塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

求心力という言葉が無くなる瞬間

2015-09-29 11:18:55 | 日記
 サッカーにおける監督交代の際に、よく用いられる言葉の「求心力」

 心を救う力が求心力ならば、選手がその監督に束ねられることにうんざりする背景は、どこにあるのでしょうか。

 僕は選手が

 「監督は俺たちよりも汗を掻いていない」
 「汗を掻いて仲間を助けている選手を全く評価しない」

 この点を感じ始めたならば、政権は崩壊すると感じています。

 実生活でもそうで、上司が

 「いや、俺これやったことないから」

 と言い、全く手を付けない事柄を、部下や「自分で手順を考え」やって失敗すると、烈火のごとく怒る時があります。

 ミスをしても自分の席から動くこともなければ、共にその作業をする事すらない。

 これでは部下も選手も、束ねられる事を嫌悪するでしょう。

 当然、上司の側も

 遅刻や提出日を怠る部下
 カードを貰って、交代枠を消費する選手

 は嫌ですよ。

 一方で

 「俺が責任を取る!だから君が今考えている手順でやってみなさい」

 と言われたならば、それだけでやる気は出てくるものでもありますが。

 誰しもがやったことのない事柄を、部署で初めて行うのが不本意でも自分と言う事があります。

 そんな時自分で調べるのか、それともトップダウンの形になるかは違いがありますが、かつてトルシエ時代の代表で

 「彼に聞いても無駄」
 「聞いても怒られ、聞かなくても怒られ」

 と選手が語っていたことを思い出します。
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ファンがファンに好影響を与える時

2015-09-29 11:02:42 | 日記
 ファン・アイコンがもし生まれたならば。

 パルセイロのように観客動員がさほどではないクラブにとって、凄く有意義かもしれませんね。

 これはクラブが作るものでは無く、ファンから自然発生する事に期待するしかないのですが。

 ファンで知られているのが「ロック総統」であり、総統が来る、ということでスタンドが歓声で沸いたことが、かつての南長野でもありましたよ。

 ファッション誌で言えば

 「○○さんが専属モデルになりました」
 「○〇さんのコーディネイトをプレゼントします」

 と語れば、読者がその記事を熱心に読む、と言う塩梅です。

 パルセイロの公式グッズを、ハイブランドとミックスして素敵なコーディネイトで観戦する
 全身をオレンジ、もしくはネイビーでまとめる

 こんなファンが自然発生して、周囲が感化すれば、それは凄い事だと思います。

 現在のベッカムもそうですね。

 彼が先日行われたウインブルドンをお母様と観戦していた際、偶然にもボールが観客席にいた彼の手許に富んできたそうです。

 画面にはボールをキャッチしたのがベッカムであることが映し出され、選手、審判、周囲の観客も、大歓声で彼の姿を迎えたと聞きました。

 当然、ベッカムも微笑んでボールをコートに投げ返したそうですが

 「今日、スタジアムであの有名な〇〇さんと観戦できたんだ」
 「それは良かったね」

 という会話が成立すれば。

 それは有意義な時間かもしれません。

 コスト高の影響もあるのでしょう、モデルも「読モ」と呼ばれる方が幅を広げる時代ですし、ファンがファンに与える影響力は、僕らが思うほど小さくは無いと感じます。
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パルセイロのあれこれを思う

2015-09-29 01:35:20 | 日記
 グラウンド・キーパー、売店の従業員、救護班。

 これらを含めて皆サッカー・クラブですよね。

 長野放送のパルセイロ特番で、グラウンド・キーパーの青木さんが、夏に全く休暇を取ることなく芝と向き合っている事に脱帽した方は、僕以外にも沢山いると思います。

 パルセイロはこうした

 「私たちにはこんな素敵な皆さんがついています」
 「ですから、私たちはきっと将来、長野市民の皆さんが、存在して良かったと思えるようになります」

 と発信した方が良い。

 そんな気がします。

 もうシーズンも終盤になり、選手、コーチの契約問題も話題になるころです。

 レディースは本田さんに下駄を預けるでしょうし、足踏みはしていますが来季は1部に上がるでしょう。

 ただ現有戦力では優勝したベレーザだけでなく、運営問題が露わになったスペランツアにも厳しいでしょうから、本田さんは迅速に動く事が予想されます。

 山雅に頭を下げて、運営を視察させてもらうのはやはりしんどいと思います。

 ならば

 グランセローズ
 ブレイブ・ウォリアーズ

 のような、他の競技から運営方法を見学させてもらうのも方法でしょうし、ジュニアユースを過去ドイツ遠征させたのですから、社長やフロントが海外に視察に出ても良いと思います。

 一番大事なのは

 「ああ、今日もパルセイロの試合があるね」

 そう感じてもらう方を増やすことですが、最低限の知識はフロントに必要でしょうしね。
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マスコット、その在り方を考えてみました。

2015-09-29 01:13:53 | 日記
 夜の世界では

 「レア出勤」

 という言葉があります。

 普通に勤務する女性が週5日、もしくは6日出勤するのに対し、その女性は何かしらの都合で週に1日、下手をすれば月一くらいの事もあるそうです。

 そうしますと、男の側に

 「この機会を逃してなるものか」
 「どんな女性なのか気になるな」

 という飢餓感が、店側が何もしなくても勝手に生まれます。

 後は店がホームページやメールで

 「○○ちゃん、久々の登場」
 「この機会をお見逃しの無いように」

 と告知するだけで、凄く繁盛するというわけです。

 これ、皆さんの身近にもありますよ。

 森永チョコボールの金、銀のあたりくじ、まさにこれと同じ心理状況だと思いませんか?

 パルセイロも今マスコットの制作を依頼しているのですが、マスコットもこれらと同様に

 「毎試合スタジアムで出迎えてくれるマスコット」
 「イレギュラーに登場するマスコット」

 と区別してはどうでしょうか?

 つまり、不定期で現れる事で

 「ああ、今日は運がいいね!!」
 
 とファンが思ってくれれば、それだ毛で情報は勝手に拡散しますよ。

 ヴァンフォーレのヴァン君やサガンのウィントスのように、単独で人気のマスコットもあれば、グランパスのグランパス君のように、ファミリーとして認知されている者もあります。

 マスコットと言う存在が、欧州、南米サッカーでは珍しいとは思います。

 ならば彼らを有効活用できる方法を探してみる事も、クラブの方針では無いでしょうか。
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