セーターを新調したい季節になりましたね

　今の時期、セーターやマフラー、コートを新調したいと思う方が多いはずです。

　夏の方が冬と比べた際、食材にしても衣料品にしても安く済みますよね。

　特にセーターは、ウール、メリノウール、ラム・ウールにアクリル、そしてカシミアと素材が多々あるうえに肌ざわりが違いますから、尚の事購入が難しくなります。

　例えばカシミアのセーターが１万円、メリノウールのセーターが５千円だったとします。

　価格だけで判断すれば、後者の方が購入しやすいと言えますね。

　ただ、同じサイズ、色彩でも着心地に満足できるカシミアセーターの方が良ければ、メリノウールセーターを選択肢から外さねばなりません。

　そうでないと、無駄な買い物をしてしまいます。

　そして何より心の中で

　「やっぱりけち臭い買い物をしてしまった」
　「カシミアの方にしておくべきだった」

　と悩む可能性すら生じてしまいます。

　そう、実生活もでもサッカーでも目利きやスカウティングが大事、というわけです。

　アルセーヌ・ヴェンゲルが１９９６年、アーセナルの指揮官に就任した際、まず伝達したことが食事の改良とスカウト網の整備でした。

　これらは２０２０年の今では、斬新さ名全くなくむしろ行って当然の形です。

　しかしアルコールや脂質（良質な油ではないという意味合いで）が多く、飲酒も当然だったアーセナルにとって、食事の改良は斬新と言う言葉さえ不釣り合いでした。

　むしろ「衝撃」だったに違いありません。

　食事の内容や栄養素については、日々情報が更新されてゆきます。

　よく指摘されることに、「トランス脂肪酸」は発売当初はここまで批判される存在ではなかったのですが、今では避けなくてはいけない形となりました。

　やはり目利きになることで得をすることはありますし、その恩恵に恵まれていたのがミランのガッリアーニであり、ミノ・ライオラではないでしょうか。

先駆けとなる難しさ

　ジャニーズの皆さんは、いつの時代でも女性を虜にし、また男性のあこがれでもあります。

　僕は光ゲンジの全盛期を目撃していますが、今思い出しても本当に「スーパーグループ」でした。

　ジャニーズのグループは当然外見が良いことは当然ですが、歌唱力、踊りの巧みさ、アクロバティックなど、ファンを魅了する要素に溢れていたものです。

　その風向きを変えたのがスマップで、彼らがお笑い番組に携わることが無ければ、その後のジャニーズを軸にしたバラエティは無かったのではないでしょうか。

　また、嵐の桜井さんとＮＥＷＳの小山さんがニュースキャスター、ＮＥＷＳの加藤さんは作家、嵐の大野さんは芸術個展を開催するなど、従来の枠に収まらない活動も目立ちます。

　言い換えれば、これらはジャニーズにとって、未知の世界の事柄であり、同時に彼らが

　「先駆けとして道を開拓した」

　という大きな意味を持ちます。

　今回の日本代表は、全て海外リーグに所属する選手だけで構成された、ある意味画期的な形です。

　しかし、それは奥寺と尾崎の時代から、先駆けとなった選手たちのおかげでもあります。

　釜本さんが今の時代に生まれていれば、間違いなくブンデスリーガやリーガでプレイし、得点王に輝いた可能性もあります。

　しかし、彼の現役時代はまだアマチュアの時代であり、西欧は遠い世界でした。

　キングがわずか１年の在籍とはいえ、ジェノアに移籍した１９９５年が分岐点とするならば、以後の２５年間は多くの選手たちが、批判と汗にまみれて道を開拓してきたわけです。

　今の代表選手たちにも、是非先達の存在に敬意を払い、自分たちも後輩のために何かを残したいと考えてもらえると嬉しいものですね。

勤務を終え、ドラッグストアに立ち寄ると

　勤務を終えて帰宅する途中、あるドラッグストアに立ち寄りました。

　僕はワゴンや見切りコーナーを見ることが好きで今日も覗くと、Ｐ＆Ｇの商品が半額で売られていました。

　中にはジレット（ジレットの剃刀はＰ＆Ｇが販売元です）の剃刀お得パックや、Ｈ＆Ｓの「コントロール」が本体、詰め替えがいずれも半額など、結構な内容でした。

　ただ、僕が見て切なくなったのが、東京五輪のマスコットが描かれた、ジレット製品が混在していたことです。

　Ｐ＆Ｇはアサヒビールやコカ・コーラと同様に、五輪スポンサーなんですよね。

　店からすれば、１年後に開催予定の五輪商品包装を、食材と異なり腐らないとしても来年まで持ち越すわけにはいきません。

　ただ、その五輪も無観客、開催を縮小するのではないかと、現段階では帳尻合わせに躍起と言う印象です。

　僕も休日申請が認められ、聖火ランナーが街中を走るところを見学する予定だったんですが、コロナウイルスの影響でとん挫してしまいました。

　今日のカメルーン戦は日本テレビが中継をします。

　大迫はこの一戦だけで代表を離脱し、ブレーメンに合流します。。

　それ以上に久保を筆頭に、五輪代表に召集されるであろう選手たちを、注意深く見たいものです。

　少なくとも久保に関しては

　「エメリはどうして彼を使わないのか」
　「レアルは激怒している」
　「クラブで最も重要な選手が干されている」

　と、その処遇が様々報道されていますが、かつてこれほど騒がれた日本代表選手はいませんでした。

　それだけ価値があるというわけです。