塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

監修という動作の陰で

2025-02-14 21:14:38 | 日記

 クリスマスケーキに恵方巻、限定カップラーメン。

 

 これらの多くには魅惑的なコピーとして

 

 「あの名店の味がご家庭でも」

 「有名シェフ監修の下で企画、開発」

 

 が確認できます。

 

 これらの商品を、プロがどの程度まで制作に関与しているかはわかりませんが、監修者というのはプロサッカーでいえば「アドバイザリー・スタッフ」の事を指すのでしょうか。

 

 例えばミズノは公式ホームページで、契約選手(アドバイザリー・スタッフ」を顔写真付きで公開していますし、そこに新しく加わるのがポルトガル代表のジョアン・フェリックスですね。

 

 助言と新商品の広告塔

 販売促進に関するイベント参加

 

 の対価として、報酬が発生します。

 

 1990年代のラングラージーンズには、「アンティーク」と呼ばれる高級価格のジーパンが並んでいた時期があります。

 

 ラングラー・ジャパンはこの「アンティーク」を企画(米国本社と日本法人では、商品の構成がまるで異なるため)する際に、スタジオ・ダ・ルチザンの創業者である田垣繁晴氏に、監修を依頼したそうですよ。

 

 ジーパン好きはこの商品構成を「田垣ラングラー」と呼ぶそうで、僕も先日偶然、この商品と思われるE1002、11MWを購入する機会がありました。

 

 ただ、この商品構成、ラングラーファンにもジーパンファンにも、当時から思わしくありません。

 

 時代考証を明らかに無視している

 ファンが期待する復刻ではない

 

 というのがその理由で、確かに僕が購入した商品も「おやっ?」と思う出来栄えであることは確かです。

 

 スパイクとジーパンの監修を同じ目線でとらえることはできませんが、それだけアドバイザリー・スタッフの意味合いが大きいようですよ。

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