塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

個性は違っていいと思いませんか

2020-10-05 21:47:56 | 日記
 大リーグでは投手が投げるカーブを、カーブとも言いますがブレーキング・ボールとも言うそうです。

 それじは通常の4シームファストと比較した際、球速にブレーキ、つまりミットに収まるまでに時間がかかる、その為にブレーキング・ボールと呼ばれるのでしょう。

 右腕、左腕に限らず投手には必須の球種と言えますが、フォームは投手によって個人差があります。

 むしろあって当然と言えます。

 日本代表のフリーキッカーも同様で、遠藤保仁、中村俊輔、本田圭祐のいずれもが体制も軸足の用い方も異なります。

 新しい日本代表も、今後はセット・ピースの在り方を再度検証してゆくのでしょうが、誰が蹴るにせよ同じ形になることは永久にありません。

 それこそ「個性」であり、個性を殺すなということでしょうか。

 「俺の言うことを聞いていればいいんだ」
 「俺の言うことこそが最高で最も手際が良い」

 と考えている人間ほど、自分が手痛いミスをすると

 「俺としたことが」
 「まあ、こんな時もあるさ」

 と自分を顧みない印象を受けます。

 まあ、場は白けますよね。

 僕の勤務先でも、僕より年齢の若い方が上司になる事例は多々ありますが、彼らの多くが

 「あざーす」
 「さーせん」

 と言うように、まるで「なっていない」言葉遣いをしてこちらを呆れさせます。

 それを言うならば「助かりました。ありがとうございます」「申し訳ありませんでした」というべきでしょう。

 僕は最近、枻出版から刊行された「日本語の常識・非常識」と言う参考書で大和言葉や敬語を再度学びなおしていますが、それだけ言葉や態度は大事だと思うのです。

 投球フォームにしてもフリーキックのフォームにしても、選手個人ではなく周囲がその価値を認めず、壊す危険性が高いように感じてしまいます。
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カッパ、GUと商品を共同開発

2020-10-05 19:43:18 | 日記
 プレミアならアストン・ビラ
 セリエならナポリ

 かつてイタリア代表を支援したカッパですが、近年ではクラブをサポートする頻度が増えています。

 そのカッパが日本のGUと共同開発した商品を、今週金曜日の10月9日から、オンラインと店頭販売を開始します。

 この記事はたまたまインターネットを閲覧していた際に発見したもので、正直カッパがGUと歩む姿は考えたことがありませんでした。

 最近は量販店で同じイタリアのフィラを多く見かけるようになりましたし、ロットが日本展開を本格的に始めたことは皆さんもご存知ですよね。

 実はアルマーニもドルチェ・&・ガッバーナにしても、Ⅾ&Gやアルマーニ・ジーンズなど

 「廉価版の姉妹ブランドの取り扱いを順次取りやめ」
 「安かろう、悪かろうの印象をぬぐうための措置」

 としての決断を下したようです。

 確かに両ブランドは、イタリア代表の公式スーツを提供し、その仕立ての素晴らしさは世界中から賞賛されていますから、廉価版があると都合が悪いのでしょう。

 ただ、カッパにしろフィラにしろ、恐らく考えたのは

 店舗で気軽に買える価格で商品提供があれば、オンラインと同時進行で購買層が広がる
 スポーツジャージや街中出来る衣料品は、そんな気取っていなくてよい
 気取らないのであれば、価格は抑えた方が良い

 という3点ではないかと推測します。

 今はセカンド・ストリート、オフハウスといった中古取扱店でも、グッチやエルメス、プラダの販売があります。

 僕はメルカリ、ラクマを利用したことがありませんが、状態に目をつぶればヴィンテージでさえやすく購入できます。

 ですから、新商品の価格を抑えることは、中古市場に商品を求める僕のような人物の流出を阻止できる可能性はあると思います。

 サッカージャージもヴィンテージ・スポーツが出来ましたし、今は新品と中古の垣根があるようで無い時代と言えそうです。
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あの物語をサッカーに置き換えてみました

