塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーバブルの反省から

2013-02-01 23:02:00 | 日記
 僕は明日、自店で予約した恵方巻きを買います。

 でもこの習慣、僕が働きはじめた2004年には存在しないもので、関東甲信越や東北では今でも馴染みが薄い地域
もあるでしょう。

 つまり、恵方巻きという習慣をスーパーを含む小売が

 「節分ビジネス」

 に結び付けたからであり、そこには巻きずしはいつでも売っているし簡単に手に入るよという声が入る余地は残って
いないのです。

 サッカーも1992年を境にビジネスになりました。

 僕は当時高校生で、「ファインボーイズ」「チェックメイト」「メンズ・ノンノ」といったファッション誌を貪り読ん
でいましたが、今振り返っても確実に

 「Jリーグバブル」

 という内容で、選手がモデルとして衣装を身に着け、10クラブの概要と選手名鑑が常に誌面を賑わせていました。

 その頃は今は懐かしい

 「カテゴリー1」

 でJリーググッズを扱っており、選手はミズノが一括で用意したジャージで懸命に汗を流していました。

 Jリーグチップスを筆頭に「Jリーグ」の名前が付けば、どんな商品でも売れてしまう明らかに尋常でない風景が95
年まで続いたことは、ある意味空恐ろしい代物と言えます。

 もうこうしたサッカーバブルが起きることもないでしょうが、今後のサッカービジネスは

 「クラブもファンも、そして製作者も幸せになる商品」

 が確実に支持を集めるでしょうし、そうでなければ地域貢献も100年構想も単なるスローガンで終わってしまうに
違いありません。

 川崎フロンターレ企画のドリルは本当に画期的な代物と言えますし、こうしたアイディア商品でサッカーを普及させて
行く時代に突入したと言えます。
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僕が思う観戦時の出で立ち

2013-02-01 22:50:05 | 日記
 今日、サッカー観戦用にウインド・ブレイカーを購入しました。

 この商品のセールス・ポイントは

 1・撥水加工で水が付きにくい
 2・防風機能付きでフードが付く
 3・シルエットの良さと値段が半額だったこと

 の3点です。

 ただ、帰りに着て帰ってくると、何だか汗が発汗されていないようで体が冷えてきてしまいました。

 今の時期はまだ肌寒く、観戦中吹き付ける風は非常に冷たいので、1と2の機能はとても重宝すると思ったんですね。

 加えてシルエットと着心地の良さ、おまけに半額という形だったので購入してみたのですが、今度は外出する時に着て
みて汗のかき具合や防風を確かめてみたいと思います。

 長野でもアウトドアブランドの服は手に入りますが、単純に支払えるだけのゆとりがないので今回の決断に至ったわけ
ですが、こんな時の僕は

 「貧乏クラブのスカウト」

 になった気分で物を探しています。

 以前お話したように、スタジアムに来る女性の多くは自分らしさを描いた華やかな恰好で観戦しているのに、男性陣は
どうも服装に無頓着な気がします。

 恋人同士ならば観戦後立ち寄る場所もあるでしょうし、女性はレプリカジャージにファストファッションとハイファッ
ションを巧みに取り入れています。

 一方僕たちはどうもジーンズやスニーカーに頼りきりで、面白さが不足しています。

 最近観戦時の靴を探していて、先日お話したオロビアンコはその一例でした。

 ティンバーランドは

 「アースキーパーズ」

 というラインがありまして、リサイクルコットンを軸に大地に負荷をかけない製品づくりをしており、その幾つかを試
着してみましたが、クラークスと同じくしっくりきません。

 夏場の暑い時は昨年同様ブルックスのスニーカーを履く予定ですが、ちょいと洒落た店に入っても違和感が無い靴を
観戦用と兼用で用意するのは、なかなか難しい作業です。
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上質の素材とサッカーの共通点

2013-02-01 22:40:07 | 日記
 例えば皆さんがスーパーの衣類売り場でカシミアのマフラーやファイン・メリノウールのセーターが売られていた
なら、買い求めようと思いますか?

 確かにこのふたつの素材は肌触りも優しく、光沢のある優れた素材であることは確かです。

 しかし、一般で売られているものは残念ながらさほど上質な物ではなく、最高峰の品が欲しいならばロロ・ピアー
ナやゼニアの商品を購入しなくてはなりません。

 当然値段は桁違いに高くなります。

 衣類の素材もサッカーと同様にランクがあるんですね。

 同じプロリーグでもプレミアとリーガが頂点に立ち、その下にブンデスリーガとセリエA、更に下に目を向けると
リーグ1やエール・ディビジがあるのと同様なんです。

 ですから買う事は否定しませんが、購入する際は値段と手持ちの服との相性だけでなく、肌触りは特に注意すべき
点と言えます。

 サッカー選手の全てが2強で戦えるわけではありません。

 ベッカムがPSGに移籍するように、彼らはリーグ1から抜け出す勢いで資金を注入し、ジュピラー・リーグでは
スタンダール・リエージュがリーグを脱会しようと意気込んでいます。

 それだけサッカーの世界では競争は苛烈であり、同時に補強資金がなければリバプールやアーセナルのような老舗
でも苦戦を強いられる形になります。

 僕たちも同様でゼニアやロロ・ピアーナのスーツを買える富裕層はごくわずかですし、だからこそスーパーの衣類
を買う方が多いのです。

 ただ選手たちが腕を磨いて上のリーグを目指すように、安易に安物を買わずお金を貯めて上質の服を買うことは可
能でしょう。

 その時の自分の誇らしい気持ちは大切にしたいですね。
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僕たちは覚悟ができているだろうか

2013-02-01 01:27:36 | 日記
 日本がブラジルの大地で今年と来年、いずれも躍動してくれると嬉しいですね。

 でも、僕たちは覚悟しなくてはいけません。

 今日本代表は確かにアジアの盟主として君臨し、アジアカップ優勝4度という結果も兼ね備えていますが、それはあく
まで90年代以降のおよそ25年に凝縮された代物であり、それ以前は五輪にもワールドカップにも

 「縁も所縁もない」

 国だったことを忘れてはいけませんね。

 つまり、今後ほんの些細な事から、80年代以前の姿に戻ってしまう可能性だってあるでしょう。

 王国ブラジルですら2001年の段階では、遂に予選敗退かと思われる窮地にたたされましたし、欧州での争いはもっ
と顕著です。

 スコットランドやベルギーのような伝統国ですら予選敗退は驚くべきことではなく、フランス、イングランドも90年代
は共に予選落ちしています。

 オランダも80年代はベルギーの後ろ姿を追いかけ、ポルトガルもそのころはまだアウトサイダーでしかなく、スペイン
は今も見られる

 「クラブ偏重」

 が大きかった時代でした。

 ですから日本も常にJリーグと代表の塩梅を注視しなければ、ワールドカップだけでなく五輪とアジアカップでも苦戦す
る形になってしまいます。

 80年代、韓国や中東諸国は日本など相手にしていませんでした。

 ならば今後、イラクだけでなくオマーンやカタールがより強固な代表強化策を実らせるために、様々な手段を講じる可能
性は高いのではないでしょうか。

 彼らにはかつての日本のような資金がありますし、地理的にアフリカと欧州に近いわけですから、ある意味日本よりも
恵まれている側面があるのです。
コメント (2)
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