塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が美濃部監督にお願いしたいこと

2013-02-05 23:40:09 | 日記
 僕の地元千曲市で練習をしている長野パルセイロ。

 その練習も今週いっぱいで区切りを付け、来週11日より御殿場キャンプが始まります。

 僕が美濃部監督にお願いしたいことは、当然選手の体調管理注意してもらいたいこともそうですが、前任者である薩川氏
が残した良い所はそのまま継続して欲しいと言う点です。

 つまり

 「良い所は維持し、改善点のみに手を加える」

 と言う形で、この例は2012シーズンのサンフレッチェの躍進に通じるものです。

 パルセイロは2季連続でJFL2位ですから、戦術の土台と人材はそろっていると考えるべきです。

 勿論主力は今季も大橋、宇野澤、諏訪、高田と昨シーズンの顔ぶれが健在ですが、その主力を脅かす選手たちが出てくる
ことを監督は期待していることでしょう。

 監督からすれば

 1・選手の体調不良と警告累積
 2・天皇杯予選と本戦出場の際の長丁場

 を考えれば、リザーブだろうが先発だろうが、同じ働きをしてもらわなくては意味がありません。

 逆に先発を固定することで

 「君たちを私は信頼している。」
 「でも怪我や不調で先発を明け渡したならば、彼らを追い抜く姿勢をまた見せて欲しい」

 と伝えることができたなら、クラブ内には公平な空気が流れるでしょうし、僕が今考えていることはきっと野暮な代物なの
でしょうが。

 美濃部監督はセレッソの背番号「8」柿谷が徳島ヴォルティス在籍時、練習に遅刻し身が入らない彼を辛抱強く育てた方
です。

 先日もお伝えしましたが、監督の視線の先には保戸田が存在し、彼には柿谷と同様のセンスが感じられるのでしょうね。
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ロナウジーニョ、遂にセレソン復帰を果たす

2013-02-05 01:13:03 | 日記
 そのブラジルはイングランド代表との親善試合を控えています。

 ルイス・フェリペ・スコラーリはロナウジーニョを復帰させましたが、指揮官の胸中にも実利主義だけではファンの快哉
は得られないという思いがあるのでしょう。

 サッカーと言うのは不思議なもので、常に主導権を握っている側が有利ではありません。

 それは守勢側が意図的に

 「相手にボールを持たせている」

 場合もあるわけで、必ずしもボール支配率が高いことが得点の気配が高いという形に繋がらない点を忘れてはいけません。

 例えばかつての日本代表のように、攻撃の展開が左サイドに傾いていれば相手の守備陣形はたやすく攻撃をカットできま
すし、何より心理的負担がありません。

 ロナウジーニョのように即興、閃きで相手を幻惑できる選手は、対峙する側からすれば一息つく時間さえ重圧に感じるは
ずです。

 歩いて体力を温存している間は確かにロナウジーニョは怖くありません。

 しかし

 「何かこの最中に、ロナウジーニョは考えを巡らしているに違いない」

 とDFが勝手に怯えてしまう、その点をフェリポンは狙ってロナウジーニョの招集に踏み切ったと思いますし、逆に言えば
中盤に要となる選手を現状では欠いているいるとう見方もできます。

 ロナウジーニョをパウリーニョが後方で支える形になるのは間違いないでしょうが、イングランドが果敢にプレスをかけて
ロナウジーニョからボールを奪えれば大きなチャンスになります。

 しかし複数で囲んだは良いものの、彼の技術と閃きに奔走させられたなら、一瞬で攻勢から守勢に回る形になってしまいま
す。

 ロナウジーニョは当然2014年をにらんでいますから、この一戦は彼にとっても分水嶺になると言えそうです。
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ラーメンを語る事、ブラジルファンの日常

2013-02-05 01:01:01 | 日記
 「ラーメン」

 一体いつから日本人はこの食べ物について熱い議論を交わすようになったのでしょうか?

 僕の住む信州は全国有数の蕎麦の産地として知られ、県内外から多くの蕎麦好きは足を運びますが、新規出店の話は
そう耳にしません。

 ところがラーメン店の新規出店は非常に多く、幾つかある県内ガイドでも毎月のように情報が掲載されていますが、
その分競争も激しく店終いに追い込まれる店舗もあります。

 通常のラーメンだけでなくカップラーメンと即席麺の競争も苛烈を極め、

 「マルちゃん正麺」

 が新たな市場を開拓したことは皆さんもご存じですね。

 ラーメンに一過言持つファンが増えたことで、様々な商品が開発され同時に様々な形態が増えたように、実はサッカー
でも同じ現象があります。

 それはブラジルです。

 ブラジルではすべての国民が代表監督と言われているように、ファンが独自の理論でサッカーを語り、他人の意見をな
かなか受け入れようとはしません。

 ブラジルではサンパウロとリオ、そしてミナス・ジェイラスとその地域によってファンの嗜好が異なる為、一概にその
意見全体が的を得ているとは限りません。

 例えばサンパウロ周辺ならば当然サンパウロやコリンチャンスの選手のセレソン入りを熱望するファンが多いですし、
リオデジャネイロならばヴァスコとフラメンゴの人気は絶大です。

 ですからファン、メディアの要求に対し、代表監督が困惑することもしばしばありますが、この国民が代表、ひいては
サッカーを語る日常があるからこそ、彼らは
 
 「王国ブラジルとワールドカップ5度の優勝」

 という尊厳を守っていられるわけです。

 語る事は子供たちが自然と観戦の良しあしを学び、自分の感性を育てることに繋がります。

 時には暴力に頼った応援、自分たちの事は棚にあげ選手と指揮官を罵倒する姿は一見日和見に見えますが、ファンが語
ることを止めてしまえば、その光景はきっと寒々しいものになってしまうでしょう。
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