塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う、レオ・メッシの価値

2020-10-18 21:16:12 | 日記
 メッシが今夏、バルセロナを離脱する意思を表明した際、焦点となったのが

 「彼の主張通り、移籍の際に違約金は支払わずに済むのか」
 「それともバルセロナの意図する契約違約金が必要なのか」

 という点です。

 確か、バルセロナはメッシを獲得希望を表明した際は、860億円でしたか支払い義務が発生するという声明を出したはずです。

 ロナウドが2018年、レアル・マドリードからユヴェントスへ移籍した際の金額が442億円でしたから、およそ2倍の額が必要な形です。

 ロナウドからすれば、全くもって面白くない話でしょう。

 しかし逆に見れば

 レオナルド・ダ・ヴィンチやモーツアルトに匹敵する、世紀の天才であるレオ・メッシ
 その彼が1000憶円以下で契約解除可能ならば、安いものではないか

 という意見があってもよさそうです。

 僕は20世紀に生まれた選手の中で、地球規模で認知されている存在は、4名しかいないと思っています。

 サッカー ペレ
 ボクシング モハメド・アリ
 バスケット マイケル・ジョーダン
 F1 アイルトン・セナ

 メッシは間違いなく、この選手たちの後に続きますし、将来誰もが彼のプレイを見たことを顧み、そして後世に伝えるはずです。

 その彼は再度、バルセロナで挑戦を始めます。

 ただ、クーマンはむしろメッシを重用しないようにも思えますが、果たしてどうなるでしょうか。

 間違いないのは、メッシが引退した瞬間、アディダスは次の広告塔を早急に決め、アルゼンチン代表はこの希代の名手を、どうして最後まで活用できなかったのか、と頭を抱える点ですね。

 バルセロナ・ファンは、彼が残留したことに不快感と安堵感、どちらが強いのかも気にはなりますが。
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低年俸で勝つ痛快さ

2020-10-18 20:56:36 | 日記
 今季のメジャーリーグは、コロナウイルスの影響もありレギュラー・シーズンを60試合で行う異例の形でした。

 アメリカン・リーグはタンパベイ・レイズが優勝し、ナショナル・リーグはアトランタ・ブレーブスとLAドジャースの勝者がワールドシリーズに進みます。

 レイズはメジャーリーグの中でも、選手の総年俸が相当低く抑えられていると聞きました。

 NBAのように、サラリー・キャップを導入する一方で、

 「これだけの金額を、必ず選手に支払ってくださいね」

 という取り決めがある競技もあるんですよ。

 メジャー・リーグにはサラリー・キャップはありませんが、贅沢税とよばれる「ラグジュアリー・タックス」があります。

 強豪チームはラグジュアリー・タックスが他のチームに分配され、強化費用になることを理解したうえで、オールスタークラスを引き抜き、頂点を目指します

 逆に来季を目指すチームは彼ら、つまりオールスタークラスを放出し、若い選手、ドラフト指名権を
得ることで強化に励むわけです。

 ですからレイズのように、低年俸の選手で構成されたチームが優勝すると、金満十バレルチームに対しての風当たりは相当強くなります。

 2015年のカンザスシティ・ロイヤルズの優勝も、カンザス州という地方のチームが、明確な強化方針をもって優勝したことで、大きな話題となりました。

 サッカーでも、昨シーズンはセビージャがヨーロッパリーグを制覇し、アタランタがチャンピオンズ・リーグで8強に進出しました。

 彼らのようにサッカーでも、そこそこの年俸の選手を指揮官、ロペテギとガスペリーニが完全にまとめあげ、組織として一体化したサッカーを展開しましたよね。

 服装でも、お金をかけることがすべてではないと指摘されますが、野球とサッカーも同じと言えそうです。

 でも、ファンはドカンとお金を使って欲しいと思う存在でもあるのですが。
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僕が気になる「あざとい」という言葉

2020-10-18 20:43:43 | 日記
 松本まりかという女優について、僕は何の予備知識も持ち合わせてはいません。

 ただ、彼女が田中みな美同様に世間から「あざとい女性」と呼ばれていると最近知ったにすぎないのです。

 ただ、この「あざとい」という言葉を聞いて、これだ!と思いました。

 よく日本サッカーが世界と戦う上で決定的に不足している「マリーシア」という概念を、日本語に直すとこの「あざとい」が最適なのではないか。

 という点です。

 ずる賢い、小賢しいよりも「あざとい」の方が巧に立ち回る印象が強いと思うのですよ。
 
 よく勉強ばかりしてきた人間を小ばかにする風潮がありますが、僕はそんなことは無いと思います。

 東京大学に京都大学、西日本ならば立命館大学や龍谷大学、東日本ならば東京六大学など、名門と呼ばれる大学に入学できる学力があること。

 そして答案用紙に適切な答えを解答できることは、本当にすごい事ですよね。

 ただ、勉強が出来るという観点は、賢いという言葉を構成する要素の一つにすぎず、他にはジミー大西が描く絵画など芸術の部分のありますよね。

 「あざとい」というのは、相手の深層心理に巧に入り込むという観点から、僕には到底真似のできない芸当です。

 サッカーでは、試合序盤意図的に厳しいタックル、ショルダーチャージをお見舞いし、審判の笛が鳴る基準を確かめる瞬間があります。

 これもある意味「あざとい」のではないでしょうか。

 ずる賢い、小賢しいという言葉は、陰で相手を侮辱しているような、悪い印象を与えがちですが、あざといは実生活でもサッカーでも、

 立ち回りのうまさ
 言動のうまさ

 この2点を際立たせているように思えるのです。
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