塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レッズの関根、ブンデスリーガ2部に移籍決定

2017-08-07 01:16:41 | 日記
 レッズの関根、ブンデスリーガ2部のインゴルシュタッドに移籍するのですね。

 ブンデスリーガ2部に在籍した選手として対照的なのが、カールスルーエで3部降格を味わった元ジュビロの山田、現在ケルンの大黒柱となった1860ミュヘン時代の大迫でしょうか。

 ブンデスリーガ2部も、技術よりはフィジカル・コンタクト重視の展開を重用するでしょうから、まず芝の感覚や対戦相手の間合いなど、基本事項から学んでゆくと想像します。

 スペインに移籍した柴崎
 ポーランドからベルギーに移籍した森岡

 この両選手も、「やっと」というべきか、代表コーチの視察対象になっているようですが、本当に素晴らしい資質をもっている選手が

 J1で活躍してもそっぽを向かれる
 海外に移籍して話題になると、いきなり招集対象となる

 ように感じるのは、僕の思い違いでしょうか。

 ダ・ゾーンの資金、スポンサー収入も含めて現在のJ1では、欧州の2部リーグよりも学ぶ物が少ないという選手が多いのかもしれませんし、それ以上に

 本場の欧州で戦ってみたい
 あの刺激的な試合を自分も肌で感じたい

 と思うのは致し方無いとも言えます。

 世界中の空手、柔道愛好家が日本を目指すように、サッカーはどうしても欧州が基本軸になりますから。

 一方で堀監督は関根の移籍をどう考えているでしょうか。

 僕はリオ五輪出場の立役者である矢島は、もっと使うべき存在だと想像していますが。
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報酬が高い事で起きる現象を思う

2017-08-07 00:53:41 | 日記
 年俸6億円の男が不発に終わっても、初出場で2ゴールを挙げた試合のように、記者には記事を書く作業が用意になります。

 「ポドルスキ、不発」
 「2戦連発はならず」

 を見出しを付ければよいわけですから。

 給料だけで全てを判断することはアンフェアだと思いますが、ブラジルでは高給の選手がわずか1試合でも不調だと

 「俺と変われ、へたくそ!」
 「何やってんだ!」

 を罵声が飛びます。

 ドイツ代表として世界王者に輝いても、ポドルスキは日本の地で、6億円の給料に見合う選手であることを証明せねばなりません。

 ならばネイマールは毎試合、どの程度の活躍を見せたなら、批判されないのでしょうか?

 マイケル・ジョーダンですら、現役時代シカゴ・ブルズで優勝するまでに7年の月日を費やし、毎試合トリプル・ダブルやハイスコアをファンに届けてきたわけではないのです。

 ネイマールがパリという土地で自身を証明するために必要なこと。

 それはチャンピオンズ・リーグ優勝しかないのでしょうが、シティがようやく4強にたどり着いたように、歴史の浅いクラブが優勝を成し遂げるには

 1・1987年のポルト、1997年のドルトムントのような勢いを味方に
 2・2004年のポルトのような緻密な戦略

 が必要でしょうが、これらはネイマール個人で打開は出来ません。

 ジダンですら2001年のハンブルク戦で頭突きを見舞い、退場になったことがあるように、チャンピオンズ・リーグに楽な試合はなく、ネイマールはタイトなマーキングに苦労すると思います。

 そこで落ち着き払えるかどうか、この点が注目となるでしょう。
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