンピオンズ・リーグを含む2冠を達成したとします。

 この場合、悪者になる可能性があるのはレアルであり、会長のペレスです。

 「優勝監督を解雇する理由は何だ?」

 と思われるのが通常ですが、現在はインターネットや動画でクラブに実情がファンに随分解放されいますから、今度
のレアルで起こるであろう監督交代劇は、多くの関係者が

 「致し方ない」

 と思うでしょう。

 しかしレアルはデル・ボスケ以後、随分多くの指揮官が招かれるも、そのおおくが短命で終わっています。

 カペロとシュスターのような優勝監督もそうですし、ファン・デ・ラモスやペジェグリーニは中継ぎに域をでません
でした。

 レアルと監督の相性は今の所不透明です。
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適切な批判の方法を探ってみる

2013-02-27 18:57:05 | 日記
 以前からお話ししているように、僕はドゥンガの叱り方が嫌いです。

 あくまで僕の感じ方の問題でしょうが、彼の叱責はどうしてもサッカーの範疇だけに収まらず、歩んできた人生その
物にも食い込んでいる気がしてならないのです。

 もしドゥンガが自分が普段叱責しているような形で、面と向かって罵声を浴びせられたらどうでしょうか?

 「売り文句に買い文句」

 になっているかもしれません。

 「俺はアンタが普段俺を叱責しているのと、全く同じ口調と方法で意見しているだけだ!
  なのにアンタは今猛烈に頭にきているようだが、おかしんんじゃねえのか?」

 と僕ならば言ってみたいものですがどうでしょうか?

 ただ彼の場合は

 「そうか、俺のやり方は批判を受けている方の心をここまで落ち込ませていたのか」

 と思うよりも、言われた事にに怒り狂い、自分の発言を振り返るような事は無いようにも思えますが。

 僕は批判を止めて欲しいとは思いません。

 ただある一つの批判が、そっくりそのまま用いられる、つまり知識に欠けている一般のファンがその発言の背景を深
く考えないままに

 「彼(大御所と言われる記者と仮定します)が批判しているのだから、間違いないな。」

 という形で追随し、選手を批判する可能性があることも忘れてはいけません。

 特に五輪やワールドカップの際、ワイドショーは選手の血縁の家を訪れて一緒に観戦するという、恐らく世界では類
が無いであろう形で番組を作成します。

 2010年のワールドカップでは本田のおじいさん、2011年女子ワールドカップでは澤のおかあさんが知られる
ようになったのは、この方式と無縁ではありません。

 家族にとって息子、娘が糾弾されていることは痛ましい出来事です。

 それが意味の伴わない中傷に近い物や、自分の育て方や彼らの人生にまで足を突っ込むものならば、一層心が萎れて
しまうでしょうから。
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身内から褒められるありがたみ

2013-02-27 17:20:12 | 日記
 皆さんが日々の業務で毎日扱っているであろうパソコン、ファックス、そしてコピー。

 僕の日常でこれらを使うことは全くといっていいほど無い為、最近参考書を片手にエクセルを自主学習しています。

 馴染みが無いので行き詰まることもありますが、自分なりに勉強することで自分の中にある「下手くそ」という概
念を少しでも減らしていきたいと思っています。

 日本代表も海外遠征を増やす事、予選を勝ち抜くことで苦手と言われていた敵地での戦いに活路を見出すようにな
りましたから。

 両親は僕が作った資料を見て

 「おお、凄いじゃないか」

 と褒めてくれますが、身内の贔屓という側面もあり嬉しさ半分、情けなさ半分という感じですが、それでもやる気
の源になります。

 子供たちがコーチの指導を受け、

 「よくやったね!!」

 と褒められることで、次へのやる気、失敗なんてへっちゃらだよ!と思えるメンタルの強さが養えることの意味が
何だかわかった気がします。

 海外リーグで思うようにいかない選手もいます。

 彼らの場合はJリーグではなく引き続き海外移籍を模索する選手が多いですね。

 イタリアからUAEへの移籍を決断した森本は、恩師ゼンガに再会することで自身の未来を自力でこじあけようと
しています。

 森本はきっと

 「ミステルならばきっと自分の存在に敬意を払ってくれるはずだ。」
 「彼は自分のプレイがダメなときは叱り飛ばすが、良い時は必ず褒めてくれる」

 という確信があるのでしょうね。

 もし海外で躓いても日本に復帰する選択肢は捨てないで欲しいですね。

 躓いた時は身内の暖かさが身に沁みますし、それまで失っていた自分への信頼、愛情が再確認できる場所であるは
ずです。

 「身内だから褒めるのは当然だよ」

 という声もあるでしょうが、この温かみがあることで人間はやる気が見いだせることも間違いないと思うので。
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野球のわかりやすさ、サッカーのわかりにくさ

