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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ウッシー、ブンデスリーガ2部への移籍を決断

2017-08-23 00:46:03 | 日記
 ウッシーが2010年から在籍していたシャルケを離れ、2部のウニオン・ベルリンと契約しました。

 シャルケでは出会いに恵まれ、マヌエル・ノイアーが東日本大震災で心炒めるウッシーの肩を抱き、胸元にしたためた東北地方へ伝言を送る姿が、今でも印象深いですね。

 パリ・サンジェルマンで今季、彼同様に出番がめぐってくるかわからないユリアン・ドラクスラーも、新天地での活躍を願っています。

 ウッシーの胸中は、やはり心苦しいものだったと推測します。

 怪我でシーズンを棒に振り続ける
 それでもクラブは契約を尊重している
 だからこそ自分の体調が歯がゆい

 こんな考えが幾度も頭をよぎったように感じます。

 ブンデスリーガ2部は、1部とは異なり知られていないクラブの方が多く、これからウニオン・ベルリンは日本人記者が相次いで訪問するでしょう。

 もし日本がロシア大会に出場できれば、ウッシーにも出場の可能性が見えてきます。

 2014年のワールドカップ、ひたむきに右サイドを駆け上がった彼の姿は、数少ない日本の好材料でしたが、膝にかかる負担は僕たちが思う以上に重いものでした。

 それでも泣き言を言わず、ドイツと日本で体づくりに取り組み続けているウッシーの姿に、多くのサッカー好きが感化されたと思います。

 通常、技術もあるが見た目も良い選手は、ひどいやっかみを買うものです。

 しかし、それが無いことはウッシーの人柄ではないでしょうか。

 その人柄がシャルケ、そしてベルリンの地でも役立つはずです。
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日本サッカーを彩ってきたブラジル出身の選手たち

2017-08-23 00:29:03 | 日記
 中国リーグが税制上の課題があり、従来のような有名選手を獲得できなくなっています。

 広州恒大がパウリーニョのバルセロナ移籍を認めましたが、今後、中国から欧州に舞い戻る選手は増えるかもしれません。

 中国リーグの実力がどの程度なのか、映像すら見たことが無い僕が言えることではありません。

 得られる報酬が高い事は事実ですし、カンナバーロ、リッピ、スコラリにエリクソンなど、有名監督が数多く在籍した実績は素晴らしいものです。

 レベルがどうであれ、中国リーグが「プロリーグ」であることは事実だからです。

 ですからなおさらの事、まだアマチュアだった日本にブラジル代表経験者が参戦したことは、改めて凄い事だと思います。

 先鞭を付けたのが日産のオスカールで、その後やトヨタのトヨタのジョルジーニョ、ヴェルディで指揮官となったペペにダ・シウバ、日立にゼ・セルジオらがそうですね。

 その極め付けがジーコ、というわけです。

 日系選手でいえばネルソン吉村、セルジオ越後、そして若きラモス瑠偉も来日を果たしました。

 芝ではなく土の上でボールを蹴る
 上下という階級の中での日々

 は窮屈だったでしょう。

 カリオカは来日当初、街のどこにいても醤油の匂いがして面食らったそうですが、その彼が背番号10を背負い、ワールドカップアジア予選を戦うのですから、人生わからないものですね。

 今でこそワシントン、エジムンドなど、ブラジル代表経験者がJで残した実績を実感できますが、ワールドカップ出場が困難になっている今の時期こそ、

 アマチュア時代に戦ったブラジル人選手から見た、現在のJリーグへの意見
 実際ブラジル人選手は日本を含むアジアでの戦いをどう考えているのか

 を尋ねてみてはどうでしょうか。

 すこぶる役立つアドバイスが聞けそうな気がします。
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