塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ラグビー日本代表の勝利を見て

2015-09-20 23:34:00 | 日記
 ラグビー音痴の僕でも、日本代表が南アフリカ代表に勝利した事。

 これが大変有意義な結果であることは、僕にもわかりますが、南アフリカにジャージを提供しているアシックスからすれば、喜び半分、残念が半分でしょうか。

 我らがサッカー日本代表も、ラグビー日本代表な清々しい戦いを見せて欲しいものです。

 日本代表が格上の強国に勝利したのは、ザッケローニ政権の対フランス、ベルギー戦まで遡る必要がありますが、皆さんはどうのような見解でしょうか。

 かつて1996年のアトランタ五輪の際、ブラジルに勝利したことは日本を飛び越え、世界的に大きな話題となりました。

 でも、あの勝利は

 「アウダイールとジダのお見合い」
 「10回やれば9回はセレソンが勝つ」

 という、ある種の偶然であり、ラグビー日本代表のように、自力で勝利を得た形ではありません。

 むしろ、ロンドン五輪の初戦、対スペイン戦が近いと思います。

 関塚さんは

 「初戦に最高のコンデョションで挑む」
 「永井の俊足に、スペインは面食らうに違いない」

 と言う準備で挑み、事実そうなりましたね。

 センセーショナルな勝利というのは、対戦相手の警戒心を上回る

 自分たちの自信を歩みに変える

 言い換えれば勝利が勝利への推進力に変貌します。

 ラグビー日本代表が良い戦いを見せることで、他の競技の方が多くを学び取れる形になればうれしいですね。
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リバプールが持つ奇妙な形

2015-09-20 01:41:19 | 日記
 リバプールがプレミアで優勝出来ない理由は何でしょうか。

 リバプールと言えばカールスバーグという時期もありましたが、今は胸スポンサーのスダンダード・チャータード銀行、ニューバランスからのスポンサー料も随分ありますしね。

 プレミアが競争力の高いリーグであることは事実ですが、事をややこしくしているのは、むしろリバプール自身だと感じます。

 1989-90シーズン以降、彼らは確かにリーグの頂点に立っていません。

 以後の25年が無冠ならば、まだ話は分かりやすいですよね。

 要は
 
 「監督、選手、GMを含む全てが抜本的な改革が必要である」
 「練習内容、食事、医学療法など、全てを現代の最先端の物に切り替える」

 と言う形で、改善が期待できます。

 でも、リバプールの場合
 
 2001年のカップ戦3冠
 2005年の欧州王者
 2006年のFAカップ優勝
 2012年のリーグカップ優勝

 とプレミア以外では勝利を経験しているわけです。

 つまり

 「勝利の味をなまじ知っている為に、移籍、監督招聘がどこか抜け落ちている」

 ように感じるんですね。

 ラヒーム・スターリングもスアレスにしても、恐らく心中では

 「残るより移籍したい」
 「それはここにいては、どこかで沈んでしまう気がする」

 という、ある種の焦燥感があったのではないか、そんな気がするのです。

 キャラガーにしてもジェラードにしても、最後は自身が背負う責任の下でプレイし、フランス代表サコも契約延長を認めています。

 しかし、リバプールが持つ複雑さは、ブレンダン・ロジャースにとっても手に余りかねているように感じられるのです。
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スコットランドの地で起きた心温まる光景

2015-09-20 01:30:59 | 日記
 まだバレンシアがカッパと契約していた際、クラブ・エンブレムである蝙蝠を

 「在籍した選手名で胸元に刻む」

 という、画期的な企画を実行しましたよね。

 これはカッパとバレンシア以外でも相当話題になったようで、以後ホマ、アディダスと契約先が変更する中で、ファンの思い出に残る逸品だと思います。

 所変わってスコットランド・プレミアリーグ。

 レインジャーズが4部降格により、セルティック・ファンもどこか寂しい思いをしているのかもしれませんが。実はこのリーグにあるハーツと言うクラブが、2013年に経営破たんしたとの事。

 これはお馴染み

 「フットボール・ウエブマガジン」

 のコラムによって、今知った事実なのです。

 興味深いのは、再度1部で戦う彼らが、今季のホームジャージに

 「クラブに寄付を申し出たファン8000人の名前を刻む」
 「契約はプーマが行っているが、コスト高のこのジャージを、アウェイとサードと同じ価格で販売する」

 と言う形を実行に移した事にあります。

 サッカーは時に暴力行為や差別行為が問題視されますが、このハーツ・ファンの行為は、

 「ああ、サッカーは良いものだなあ」
 「このような形でクラブに関わる事が出来るのか」

 と、少し感激した次第です。

 Jリーグもクラブ・ライセンス導入で経営監査がいろいろ指摘されています。

 それでもハーツ、レインジャーズの事例を見ると

 「オーナーシップとは」
 「得られるだろう賞金を目安に予算を組む曖昧さ」

 がどれだけ怖い事かが実感できます。
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フロンターレ大久保、得点王に向けて驀進中

2015-09-20 01:15:56 | 日記
 大久保、素晴らしいですね。

 A代表は老いも若きも関係の無い、優れた資質と結果だけで消臭される、シビアの世界です。

 もし、彼が3季連続で得点王に輝けば

 「代表監督は本当に視察をしているの」
 「岡崎と共に、大久保も1トップで使える存在だよ」

 と、議論、提案が沸き起こる可能性が高まります。

 結果的に本人は

 「ドイツ代表に招集される事は無い」

 と達観していますが、ヨヒアム・レーブがブンデスリーガ得点王、シュテファン・キースリングを無視し続ける事で、同国メディアは当然代表監督にこの点を問いただしますよね。

 ドイツは世界王者であり、レーブの座は安泰です。

 でも、彼が所属するレヴァー・クーゼンのファンは

 「我々のエースが代表招集に値しない理由は何だろうか」
 「得点王で代表に慣れないなんて」

 と悔しい思いをしていると思います。

 ちなみに1991年のバロンドール、JPPことジャン・ピエール・パパンはマルセイユ時代に、5季連続で得点王に輝くという、素晴らしい結果を残した事で有名です。

 あの当時のマルセイユは、1993年の八百長問題を抜かしても

 守備陣 アングロマ、バルデス。ボリ
 中盤 デシャン ドウサイー
 前線 ワドル、ボクシッチ、フェラー

 など各国代表が勢ぞろいし、アユー兄弟のオヤジさんであるアベディ・ペレ、そしてピクシーも在籍していました。

 単純にパサーだけでも事を欠く事が無かったわけですが、一番の本質はやはりJPPにあり、それは大久保にも当てはまります。
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