2013-02-27 13:40:47 | 日記
 熱心な野球ファンは目前に迫ったブラジル戦だけでなく、タイガースの藤浪、ファイターズの大谷両投手の出来栄えを
気にしていることでしょう。

 投手が難しいのは、彼らにはボール3まで駆け引きできる権利があります。

 しかし球数が多ければ多いほど体力を消耗し、試合時間が長くなる恐れがありますし、何よりコマンドだけでなく相手
バントや盗塁牽制など、様々なプレイが求められます。

 だからこそ今の時期、報道陣が押しかけないで欲しいと願っている側面があるように見えますが。

 さてJリーグはどうでしょうか?

 この両投手にように今季の新人王を狙える選手、その選手の在籍クラブはどこなのか皆さんおわかりでしょうか?

 正直僕はさっぱりわかりません。

 今日のスポーツナビで安藤隆人氏が今季の若手注目選手を特集していますので、関心のある方は是非ご一読をお勧めし
ます。

 安藤氏は冒頭でエスパルスの石毛秀樹選手を取り上げています。

 マンチェスター・シティの練習に参加し、マンチーニからもすこぶる評判が高かった石毛選手ですが、アレックスに小野、
そして高原と主力を移籍させ若手の土壌を整備しているゴトビ監督のアイコンとも言える存在です。

 恐らく彼くらいの知名度があれば、エスパルスファンだけでなくサッカー好きなら

 「ああ、あの選手ね」

 という連想はできます。

 しかし一般の方ではそうはいきません。

 プロ野球がドラフトという衆人環視の中で補強が決まる中、当然1位で指名された選手は高額の年俸と契約金が提示され
その瞬間からメディアとファンの視線が一気に集中します。

 勿論球団によって1位指名の意味合いは異なりますが、それでも毎日のように報道されれば一般レベルでも名前は浸透し
ますからね。

 サッカーの場合は球団が独自に入団会見を行い、その獲得ルートもクラブによって異なります。
 
 このわかりにくさの解消が、新規ファン獲得に結び付くかもしれません。
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レッズ、敵地で3失点

2013-02-27 01:00:17 | 日記
 ナイキが新しくデザインしたエメラルド・グリーンが、ホームを彩る赤に対して見栄えのよいコントラストを描いて
いました。

 しかし良かったのはここまでで、チャンピオンズ・リーグ初戦、中国に乗り込んだレッズは0-3で広州恒大の前に
完敗しました。

 僕はダイジェストで見ただけですが、なるほどと思ったのはスタジアムの詰めかけた観客の多さです。

 以前どこかで読んだのですが、2002年ワールドカップ以降(自国開催のアジアカップ2004は除きます)国際
舞台から遠ざかる中国代表。

 日韓がワールドカップと五輪だけでなく、欧州リーグに選手を送り込む中で中国は蚊帳の外に置かれています。

 ですからチャンピオンズ・リーグで好成績を得ることは、今の中国サッカーに不可欠な要素であり、ファンの意識も
高まるというのです。

 広州恒大を率いるのはマルチェロ・リッピで、前線にはパラグアイ代表のルーカス・バリオスが控えており、ネーム・
バリューの観点からすればレッズは完全に劣ります。

 映像には移りませんでしたが、3点目は鈴木のオウンゴールと言う形で、最後レッズは選手皆がが疲労と集中力の欠如
に襲われたのでしょうか?

 グループリーグを終えた際に

 「広州と対戦した際、最後の3失点目が余計だった」

 とペトロビッチ監督が苦虫を潰さないよう、レッズは帰国後開幕に向けたJリーグとチャンピオンズ・リーグの掛け持
ちに、再度準備が必要となります。

 日本ではアジアチャンピオンズ・リーグの報道が増えてきましたが、観客動員が今一歩という側面がありますから、こ
の点を改善し選手の後押しが出来ると良いですね。
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