塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポーツブランドが俳優に近づくとき

2020-10-02 18:24:54 | 日記
 サッカーに限らず、スポーツブランドは選手が靴やジャージにおける最高のプロモーションと認知していたはずです。

 しかし、近年はユーチューブやSNSの発達により

 ファンが最新スニーカーの出来栄えや履き心地を紹介する
 選手よりも俳優、歌手に履いてもらう機会を増やす

 という形が顕著になってきた気がします。

 実はナイキの礎となった初代エアー・ジョーダンは、ラッパーのLLクールJが履いていましたし、同じくラッパーのビズ・マーキーと2パックは

 前者がコンバースのウエポン
 後者がフィラのグラント・ヒル2

 を履く写真がCDジャケットにあったはずです。

 バッシュはともかく、サッカー・スパイクは街中で履くことができません。

 ですから選手の獲得とその活躍が要になったと言えますが。

 少し調べてみますと

 ル・コック 池田エライザ
 ヒュンメル 山田杏奈 鈴木仁など
 フィラ BTS

 というように、スポーツブランドがより競技目的ではなく、ファンに近いアンバサダーを望んでいることがわかります。

 特にフィラはBTSを「グローバル・プロダクト・アンバサダー」と言う形で、世界基準で広告塔の価値があると示しています。

 過去に佐々木希がアンバサダーでしたが、より市場を活性化すべきとアンバサダーを交代したのでしょう。

 これらは各ブランドの公式ホームページの記載を参考にしたものですが、それでも根幹となるのは

 自社の理念を具現化できる選手を見つけること
 その選手といかに付き合ってゆくべきか
 契約が切れた際、迅速に後釜を見つけられるのか

 という、競技にあるのは今後も変わらないのではないでしょうか。

 プーマがネイマールと「気まぐれ」な王様に年間31億円支給しているのも、プーマが選手としての資質を信じているためです。

 しかしバロテッリが広告塔としての価値を下落させている現状、マルセイユ戦で確認できた振る舞いは、プーマ陣営にとっても見過ごせないはずです。

 それはセレソンのチッチ監督にも同様でしょうがね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕が思うジュビロが描く遠藤の起用法

2020-10-02 17:28:13 | 日記
 サッカー批評ウエブを閲覧したところ、遠藤のジュビロ移籍は突然の出来事なのですが、水面下では今夏、様々な動きがあった様子です。

 ジュビロにはクラブと代表でその個性を知る、今野泰幸の存在が大きいと記事にはあります。

 僕はそれ以上に、お互いの実力を誰よりも認めている

 「中村俊輔がジュビロに在籍経験を持つ」
 「J2ではあるが、過去幾度も優勝経験を持つ」

 という2点が大きかったと想像します。

 新監督となる鈴木さんは3-3-2-2、俗にいう「Nボックス」で戦った過去を持ちますし、遠藤を3のセンターに置くのではないでしょうか。

 3-3-2-2ならば、2トップと彼らをサポートするオフェンシブ・ミッドフィルダーと、前線には少なくとも4人のパスの受け手がいます。

 アンドレア・ピルロがユヴェントス在籍時、やはりアントニオ・コンテが3-3-2-2に布陣を変更したのも、このイタリア代表の力が不可欠。

 と考えたためでしょう。

 逆に宮本監督は

 ここが遠藤から離れる最良の機会
 いつまでも40歳の彼が主役であってはならない

 と考えたのではないでしょうか。

 当然、ガンバファンは遠藤が再度、黒と青の縦じまのジャージを着てほしいと思っていますし、ジュビロ・ファンは遠藤の加入が上位進出の要因になることを期待します。

 基本はレンタル・バックの形ですが、今冬彼の去就は、Jリーグ最大の話題になるかもしれません。

 少なくとも、遠藤ほどの名手がJリーグに留まり続けたことは本当に特筆すべきことで、だからこそガンバファンのやりきれなさが浮き彫りになります。

 堂安や食野のように、時代が時代であれば海外に移籍していたでしょうからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠藤保仁、ジュビロへの移籍を決断

2020-10-02 17:06:48 | 日記
 遠藤保仁がジュビロ磐田に移籍する形となりました。

 ファンの声を聴くと

 「ツネとの間柄が思わしくないのではないか」
 「矢島にはまだ荷が重い」
 「ヤットの事は好きだけど、40歳の選手を主軸におけないツネの気持ちもわかる」

 と様々ですよね。

 在籍20年、J2降格、リーグ優勝、アジア制覇に2014年の3冠と、彼がガンバの歴史を背負ってきたことに間違いはなく、だからこそ、ファンも

 「今回の遠藤の決断をどう考えるべきか」
 「レンタル終了後、彼は再度戻ってくるだろうか」

 と苦しい胸のうちなのでしょうね。

 むしろ移籍を表明した遠藤本人が、一番落ち着いている点です。

 彼は現役が続けられるのであれば、クラブはガンバでなくても良いと考えているようで、その観点が凄いと思えます。

 それは二川や橋本の事例もあるのでしょうし、彼自身が京都パープルサンガ(当時のクラブ名)と横浜フリューゲルスに在籍経験を持つこと。

 つまり、ガンバの生えぬきではなく、移籍はそれなりにしやすい形になった、と言う点でしょうか。

 逆に50歳を超えてもJ1で戦えるだけの体調、筋力と持久力を備えるキングの凄さが改めて分かります。

 間違いないのは遠藤はアンブロが全力で支え、プーマもまたキングと共に歩む、と言う点ですかね。

 ジュビロは監督交代により、現在J2の12位から何とかして巻き返しを図ろうとしています。

 新監督となる鈴木政一氏は新潟では成績が振るいませんでしたが、長野パルセイロ時代、その適格な指示で当時の薩川監督がものすごく頼りにしていました。

 その分析力がジュビロを助けるのかどうか、遠藤をどう用いるのかジュビロの関係者も気がかりではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あったか肌着を洗ってみました

2020-10-02 11:41:32 | 日記
 今日は天候に恵まれたので、一昨日購入したアンゴラ混のあったか肌着をおしゃれ着洗剤で洗ってみました。

 注意書きに「陰干し」と記載があったので、陰干しにしています。

 この洗濯で肌ざわりがやさしくなると、とてもありがたいのですが。

 これからどんどんと気温が下がり、欧州も日本も観戦が難しくなります。

 特に今冬は

 「インフルエンザとコロナ・ウイルスというふたつの病原菌に注意」
 「インフルエンザ・ワクチンの確保がどうだろうか」

 という難しい決断もあります。

 阪神タイガースの選手たちがコロナ・ウイルスを防ぎきれず、発覚後に行われた神宮球場でのスワロース戦、ファンは致し方ないと感じていたようです。

 日本代表はカメルーン戦とコートジボワール戦を、代表初となる全ての招集選手が海外リーグに在籍という形となりました。

 これはJ1から選手を選出すると、2週間は隔離されるという措置があるためで、森保さんも久々の采配に緊張しているかもしれません。

 アディダス・ジャパンからすれば、ようやく代表の活動が軌道に乗り、新しくデザインしたジャージの露出が、今年初めて出来ると感じていると思います。

 ワールドカップ予選、五輪、欧州選手権が2021年に棚上げされた格好、来季は選手たちにとって飛躍の年になるのか、疲労で体がもたないのか。

 今から少し心配になってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする