塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クラブが違えばファン・プロモーションも異なる

2015-09-13 21:36:27 | 日記
 ノジマステラと代表する選手は、背番号20の田中陽子と言う第一印象は、僕だけでなく多くの方が抱くと思います。

 ただ観戦していると、背番号18と19の両選手も侮りがたい存在だと気づきました。

 そこで名前を確認するためにノジマステラの公式ホームページを閲覧しますと、そこには

 宝くじが当たったらどうする
 得意料理は何?
 今シーズンの意気込み

 など、大きな顔写真と共に、選手たちが皆精一杯の意気込みを伝えています。

 一方のパルセイロ・レディースは硬派、嫌な言い方をすればビジネスライクな味気の無さを感じるデザインです。

 確かに男女問わず、プロは

 「ピッチでの躍動で報酬が決まる」

 わけですから、得意料理やお金の使い道を聞く事は、大した意味はもちません。

 一方でクラブが考えるファン・プロモーションとして

 「どうにかして選手とファンの垣根を低くしたい」
 「お子さんたちに会話を材料を与えたい」

 と苦心するのであれば、ノジマステラのやり方は「あり」のようにも感じます。

 例えば電光掲示板で

 「引退した選手からの激励メッセージ」
 「過去の名勝負ダイジェスト」

 を男女問わず流して、ハーフタイムを楽しま競るような企画はどうでしょうか。

 経費が掛からない企画を考える事は大事ですから、皆で知恵を出し合いたいものです。

 ちなみに、僕が贔屓にしている洋服屋さんからいただいた名刺には、従業員の似顔絵、好きな歌手や食べ物までが記載されています。

 杓子定規からの脱却は、案外簡単なのかもしれません。
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パルセイロ・レディースの応援を終えて感じた点

2015-09-13 21:12:38 | 日記
 女子サッカーについて、なるほど、ここが宮間さんのいう文化として根付いていないと言う点を、今日の観戦で幾つか感じました。

 1・マッチディ・プログラムの有無

 観客が1500人も入れば御の字でとn2部リーグですから、プログラムを作成することは赤字なんでしょうね。

 でも、無いよりはあった方が良いと思いますし、その為には彼女たちが来季1部に挙がる事はほほ間違いないのですから、改善されるかもしれません。

 2・書籍の有無

 信濃毎日新聞が年末にトップの1年を追った書籍を発売します。

 これ、レディースでもやったらどうかなあと思いますが、これも出版としては赤字でしょうか。

 男子の後に数ページ女子特集を組んでも良いと思いますし、

 「レディース昇格の瞬間」
 「なでしこが南長野でイタリアと対戦」
 「本田監督と横山の間柄」

 など、記事に出来る事は沢山あると思うのです。

 でも、随分と観客は増えてきましたよね。

 1部での戦いは

 日テレベレーザという強豪との戦い
 岡山湯郷という本田監督がかつて、丹精込めて育てたクラブとの戦い
 INAC神戸というスター軍団との戦い

 他にもアルビレックス、レッズ・レディースと、代表クラスを数多く支えるクラブが、南長野にやってきます。

 昔、FC東京のファンが

 「キング・アマラオは東京都知事よりも偉いぜ!!」

 と叫びましたが、本田監督は加藤長野市長よりもも偉いですよね。

 市長も恐らく笑いながら、その事実を認めると思います。

 僕はこの南長野と言う素晴らしいスタジアムを軸に、長野市周辺が女子サッカー最高の環境として認知される、そんな気がします。
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リーボックが現在を生きると言う事

