塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

企業と契約選手の関係性

2025-02-14 21:41:15 | 日記

 1990年代中期、NBAにクリス・ウエバーという人気選手がいました。

 

 彼はグラント・ヒルと同じくフィラと契約(それ以前はナイキ)していたのですが、空港での荷物検査の際に鞄から麻薬が見つかったとして、フィラから契約解除を告げられます。

 

 鞄に麻薬が入っていたことは事実のようですが、彼が入れた、つまり気づかないうちに麻薬の運び役になっていた、というのが真相の様子です。

 

 フィラとすれば当然契約選手の素行不良は、自社商品の売り上げに大きく関与しますから、迅速な決断が迫られたわけですが、結果は迅速よりも拙速になってしまいましたね。

 

 プーマが伊東純也の性的問題に関し、すぐに彼との契約を破棄し、自社の尊厳を尊重するという形に至らなかったのは、案外あらゆる過去の競技で起きた事件と判例を、参考にしたためでしょうかね。

 

 マインツで高い評価を得る佐野海舟。

 

 彼はナイキを履いているようですが、本契約の間柄なのかはわかりません。

 

 ただ、ナイキが佐野と代理人に、自社の製品を履かないでほしいと通達した様子はないようですから、現在スポーツブランドは選手側が問題を起こしても、すぐに契約解除という形にしないようです。

 

 状況を見守る必要がある

 選手と代理人、弁護士とも綿密な会談が不可欠

 

 ということでしょうか。

 

 ちなみにクリス・ウエバーは、後にDADAを愛用しますが、僕もあの名品「ホイールズ」を中古で見つけ、試着できた際はうれしかったことをよく覚えていますよ。

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