塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

代表招集の塩梅を思う

2013-02-15 23:24:38 | 日記
 ゴール・コムに、ラトビア戦の為に長距離移動をした挙句に故障して帰ってくることになった内田篤人が所属する
シャルケのヘルトSDの談話が掲載にされています。

 放出が囁かれる内田ですが、SDがここまで怒りをむき出しにするのですから、皮肉にも今回の代表選が彼の立場
を改めて物語っています。

 シャルケは内田を移籍させないでしょう。

 所属する代表選手が「意味のない」代表選で故障することに、各クラブは非常に神経を使います。

 今回のラトビア戦を意味の無いという言い方で括るのは御幣がありますが、「歯ごたえが無い」という点では同意
します。

 こうしたクラブと代表の軋轢は日本に限らずどこでも見受けられますが、日本もそろそろ選手招集の

 「匙加減」

 を見極める時ではないでしょうか?

 サザンプトンから半年間レンタルの形でFC東京は季忠成を入団させますが、彼の故障が癒えているのであれば、彼
の招集を見込んでも良いはずです。

 またVVVからは大津が招集されましたが、カレン・ロバートを、同じくオランダにユトレヒトには高木善朗が在籍
していますし、ポーランドには赤星貴文もいます。

 こうした海外リーグで

 「初招集」

 に値する日々を過ごしている選手をリストに加えたなら、クラブも快く貸し出してくれるでしょうし、確かに親善試合
は減る方向にあるので難しいですが、真の主力は

 「大一番」

 だけに招集するのもひとつの方策だと思います。

 代表に値する選手を招集することは、その選手の研鑽を認めることですし、海外移籍を模索している選手も嬉しいと思
ますよ。
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パルセイロ、キャンプでトレーニング・マッチを行うも監督は渋い顔

2013-02-15 01:49:33 | 日記
 昨日の信濃毎日新聞によりますと、御殿場キャンプで汗を流している長野パルセイロは静岡産業大学とのトレーニング・
マッチに臨むも、美濃部監督をうならせる結果にはならなかったようです。

 記事によりますと監督は就任時より4-3-3を構想にあげており、まだ選手たちが監督の意図を消化しきれていない
模様です。

 薩川前監督は4-4-2と4-2-3-1
 バドゥは3-4-3と3-4-1-2

 つまり選手たちにとって4-3-3は未知数の戦術であり、まだまだ時間が必要なのは間違いありません。

 4-3-3と4-4-2を比較しますと

 1・3ラインと2ラインの違い
 2・MFから選手が一人消える
 3・両翼が高い位置に張る事により、相手のサイドバックを敵陣に釘付けできるが攻撃の際は味方サイドバックとの連携
   が不可欠

 という側面があります。

 美濃部監督はアンカーに野澤を指名し、4分割では4-1-2-3という形でこのトレーニング・マッチを組みました。

 恐らく1トップに藤田を置き両翼には藤井と宇野澤、中盤に佐藤を置く形になるのでしょうが、そこに新戦力を加えていく
形になると予想します。

 藤田がターゲットマンとして常に構える形になるのか、それとも左右に流れる形で空間を作り、そのオープンスペースを
有効活用するのか、観ていない僕は想像でしか意見できませんが、藤田の存在が今季は随分注目されそうです。

 山雅は現在鹿児島でキャンプ中ですが、選手と松本から訪れたファンが地元の方と触れ合っている光景が、毎日新聞に掲載
されています。

 パルセイロも御殿場で歓迎を受けていると良いですね。

 キャンプ地の方も今季終了後

 「パルセイロ良かったね」

 と声を掛けたくなるような、そんなシーズンになることを期待します。
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ナンバー、あの男を特集する

2013-02-15 01:29:41 | 日記
 「ああ、懐かしいな」

 僕がそう感じたのは、ナンバーが先日引退を表明した中山雅史の特集号を発売し、その表紙があのジョホールバルの歓喜
を伝えた432号

 「We did it」

 と全く同じ代物だったためです。
 
 その432号の表紙は咆哮する中山の横顔を起用しており、この号は大好評だったにも関わらず僕が大学から最も近いセ
ブン・イレブンで運よく購入することができました。

 僕が初めて手にしたナンバーであり、もうそのセブン・イレブンが無いことを思うと、16年という年月を肌で感じます。

 中山はあの1-2で敗れた韓国戦、テレビ中継したTBSのリポーターを務めており、僕の記憶に間違いがなければ

 「アッコにおまかせ」

 の生放送中、既に国立競技場の風景が映し出されていました。

 その韓国戦「呂比須ワグナー!」とコールされた瞬間、国立が震えるくらいの大歓声が沸き起こり、加茂さんは3-5-2
でなく4-4-2の布陣で臨み、この試合が予選を左右する大一番だということを伝えたものでした。

 逆に言えば

 「普段の戦い方」

 が出来ず、つまり日本側が緊張していたことを裏付ける恰好となりましたが。

 ですから予選の後半になるまで、中山は日本代表ではなく代表の外にいたのでした。

 その男がジャマイカ戦で日本史上に名を残すゴールを決め、2002年大会にも出場するのですから、人間常に情熱を抱え
ることは本当に凄いことだと実感します。

 「オー・ナカヤマ フッフッ ナカヤマ ナカヤマ ゴン・ゴール!!」

 今彼に向けてこうチャントしたいジュビロファンは大勢いると思います。

 ジュビロ側も中山に対して何かしらの申し出を行う準備はしているはずですし、ジュビロに関わらず多くの人間がもう一度
空色のジャージを着た姿を見たいと思っているはずです。
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