2015-09-13 21:01:10 | 日記
 南長野でサッカー観戦の後、長野まで出かけて平安堂書店に立ち寄ると

 「リーボック・クラシック」

 という1冊全てリーボックが埋め尽くす、珍しい書籍を見つけました。

 珍しいと言ったのは、過去ナイキとコンバース、又はエアー・ジョーダンやエアーフォースのように

 商品にフォーカスした書籍
 認知度が高いブランドの書籍

 は見られたにもかかわらず、リーボックが今まで特集される機会が少なかったためです。

 リーボックは英国で生まれた老舗ですが、不思議と特集本が企画されませんでしたが、それは出版社が

 「リーボックでは一冊特集出来る企画が生まれない」

 と感じたためでしょうか。

 ページを捲って感じた事は、彼らが過去に生きていると批判される事を恐れていない点でした。

 例えば2000年代中期まで展開していたサッカーに関しては、過去の商品です。

 でも彼らは

 フリースロー
 クエスチョン
 ポンプ・フューリー

 という自社の名品をただ復刻して発売するのではなく、そこに

 「2015年と言う味付け」

 をして発表するk十で、過去と決別するのではなく、現在と当時に対しての敬意を払う形にしているのでしょう。

 または今は復刻を軸に展開していますが、このラインアップが軌道に乗れば、その資金で再びサッカーとバスケットの世界に帰ってくるのかもしれません。

 ただ、もしかすれば、今アスリートがリーボックを履きたいと感じないのもしれません。

 リーボックはむしろ、タウン・カジュアルでアスリートの息吹を感じさせることを選んだようにも思います。

 野人がジョホールバルで歓喜を挙げたその時、足下にはリーボックが光っていたことを思い出す方は多いでしょう。

 
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Jのオーナーシップと観客動員

2015-09-13 01:32:16 | 日記
 きこ書房から発売されている「エスキモーに氷を売る」は

 弱小チームがいかにして観客動員を増やすべきかを観点に、題材をNBAのニュージャージー・ネッツに充てています。

 ニュージャージーはニューヨークの隣に位置し、常に

 ニューヨーク・ニックスとの対比

 で問題となりました。

 実はニュージャージー・ネッツは現在、ブルックリン・ネッツと名前を変更し、オーナーも人気ラッパーとして知られるジェイZが務めることで、米国内では随分騒がれたものです。

 僕はふと感じたのは、日本でのオーナーシップに関して、球技を問わず

 「歌手屋芸術家がオーナーになりたいと発言しない」
 「しかし、欧州や米国ではポピュラーな例である」

 と言う点です。

 プレミアを例にすれば

 1・マンチェスター・シティとオアシスのスポンサー・シップ
 2・ワトフォードとエルトン・ジョン

 がその代表例です。

 また、横浜F・マリノスが外資の助けを借り、アデミウソンを掘り当てたように、今後、日本もより多様なオーナーシップが増えていくとよいように感じます。

 このエスキモーに氷を売るでは、弱小は対戦相手のスター選手を広告に起用する事で、観客動員を増やすと言う事例が掲載されています。

 つまり、シカゴのマイケル・ジョーダン、ニューヨークのパトリック・ユーイングといった塩梅ですが、明日のレディーズの場合ですと、どのクラブも

 「田中陽子」

 を目当てにするファンは多いと思いますし、僕もそのひとりです。

 でも、ノジマステラからすれば、それは

 「泊志保」
 「横山久美」

 になるのかもしれません。
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女子サッカーを軸に世界を見る

2015-09-13 01:23:52 | 日記
 今日の午後15時ごろ、長野市は雨模様になるそうです。

 僕はパルセイロ・レディースの試合を観戦予定ですが、父との会話配下の通りです。

 父「雨が降るみたいだぞ、テレビ中継は無いのか」
 僕「中継は無いよ」
 父「女子の試合だろ、別にわざわざ生観戦しなくとも良いじゃないか」

 なるほど、宮間さんがワールドカップ後
 
 「女子サッカーが文化として認知されるようになりたい」

 と語りましたが、その他大勢はあれだけ代表が活躍しても「しょせんは女子」と捉えているようです。

 確かに日本では

 女性議員
 女性キャスター

 というように、女子を殊更強調される風情があります。

 一方で女性も

 力仕事は男
 高い所の作業は男

 と凝り固まった視線で見ていますよね。

 日本はしばしば

 「女性の進出が少ない」

 と指摘されており、なでしこも環境もJと比較した場合はさほどではありません。

 しかし、女性の重役をただ頭数を増やすためだけに任命しても全くいみはありませんし、もしその人物がその役に精通しており、責任と自覚があるのであれば、僕は性別を問わずに任命すべき

 と考えています。

 ドイツはメルケル首相がシリアを含む難民問題で批判されていますが、彼女が

 1・問題の根本は移民がブタペストに殺到したことではなく、アメリカの中東介入とシリア、アフガニスタンの国内情勢の問題
 2・カタールやオマーンなど、たの中東諸国が手を挙げないこと

 を糾弾しない姿勢。

 これだけでやはり器が違いと思います。
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