2020-10-05 19:20:59 | 日記
 石田衣良氏の代表作「池袋ウエストゲートパーク」

 10巻目となる「プライド」で一息ついたこの人気シリーズは、再開後も多くの読者を魅了しています。

 僕は基本、単行本ではなく文庫本しか所有しておりませんので、現在は14巻目は最新作になります。

 バイエルン・ミュンヘンが2013年にユップ・ハインケス政権下で3冠を達成した際、軸となったのは、アリエン・ロッベンとフランク・リベリという二人の両翼でした。

 ウイングと言えばオランダの4-3-3、2000年代初頭のキエーボ・ベローナとアタランタが思い浮かびます。

 タッチラインを疾走し、後方から追いかける相手を一気に置き去るその加速力。
 
 アリアンツ・アレナでロッベンとリベリの全盛期を見ることができたファンは、本当に幸運と言えますし、今でも躍動感を思い浮かべられるはずです。

 そう、池袋ウエストゲートパークにも、この疾走感がありまして、だからこそファンは練れたあらすじと共に、夢中になるのでしょう。

 ライト・ウイングにマコト
 レフト・ウイングにサル
 センター・フォワードにタカシ 
 センター・ミッドフィルダーにゼロ1

 どうです、ファンなら僕の例え、何となくわかってくれると思いますし、GKにはマコトのおふくろさんは最適ではないでしょうか。

 長野パルセイロのホーム、Uスタジアムのように観客席とピッチが近ければ近いほど、選手の疾走と息遣いが目の当たりにできますよ。
 
 やはり陸上トラック併設では、無理な注文になりますし、今後はより専用スタジアムの需要が高まるに違いありません。

 プーマがウルトラ、アディダスがエックス・ゴーストを生み出した点も、選手には好都合と言えるでしょう。
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伝統的価値観の中で疑問符は通じるのでしょうか

2020-10-05 19:08:18 | 日記
 インドやパキスタンなど南アジアでは、日本でいう中学生や小学生後半の女児が、父親かそれ以上の年齢差のある男性に嫁がねばならない。

 という現実があるようです。

 部外者からすればこれは「不釣り合い」という言葉では表現できないほど、今すぐ改める事柄と関います。

 しかし、事柄と「風習」は異なる、現地の方々からすれば、これは伝統、風習であり、赤の他人様からとやかく言われる筋合いはないという意味合いなのでしょう。

 女性たちも

 「私達はそうやって生きてきたのだ」
 「風習は断ち切れない」

 と考えているのかもしれません。

 このように、「女だから」「男の言うことを黙って聞いていればよい」という価値観が、これまで多くの国で根付いてきましたが、北欧やオセアニアではこの概念が崩れています。

 まだまだ日本はそうでもなく、それは我が家も同じなんですね。
 
 父は基本、「俺の言うことが最適である」「俺のやり方は最高」といつも唱え、僕や母の方法を見て

 「そうか、そのようなやり方もあるな」
 「お前の言い分にも一理あるよ」

 とは決して言いません。

 よく、イビチャ・オシムやエディー・ジョーンズなど、外国籍の指揮官たちが

 「日本人はどうしてマイナス思考なのか」
 「どうしてこんなに萎縮してしまうのか」

 と疑問を呈していましたよね。

 それはそうでしょう、夫、父親、祖父、男性教師、男の上司、僕なんかもそうですが

 「何でこんなやり方しか浮かばないんだ」
 「俺の言うことを聞け」

 と意見や発想を押し付けられてきたのですから、男女問わずその形で生きてきた人間に、自信や尊厳があるわけがないに決まっています。

 ですから「ノリさん」こと佐々木則夫氏が、長期に渡りなでしこの指揮官であり続けたことは特筆に値しますし、パルセイロ・レディースも今季は男性の佐野監督ですよ。

 男女問わず息苦しい生活の中には、このような個性を押し殺す現実が横たわっているためではないかと思います。

 少なくとも僕は、女がサッカーをするなと感じることはありませんよ。
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