塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ル・コック、南アフリカ代表と契約する

2020-10-08 00:30:58 | 日記
 日本代表と対戦するカメルーン代表は現在ル・コックと契約しています。

 そして南アフリカ代表もナイキからル・コックに契約を変更しました。

 (専門サイト ユニ11より)

 また、スコットランド・リーグのクイーンズ・パークはアドミラルが支給しており、改めてナイキやアディダスの隙間を駆け抜ける戦略が見受けらます。

 「ユニ11」によれば、クイーンズ・パークはスコットランド4部のクラブであり、当然知名度はありません。

 僕も最初はイングランドの

 「クイーンズ・パーク・レインジャーズ QPR]

 と混同してしまいました。

 実はQPRのオーナーであるトニー・フェルナンデス氏は、航空会社「エア・アジア」の創業者としても知られています。

 しかしコロナ・ウイルスで海外渡航がどの国でも難しく、「エア・アジア・ジャパン」は先日、事業停止を正式に表明しましたよね。

 ですから、QPRもアドミラルと契約しなおすことで、スポンサー料の増額を期待したのだろうかと、早とちりしてしまった形です。

 ただ、アドミラルの例はわかりやすいと言えます。

 ナイキやプーマ、アディダスのような大手も下位リーグのクラブを支援しているでしょうが、アドミラルのような中規模ブランドが契約数を増やすには

 小国リーグのスポンサーになる
 下位リーグのクラブを支援

 という方法は、確かに理にかなっていると思いますし、マクロンがその代表例ですよね。

 ル・コックがフィオレンティーナとの契約は終えましたが、南アフリカ代表と契約できたことは、名門としての在り方を再確認できた気がします。
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三船敏郎と中田英寿

2020-10-08 00:14:58 | 日記
 今月6日に最新号が刊行された、小学館の男性誌「メンズ・プレシャス」

 表紙を飾ったのは、今年生誕100周年を迎えた三船敏郎であり、

 「世界が惚れたその装いと生き様」
 「ディスカバー!三船敏郎」

 と銘打っています。

 僕は映画を見る習慣は無いのですが、確か塩野七生が著作の中で彼の代名詞「7人の侍」に触れていたと思います。

 「農民から約束された、腹いっぱいの米の飯は食べることができなかった」
 「しかし、一番大事なことは、サムライとしての誇りを取り戻すこと」

 こう語っていたと記憶しているのですが。

 僕はプレシャスが掲載した三船敏郎の佇まいを見ながら、中田英寿を思い出しました。

 彼が今でもイタリアで語り継がれ、ソン・フンミンのような名手が存在する今でも欧州で一目置かれているのは、何もローマでスクデット、パルマでコパ・イタリアを得たからではないでしょう。

 「日本人にはサッカーは無理」 
 「彼の獲得は、日本の市場が目当てだからさ」

 という偏見を痛烈に見返したこと以上に、僕たちに

 「日本人がサッカーでも活躍できる」
 「そうだ、戦後多くの日本企業が世界と戦うための勝負に出た」

 事を、両者(僕たちと欧州)に痛烈に思い出させたためでしょう。

 ペルージャの一員となって初めて迎えた相手は、王者ユヴェントスでした。
 
 もし仮に、彼がPKを譲らなければ(それが新参者としての遠慮という、ある種日本固有の奥ゆかしさのたまものなのか、定かではありませんが)。

 前代未聞、イタリアサッカーでもしかすれば初めてかもしれない

 「外国籍選手がデビュー戦でハットトリック」

 を達成したのではないかと思うのです。

 PKである以上、GKが死守することは当然あるわけですが、高い確率でキッカーに有利なのは目に見えています。

 多くのファンが譲ってほしくはなかったと思いましたよね。

 ローマでトッティと定位置を争い、パルマでは自身の個性とかみ合わない布陣に苦しみましたが、中田は一貫して迎合しませんでした。

 そこい彼が抱く「誇り」が見受けられます。
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