塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーと実生活でのローコスト

2013-02-12 22:14:38 | 日記
 スーパーで売っている衣料品は当然廉価品ですから、大概の方が

 「汚れるからこれくらいが丁度いいな。」

 とおっしゃいます。

 中には畑仕事や庭作業で着る衣料品を探しにくる方も多く、ウールではなくポリエステルで織られたズボンを買う男性も
多いですね。

 サッカーでも資金が無いクラブは沢山あります。

 でも低予算でもスカウトには当然矜持がありますから、安かろう、悪かろうの選手では無く、意地でも全力で

 「予算の範囲で最高の選手を連れてくる!」

 と考えているに違いありませんし、前回ご紹介したふたつのクラブ以外ではスペインのヘタフェとセビージャ、イングラ
ンドのスワンジーが近年の成功例ですね。

 僕自身は偵察、つまり欲しい商品を探して回ることが全く億劫では無い為、自分が払える資金で最高の買い物ができるよう
には注意しています。

 それは衣類だけでなく、食料品と家電にも同じことが言えます。

 クラブが不調の際、監督は布陣を修正することに活路を見出します。

 つまりほんのわずかの修正点で、劇的に成績があがることもありますし、ポジションを変えた選手が代表にまで登りつめる
事もあります。

 ミランに移籍して開花したピルロがそうですね。

 僕たちもたとえ安物でも、まるで錬金術のように抜群の見栄えを得ることができます。

 それは

 1・全体のシルエットを必ずジャスト・フィットにして大きめの服は着ない
 2・太るから大きい服を買っても、太るのは今でもなければ太るとは限らない
 3・色彩を同系色、反対色、色を絞る事で異なる印象を与える
 4・お直しと靴の手入れをする

 という4点がそうでしょうか。

 案外商品代金よりも、直しや修理用品の方が高い時もあり、僕も「4」に限っては心がなえる時もあります。

 しかしこの4つはローコストで可能な事柄ですから、試してみる価値はあります。
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サッカーで行われる錬金術という形

2013-02-12 22:02:53 | 日記
 この世の中に錬金術は存在しませんが、サッカーではこの法則が存在することは興味深いですね。

 「ダイヤの原石」

 例えは素晴らしい表現ですが、欧州の悪徳スカウトがアフリカ大陸から子供と両親をだまし、渡欧させ後はほったらかし
にして金をせしめるやり方は、今も昔も非難の的となっています。

 両親にはわずかなお金が提供され、学の無い子供たちは単に

 「サッカーが巧い」

 というだけで両親を離れ、欧州のどこかで孤立してしまいます。

 勿論これらは例外ですし、ウディネーゼやポルトのように、安く仕入れた選手を高額で売却する手法は今後日本でもより
注目が集まるはずです。

 彼らがJ1と決定的に異なるのは

 「降格、優勝争いに支障がでるようならば、どんなに高額なオファーがあっても売却はしない」

 と言う点です。

 例えばウディネーゼはこれだけの売買をしているにも関わらず、ディ・ナターレという大エースだけは決して手放そう
とはしません。

 またポルトも昨夏フッキをゼニトに譲渡しましたが、それは

 「ポルトが毎年リーガ・ザグレスを制することで、よりフッキの市場価値を高める」

 代物で、この不景気の最中60億円の現金収入は本当に素晴らしいオペレーションと言えます。

 今Jのクラブは後釜の確保を蔑ろにしながら、選手の売買を行っているように思えます。

 日本も欧州も、地方クラブが残留を果たすには移籍市場の振る舞いが大きく物を言いますし、それは選手選考だけでな
く監督選びにも言えることです。

 例えばサガンのユン・ジョンファン監督は、近い将来韓国代表からおよびがかかるかもしれませんし、本当に実現すれ
ばサガンにとっても大成功と言えます。

 今、日本市場も海外で金の成る木を探す時が来ているのでしょうか。
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育成の大切さ、スポンサーシップとの関連

2013-02-12 02:09:42 | 日記
 日本でも育成の重要性が日ましに叫ばれています。
 
 ナンバー458号「2002年へ」という題名でJリーグ特集を組んでいますが、18ページから4ページに渡り
佐藤俊氏が

 「フリューゲルス 最後のホーム」

 という形で記事を執筆しています。

 当時のJリーグの概念は以下のふたつ

 1・99年から始まる2部制に伴い、どのクラブも1部にしがみつきたいと思っていたこと
 2・市民クラブ、育成クラブとして下のカテゴリーから再出発する発想が希薄であった

 これに尽きると思います。

 2013年の今ならば、全日空と佐藤工業が下した結論には辿りつかないでしょうが、佐藤氏が言う企業の面目が
存続を上回ったのが当時でした。

 ですから、ベテランを蔑ろにしない姿勢と育成の準備は相反する代物では無く、今後のJの根本として捉えるべき
でしょう。

 若手の抜擢は確かに大切ですが、周囲に敬愛できる年長者がいなければ、それは単に

「烏合の衆」

 になりかねません。

 ちなみに僕も毎日育成をしています。

 それは帰宅して財布の小銭をコーヒーの空瓶に移して、銀行口座とは別の貯蓄を作る作業です。

 サッカーにはスポンサー収入がありますが、36歳にもなって親と言うスポンサーに賄ってもらうわけにはいきま
せん。

 この小銭をまとまった形で銀行に預けると、結構な金額になるのです。

 先日の合コンも成功はしませんでしたが、当然費用は自分で賄いましたから、服装や話した内容など、何か次に繋
げられる要素はないのか必死になって考えました。

 これも自分のお金だからこその反省で、両親が払ったお金ではこうは思わないでしょう。

 スポンサーシップは大事ですが、クラブが自分で収益を得ることは今後日本でもより大切な要因になります。
 
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堺雅人さんの背後に見えるもの

2013-02-12 01:58:19 | 日記
 堺雅人さんがスカイ・パーフェクトTⅤが行っている無料放送のCMに出演しています。

 気づいた方は多くないでしょうが、酒井さんがしゃべっている背後でモニターから指示を出している男性が見つめて
いる映像、それはサッカーです。

 衛星放送ではやはり海外サッカー、特にイングランド、スペイン、そしてチャンピオンズ・リーグは高視聴率が必ず
見込める金の成る木なのでしょう。

 チャンピオンズ・リーグの責任者からすれば、16強でユナイテッドとレアルが対戦すると決まった瞬間

 「決勝で見たかった対戦だ」
 「香川がベルナベウ、オールド・トラッフォードのどちらかで得点しないだろうか」
 「ロナウドの登場にユナイテッド・ファンはどんな態度を示すだろうか」

 など、目まぐるしくその対応を考えたに違いありません。

 90年代後半には「ディレクTⅤ」という衛星放送局があり、スカイ・パーフェクトTⅤの対抗馬となっていました
が、撤退して久しいですね。

 前者が衰退し、後者が

 「スカパー」

 という相性で人気なのは、日本人が名前を短縮して呼ぶことに愛情を込めているからかもしれません。

 確かにレアル、ユナイテッドは様々な角度から勝たれる切り口がありますから、視聴者だけでなく制作側も彼らに残っ
手欲しいところでしょう。

 それは単に

 「資料集め」

 がしやすい側面があるからです。

 僕個人はスナイデルがやってきたガラタサライは要注意と感じます。

 上海申花から移籍が決定したと思われたドログバの移籍証明が完全には得られていない様子ですが、2010年の輝き
が戻るとすれば、トルコの雄は大きな戦力を手に出来た形です。
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